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沙羅の気まぐれ短編集。

あの日のナミダ

作者: サラ

始めて詩を書きました。

なんか、自分で書いてて胸がきゅうってなりました。

挿絵が入ってるはず。

自分で描きました。

ではどうぞ。





――――――ずっと分かっていた。



アナタはもう帰ってこないということ。



でも、心のどこかでアナタに会えるかもしれないと



少し、期待はしていた。



けれど、やっぱりあなたは帰ってこない。



「いつかきっと会えるから」。



嘘つき。



白いカーテンがゆれる窓辺。



本当なら、アナタが走っているのが見えていたハズの窓辺。



――なんで?





なんでアナタがいかなくちゃならなかったの?



まぶたを閉じる。



顔を真っ赤にして怒ってるアナタ。



大声で泣いているアナタ。



最後はアナタの笑顔。





――会いたいよ……。



暗く長いこの道。




アナタなしでは歩けない。



もう、泣いちゃいそうだよ。



ぽたり落ちた私のナミダ。



次から次へと溢れ出る。






――お願い、誰か止めてよ……。



その時、ふわり。



温かい風が吹く。



『泣かないで』。



そう言っているようだった。



さわやかで、心地よい風。



――ああ。この風は……



私は。



私は心が軽くなったのを感じた。



きっと、アナタが悲しい気持ちを私の中から連れ去ってくれたから。






キラリ、光るしずく。






『――――――大好きだよ。』



そう聞こえた気がした。



風は、遠く、遠く飛んでいった。



私は、その風に聞こえるように言った。





挿絵(By みてみん)

「私も大好きだよ」

この詩の「アナタ」が、クラスの男子になってしまう……。

読んでいただきありがとうございました。

また気が向いたら書いてみようかと思います。

感想、レビュー等お待ちしております。

では。

byサラ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白いですね [気になる点] ――――――ずっと分かっていた。 は ――ずっと分かっていた――。 にした方がよいのでは? [一言] 僕の小説 『関西弁の天使』 も読んで感想書いてくれ…
2011/10/27 19:58 退会済み
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