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名無しの首なし  作者: 無貌
第一章 初めての出会いは哀しき別れ、失われた彼は何を見る
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始まってすぐにボス戦とかいったいなんの苦行なんだ ん?何かのフラグか?

チョイ修正。

何時でもやれるように構えながらボーンソルジャーを中心に円を描くようにして動く。



相手もこちらに合わせて最小限の動きでこちらを正面にとらえるために動いている。

その様は先ほどまでと比べるべくもなく、明らかに意思を持って動いている。そう、感じさせるものである。

見た目もだいぶ変わった、その構えはこちらが何かの真似だとすると相手は本物だ!と感じさせるほど堂に入った物だ。目も先ほどまで空虚な眼窩であったのに今はその中に全身からほとばしらせているオーラと同じひかりを湛えそこからは視線すら感じる事ができる。

その視線からは先ほどまで感じた澱んだ殺意や敵意のようなものを感じる事が出来ない。そこにあるのは純粋な闘気?とでもいえばよいのか、明らかに前者二つとは違うものである。それ以外に感じれる事は喜び?だろうか。今目の前にいる者は戦える事を楽しんでいるように感じられる。


(その感情がどこから来てるかまでは解らんのだがな…。)

そう結論づけて思考を打ち切る。


さて相手の攻撃方法は自分と同じ素手もしくは脚なわけだが、どれほどのものか解らない。こちらは鎧であっちは骨、明らかにこちらの方が防御力は高いだろう。

だが、あっちは全身からオーラの様なもの迸らせている。

これがどういった効果を生み出すかが問題だ。経験ゲームから考えると攻撃力は上がっているだろう、だが防御を捨てている様子から防御力が上がるとは考えづらい。

では他に上がるのは、早さか。


まとめるとこちらは防御力では分があるが、相手は早さと攻撃力が上がってるから油断は禁物か。

(相手からしかけてくる様子はない…か。)

先ほどもそうだが彼は、待ち型の戦闘スタイルの様だ。

(だが虎穴に入らずんば虎子を得ずだな。)

それでもやるしかないわけだ退路などもとよりない。


 そう結論付けると同時に左足で地面を蹴り出し全身に速度という名の暴力を身にまとう。自分の現在重量(体重?)がどれほどあるのか知らないが、首がないとはいえ190cmぐらいある人型の金属の塊が軽く自動車並みの速度出す。簡単に言うと軽自動車突っ込んでくるのと同じわけだ。

これはどれ程の運動エネルギーかは考えるまでもない。

そしてそこから“当たれば”必殺のの攻撃力をこめたくろがねの拳を突き出す。

(たぶんこれは避けられるだろう…そして反撃を食らう。だがこの身体ならば耐えられるはずだ。)

これには相手の出方をうかが為の行動である。もし相手がゲームのボスのように必殺技みたいな攻撃を持っていた場合、そしてそれを避けれずに敗北した場合でも彼女はその情報をもとに行動方針をたてられる。今後・・の事を考えてもこの分の悪いかけは必要だと考えた。


ヴォンと、拳が風を切って音をたてる。


が、やはりそれを見越したように避け一瞬でこちらの懐に潜り込む。

そこから放たれたのは鋭いローキックであった。


(狙いは膝か。)それにギリギリ反応する。そしてそれに対するこちらの対応は明らかに人間の身体の構造では不可能な関節の動きで、膝の部分装甲を真横に向けるというものであった。

簡単に人間の体で表すと股関節の所から脚を回転させたという事だ。

ガ-ンッ!という音が当たると同時に響く。が、それと同時に相手はバックステップで距離を取ろうそする。こちらの反応のした事もしくは対応の仕方に驚いたのだろう。

(驚くのは互い様だ。どんだけ堅いんだその骨は。ひび一つ入っていないじゃないか。)


だが心境と裏腹にした行動は追撃だ。


 離れようとするボーンソルジャー?(既に戦い方がファイターだが…。)に追いすがる。

急接近と同時にジャブを数発放ちながら態勢が崩れそうだと思ったら。フックを放つ。

相手はそれらの攻撃をかいくぐりながら様子をうかがっているようで、こちらがフックを放った瞬間それを予測していたように避けお返しとばかりに鎧の隙間を狙って抜き手を放ってきた。

(うまく誘導されたか!)

そう思うと同時に後ろへ跳ぶ。


 そうすると今度はこちらの番とばかりに追い打ちをかけて来る。隙の少ない連続攻撃を放つ。そのどれもが鎧の隙間を狙おうとしている、装甲の強度があちらにも脅威である証拠だ。

その攻撃の一つをなんとか左手でパリーすると、今度はその力を利用しての右方向からの回し蹴りを放ってきた。さすがに避けきれないので右腕でそれを受け止める。

そこまでは良かったのだが、この蹴りが異様にい。こちらの力を利用しただけでは明らかに出ないような力である。

(攻撃にも何かしらのスキルがあるのかこいつは)と、忌々しく思いながらも脚力を利用した掌底をいれるが、相手のオーラの様なものに当たった瞬間こちらの運動エネルギーが阻害される。

感触としては少々重い水に手を突っ込んだように感じた。

それでも相手をを吹っ飛ばす程度の威力はあったらしく3メートル程吹っ飛んだ。

(感触としてはここまで飛ばないはず、自分から跳んでダメージを減らしたのか。やれやれ中々どうして上手くいかないものだ。)

そう思いながらも構えなおす。


が、相手は構えなおさない。

そして全身を小刻みに震わせ始める。(笑っているのか?)と、思った次の瞬間、

爆発でもしたかのようにオーラと魔力の量が増える。


肌が(皮膚なんて無いが感覚として)しびれるような感じがする。これが本気という事なのだろう。

(第三段階か、HPが一定量減ったからかそれとお何%以下になったからか。どちらか解らんがまだ強くなるのか。)軽くうんざりしながら考える。

(いや、意思があるのだからそれに準じただけかもしれないな。)


彼が踏み込むと同時にこちらも踏み込む同時に接近しその右手をかたく握りしめる。


そして攻撃範囲に入ると同時に両者その持ちうる全ての運動エネルギーと己の力を込めた拳を繰り出す。


バカーン!!という響く音とグァシャーンという音ともに複数の何かが地面に落ちる音がほぼ同時に鳴り響く。


端的に表すと私は胴体の装甲が少々へこんだ。これまで攻撃を受けても傷一つ付かなかったこの鎧をへこませたのだ相当に力だったのだろう。


それと比べるとボーンソルジャーは骨がバラバラになって吹き飛んでしまった。が、それぞれ結合部分がバラけて吹っ飛んだだけのようだ。また立ち上がりそうだが、口には出さない。


 灰夢が駆け寄ってきて

「今度こそやったわよね!」と言った。その様子から暗殺スキルは解除しているようだ。

(せっかく回避できそうだったのにな…。)と思いながら。私も挑発スキル解除して答える。

「だからそれはフラグだとさっきも言ったと思うが。」

「そのふらぐって何?」「そこからか。」

「フラグっていうのはな、つい口にした言葉が事象に干渉してある程度の法則性を持って世界変えてしまう事だ。」


「そんな事起こるの?」

「よく見ておくといい。フラグの力を。」

「それでさっきあたしの言った言葉は何を引き起こすの?」と半信半疑と言った顔で訪ねてくる。

「見ていれば解る。」

そう言って吹き飛ばしたボーンソルジャーの方を指さす。


するとその言葉を待っていたかの様に骨が小刻みに振動し始める。

その様子をポカーンと口を開けてみている。( ゜Д゜)

そのままこっちを向く。(゜д゜)

「おいこっちみんな。」「ヒドイ!」

「すまん条件反射だ。」「どんな反射だ!!」


それからそれぞれの骨が宙に舞う。


「エェェェエエエエ!!」「そんなに驚く事か?」

「だって骨が宙を舞ってるんだよ!?非科学的じゃない!」

「さっきまで歩いて走ってたじゃないか。それに…」「それに?」

「私たちも言えた義理じゃないからな。」

「うっ。」


そして宙に舞っていた骨が一か所に集まり脚の方から順に組み上がっていく。

「どこの合体ロボットだよ。」

「もう驚き疲れちゃったわ。」

「まあ、がんばれ。」グッb

「グッじゃないわよ!その驚きの大半がクロなんだから自覚持って。」

「そん事言われてもな…。」


そんなくだらない事を話していると最後に頭を首の上に手で載せ目に明かりがともる。


「また最初からか…。」「……そう。」

(ん?ああ、スキル発動したのか。それじゃこちらも)


「倒し方解るまで延々と倒し続ける、とかは勘弁してほしいなぁ。」

(倒し方解るまで延々と繰り返すのはいやだな。)


「そう…ね。それは…厄介。」(そうね。それは厄介そう。)


「意思があるなら話し合いの一つでも出来りゃいのだがなぁ!」

(意思があるなら話あいで解決したいものだ。)


と相手にも聞えるように言ってみた。が、


「やはりそちらにも意思があったか!」

と、返されるの予想外だった。そのため反応に遅れると、


「わしはお主と満足いくまで戦えたでのこの世とはおさらばじゃ!」

「それでおぬしらに訊きたい事があるんじゃが、成仏するにはどうすればいいんじゃろうか?」


その問いかけに対して


「知るかそんもん!!」


と、反射的に答えてしまったのはしかない事だと思う。

三人目です。

感想待ってます。

レビューなんかも書いてくれると嬉しいな~。(チラッ

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