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ラリーの短剣となぞの男

町とか行ってすられたら、間違いなく追いかけますね…


船は三日ほど後悔を続け、やっとウェポン島に着いた。

さっそく俺は船を降り、町の入り口を見る。


周りの店には武器屋が多く、あっと驚かせられた。

さすが武器の町って事はあるな…さてとこの町で金稼ぎをするか。

俺が早速町に向かおうとする。すると船から急いでラリーが降りてきた。


あわてながら俺の所に向かってくる。

一体どうしたんだ。そんなに慌てて…


「私も連れてって。私もクロウみたいに戦えるように武器を買いたいの。」


オイオイ、それはお前の意見だろ。

それに金も温存しないと…


だが俺はそんな自分の意見を払い、ラリーと一緒に町を回った。







町の中を見てみると、ほぼ武器屋で埋めつくされていた。

そういえば俺はラリーに何を買うのかまだ聞いてなかったな。

俺がラリーの方を見る。


「ラリー、お前買いたい武器って何だ?」


するとラリーは満面の笑みで、


「ロケットランチャー♪」


………

俺はラリーの頭をぐりぐりする。

ラリーはそのまま俺のぐりぐりからさっと逃げる。


「痛いよ!何するのよ!」


「高すぎるわ!!せめて拳銃とかにしろよ!!しかもバズーカなんて危なっかしいからやめろ!!」


ブーブーと怒りながら、俺はそのままラリーと店を見ていく。


しばらくして、俺はある店で止まる。そこは大剣などが売られている武器屋だった。

だだをこねていたラリーが俺の所にくる。


「あー、ずるい!クロウ持ってるじゃん。大剣!」


「違うって、ラリーのためにちょっと見ているんだよ。」


っほ…

ラリーはほっとしたように俺を見つめていた。

やめてくれ。そんなうれしそうな目で俺を見ないで欲しいんだが…


でもやっぱ無理かな…あいつこんな重たいもの振り回せないだろうと思うし。

すると、店の男が俺になにかを差し出す。

白い鋭い短い刃の短剣だった。え、これは一体。


「その子を見てたら、ワシの娘にちょっと似ていたから…な。」


おっさん…ありがとう。

俺はおっさんと手をグッと握り締める。

するとラリーは俺が早速渡した短剣を振り回す。


「えい、てやぁ、とぉう!」


幼すぎるぞ…てゆうか最初出合ったときとずいぶん違うな…

だがすると突如、ラリーが持っていた短剣が消える。

俺は消えた方向を向く。黒いローブで全身を隠した男がいた。



すると、男はそのまま逃げていった。

俺は走る体勢を取り、走り出す。



「待てゴラァアア!!!逃げられると思うな!!!」




キッド「へくちっ!」


水夫「大丈夫ですか~?船長。」


「くしゃみだから大丈夫…へくちっ!」


そのころキッドたちは船を出すための準備をしていた。

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