表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

第一話:騎士団長アラン登場

第一話完成だよっ♪

ある程度文章を付け足してみたんだっ。

初めて読む人には関係ないかな?

ここはガイア星の中でもかなり栄えている国――ナイトランド。

優秀な騎士達が集うこの国は、国王のランドの下、平和な日々が続いていた。

しかし、大悪党とまでは行かなくとも、チンピラ程度ならどこの国にもいる。

この国も、その例外ではなかった。


バル

「ようよう、ねーちゃん!金目のもん全部置いていきな。ヒャッヒャッヒャッ!」


ベル

「兄貴に逆らわないほうが身のためだぜ!?」


ドル

「そ、そうなんだなぁ!おとなしく言うことを聞くんだなぁ!」


こんな非道なことをしているのは、城下町ではちょっと有名な悪徳三兄弟――バル、ベル、ドルだ。

盗賊ギルドに所属する彼らは、ボスの名で人々を恐怖させ、こうして脅している。

盗賊ギルドのボス――ウルフは、“独眼のウルフ”という異名で恐れられており、町の兵隊達も怯えて手が出せない状況なのだ。

しかし、そんなときだった。


アラン

「おい!お前達!この国でそんなことをしていいと思ってるのか!?」


女性が聞いたら誰もがうっとりしてしまうような、とても凛々しい男の声。

三兄弟が驚いて振り返ると、そこには一人の男が立っていた。

立派で頑丈そうな鎧を纏い、赤と黒のマントをつけている。腰には小振りの斧――トマホークが二本挿してあり、漆黒の双眸からはとても強い光を感じられた。

明らかに町の兵隊ではない。


バル

「な、なんだテメェ?喧嘩売ってんのか…?」


その姿に驚きつつも悪態をつく。

しかしその声に覇気はなく、若干震えていた。


アラン

「だったらどうする?」


そんなバルに対し冷静に問い返す男。


ベル

「あ、兄貴!こいつなんかやばそうですぜ!?ここは逃げましょう!!」


バル

「う、うるせぇ!おりゃあ!!」


完全に怖気づいているベルにつまらない見栄を張り、腰に挿したナイフを引き抜く。

そして、大声を上げながら切りかかってきた。


サッ


男は身体をひねるだけで軽々とかわした。そして、


アラン

「やれやれ。どうなっても知らないぞ?」


男はそう言ってヘルムを閉じた。

そして、次の瞬間には、


ドカッ!!


即座にバルの背後に回り、その首筋に手刀を叩き込んだ。

バルは声もなくその場に倒れこむ。

あっけにとられているベルとドルに向かって、男は言った。


アラン

「我はナイトランド王国騎士団長アラン!この国で悪事を働くものは、我が成敗する!!」


男の正体は町の兵隊とは比べ物にならない実力を持つ、この国に誇る騎士団の団長、アランだった!

その名を聞いた二人は、青ざめた顔で一度お互いの顔を見合わせると、バルを抱えてピュー、と逃げ出した。


アラン

「逃げ足だけは速いな。…さて、城に戻るとするか。」


アランは町の人々の歓声を浴びながら城へと戻るのだった。






その頃、とある惑星では……


???

「ついにこのときが来た!今まで散々粘っていたようだが、この因縁の対決、我々の勝利だぁ!!」


いったい何が起こるというのだろうか?

戦士達の戦いが、始まろうとしていた。

今回は主人公、アランの登場の話でしたぁ♪


アラン

「ナイトランド国騎士団長のアランだ。よろしくな!」


次回は敵の登場だよ。

アランにはつらい話かな……。

じゃあねぇ♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ