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生活保護受給者になりました  作者: 猫の下僕


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仕事から帰宅後の衝撃

夫は大の病院嫌いなのと亭主関白気味なので先に納得しないと暴れる可能性があったんです。

夫と私の年の差は10歳あり、私と入籍した時には夫の子供2人はそれぞれ自立しています。


年の差もあり、子作りに関しては話し合った結果、授かりものなので妊娠すれば産むが、妊活はしないという結論になりました。


これは私個人の価値観なので、不快に思われたら申し訳ありませんが「私が40歳がタイムリミット」それまでに妊娠しなければ子供は諦める。

理由としては事故にでも合わない限り夫が先に先立つのは明白なので、私1人で働きながら子育てする経済力と根性が無いと判断しました。

そのタイムリミットは過ぎてしまいましたので私の実子は居ませんが、猫が私の子供です。


そして、夫の子供達と言う表現になってしまいますが、仲が悪い訳ではないです。夫と元奥さんとは子供達が高校卒業するまで暮らしていたそうですが、中2の時には離婚していたそうです。

成人した2人に母親面する気がないというのが本音ですね。2人を育てたのは元奥さんなので、夫の子供達には後妻という私を受け入れてくれた事に感謝こそすれ親戚か近所のおばちゃんくらいの距離感で居るつもりです。正直、孫が出来た時には「これでやっと家族になれる!」って堂々と孫を可愛がれるのが本当に嬉しかったです。


簡単な説明になりましたが、上記からの流れで分かる通り2人暮らしで、猫飼いです。



当時は夫は自営業で、私は看護助手として共働きしていました。

病棟の看護助手なので、シフト制になります。カレンダー休の夫と、土日出勤当たり前の私の休みが被るのは月に1〜2回くらいでした。

上司(シフトを作る)が変わってからは4ヶ月連続で土日に休みがなく、予定は無いけど土日のどちらかに希望休を申請するようにしてました。


そんなある日の日曜日、私が仕事から帰ると夫の様子がおかしかったんです。

いつものように休みはお気に入りのハンモックに揺られながら呑むのが夫が1人の時の休みの過ごし方。


「ただいま」

と声をかけるも、夫は目が虚ろで呂律が回らず、明らかに左半身が動いて居ない。


「絶対、様子おかしいから救急車呼ぶよ」

「救急車は呼ぶな風呂に入ったらよくなる」


今、思えばこの時に無視してでも救急車を呼ぶべきでした。医療従事者でなくてもきっと、救急車呼ぶと思います。

心の中で現実が受け入れられなかったんです。

「今、救急車呼べば後遺症は少なくて済むはず」という自分と「夫がそう言うなら少し様子を見よう」という自分がせめぎ合って動悸が凄かったです。


何度も「救急車呼ぼう」と声をかけても「救急車呼ぶな」と言う夫

時間だけが過ぎていき、気づけば日付が変わってました。


翌日も、出勤。このままの状態の夫を置いて出勤出来ない。

その時になってやっと職場(病院)に相談すればいいんだ!と気付き、夜勤の看護師さんに相談の連絡をしました。


「それはいくら本人が嫌って言っても今直ぐ救急車呼んだ方がいいよ!明日の仕事の事はこっちでなんとかするから心配しないで」


今でもこの看護師さんに感謝してます。

背中を押して貰ってやっと救急車を呼ぶ事が出来ました。




当事者にならないと分からない事があると改めて実感出来る出来事でした。夫の言う通り、ちょっと休めば良くなるかも知れない…って目の前の現実を受け入れられなかったんです。

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