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さくらシュレッダー  作者: ひろーら


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第4話 敵なの?味方なの?だれ?

登場人物紹介

剣城さくら  剣城道場の一人娘

三崎すずり  さくらの仲間

丸橋りりあ  さくらの仲間

伊集院ちなみ 謎の剣士

剣城雲龍   剣城流剣術の師範、さくらの父


*登場する名称は全てフィクションです。

「おい、やっちまえ!」

「さーて、ちょっと相手しちゃおうか、すずり、りりあ。」

「まあ、仕方ないですね。」

「よっしゃ、やるかい。」

チンピラ達は全員で襲いかかる。

「はっ、峰打ちよ。」

さくらは次々に倒していく。

すずりとりりあも峰打ちで倒す。

「こっ、こいつら...強いじゃねーか。」

「逃げろ~。」

チンピラ達はいなくなった。

「やれやれ、しゃーないヤツらだね。」

「まあ、どこにでもいるんですよね。」

「まったく、なんだろうね。」

「さて、宿でご飯にしよっか。」

「さくら、ご飯のことばっかりだね。」

「すずり、さくらはそう言うヤツだよ。」

「何よ、すずりもりりあも私がフードファイターみたく言っちゃってさ。」

そこに誰か来た。

「3人とも仲良しさんですね。」

「誰?」

「これは申し遅れました。わたくしは伊集院ちなみと申します。」

「そのちなみさんが、何か用ですか?」

「あなたは剣城さくらさんですね。ならば、わたくしがあなたを倒すしかないですね。」

「えっ、私を倒すの?」

「そこのお二人様は手出し無用にお願いします。例えさくらさんに何があろうとも。」

「すずり、りりあ、何か分かんないケド、1対1の勝負したいみたいだから、助太刀無用だよ。」

「承知しましたわ、さくら。」

「了解したよ、さくら。」


さくらは構える。

「さて、ちなみも構えなさいよ。」

ちなみは構えず立っている。

「何で構えないのよ。」

「さくら、本当の強さは構えではありませんよ。」

何なの...この人。しかし、強いのは分かる。

「行くわよ!」

ちなみに斬りかかるが...当たらない?

「ちょっと、避けてばかりじゃ勝てないわよ。」

「さくら、あなたは何故勝ちにこだわるのですか。」

「負けたら終わりじゃない。」

「そうですか、なら今負けたらあなたはどうします?」

「私が負けるですって?そんな訳ないじゃない。」

「ならば仕方ないですね。必殺!ちなみストライク!」

なっ、ナニ?!

「くっ...、やるじゃない...。」

「さて、さくら。まだやりますか。」

「あなた...何者よ...。ワルには見えないケド...。」

「では、宿屋にてお話しましょうか。」


宿屋、さくらの部屋。

「それで、ちなみは何者なの?」

「私は元幕府の隠密調査部隊を率いていました。」

「隠密調査って...。」

「将軍暗殺は内部の反乱なのです。その後混乱を起こし世の中を混沌とさせました。」

「何でそんなことを...。」

「反乱者による新たな支配を目論んでいるのです。あなたのお母様を惨殺したのもお父様を腑抜けにする為。指南役の雲龍様は脅威だったのでしょう。」

「母上を...。」

「真の悪は老中の中にいます。さくら、あなたはこのラスボスを倒す必要があります。」

「何で私が?」

「今の剣城流剣術の師範はあなたです。悪の老中を倒せるのは唯一剣城流だけなのです。」

「じゃあ、何で私を倒そうと...?」

「私はかつて指南役雲龍様と仕事をしたことがありました。雲龍様はあなたの素晴らしい素質を分かっておりましたが、唯一の弱点も承知していたんですよ。」

「私の弱点...。」

「あなたは強い。並の相手なら負けることは無いでしょう。しかし、真剣勝負に無敗はありません。負け知らずでは真の強者にはなれないのです。」

「父上...。」

「雲龍様はわたくしに、あなたに負ける体験をさせ、より強い剣士になるよう託されたのです。」

「ちなみ...。」

「我々の同志は既に各地で狼煙を上げております。さくら、あなたはそれらの者と協力し悪の老中を倒すのです。」

「ちなみはどうすんの。」

「わたくしにはまだやることがあります。あなた方3人で敵の根城に向かうのです。」

「ちなみは一緒に行けないの?」

「さくら、わたくしには新幕府に関する任務もあるのです。ラスボスを倒しても幕府が機能しなければワルの時代は終わらないですよ。いずれ共に戦う時は訪れます。」

「分かったよ、ちなみ。私もちょっと強いのに酔っていたのかもしれない。確かに負けた時の気持ちを持ってないとより強くなれないもんね。」

「これで雲龍様との約束は果たされました。わたくしはこれから次の仕事に向かいます。さくら、敵は狡猾です。くれぐれも油断をせぬよう気を付けて下さいね。」

「ありがとう、ちなみ。」

「すずり、りりあ、さくらを頼みましたよ。ではわたくしはこれにて。」

ちなみは出て行った。


「さくら、ちなみって伊集院って言ってたよね。」

「そういや言ってた。」

「おいおい、伊集院家って...。」

「りりあも知っての通り、かつて伊集院の者は代々幕府の中枢で政を司る3家の1つ。3家とは剣術指南の剣城家と後...。」

「まさか...ラスボスって...。」

「代々老中職を出していた闇柳家。将軍は老中闇柳忠勝の差し金でやられたのかも。」

「闇柳ってワルそうな顔してっからな。」

「まあ、顔つきは兎も角、ただの老中では権力は無いからね。野望持ってたんじゃないかな。」

「すずり、りりあ、私はやるよ。母上の仇とかもない訳じゃないけど、こんな世の中終らせたいよ。」

「そうね、さくらの言う通りだわ。」

「それじゃさくら、行きますか!」


第5話 予告

ワルの巣窟タナガヤ砦。今ここに立ち向かう2人の剣士あんなとまひる。さくら達3人は協力し、砦を粉砕出来るか?

次回 「なによ、あの砦」

さあ、ラスボスが見えて来たね。

さくらチーム、次回も大活躍...かな?

ではまた。

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