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なぞの男VSクロウ


「待ちやがれ!!!!!」

俺は叫びながら、短剣を盗んだ男を追っていた。俺に足でかなうと思うなよ!!

すぐに男に追いついて、俺はとび蹴りをぶつける。男は蹴りの勢いで吹き飛ばされ、石のようにゴロゴロと転がった。さて盗んだもの返してもら…!?


なんと男だと思っていたやつは、美少女!青髪のショートヘアに青い瞳。そのうえ体格は…


ブハァ!!!

鼻血と一緒に俺は倒れてしまった。大の字状態になり、意識が保てなくなった…。






「うはぁ!!!」


いそいで俺は起き上がって、周りを見渡す。誰もいない。

俺は下を見ると、ベッドの上に寝ていたことが分かった。しかしさっきの美少女…


ブハァ!!

考えるだけで血が…。すると、ギィィと音が鳴った。なんだ?誰か入ってきたのか?

すると先ほどの美少…女性が歩いてきた。ていうか、旅の最中に何回くらい美少女って思っているんだろう。そんなことはどうでもいいとして…俺はとりあえず、盗んだものを返すようにと頼んだ。

しかし、俺の言葉を聞かないどころか、俺の顔を見るのを避けるように顔を赤くしていた。すると突然、女性が話しだした。


「あの…見ましたよね…私の…えっと…その………はだ」クロウ「すいませんでした!俺は事故であって、決してそういう展開を期待したわけではなくてですね、そもそも俺はあなたが短剣を盗むのが悪いと考えて思ったら、あなたのその体を見たくらいでそんな風に思われても…あ。」


………

言ってしまった!!!体見ちゃったって事を!!!

まさか、黒いローブの中は何も着ていないなんて…トホホ。


すると女性がまた話しだした。


「や、やっぱり見たじゃないですか!!嘘つき!!」

「だからあれは事故であって、あなたの体を見ようとしたという欲望というものはなくて、しかもあなたが女とは知らなかったので、結果的にはあなたが短剣を盗んだのがわるいってことであって…」


女性はそのまま顔を赤くしながら、ローブをギュッと押さえながら後ろの壁まで下がる。


「た、たしかに私はあなたの短剣を盗みましたけど…その……やっぱり女の体を見るという事は酷いことです!」

「だったら、なんで服を着てないんですか!!」

「そ…それは…お金がないから……う、嘘です!」

「嘘!?」


さっきから全然話が合わない!!!





そんな話が結構長い時間続いた。











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