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パラレル世界集

【完結】死にぞこないの猟犬は世界を知る

作者:うどん
この世界には、神が存在する。
御伽噺のように空想の存在ではなく。
ハッキリと存在して、この地上に住む命を管理していた。

神は己の世界で生きる命全てを正しき道へと導く――が、例外はある。

突如、世界中で発生した異常現象。
目に見えないウィルスのようなそれは、この世界に住む人間にだけ感染する。
それは、人間たちに強い影響を与えてその体を”変異”させるものだった。

身体に対して目に見える変化はない。が、一度感染すればこの世界を蝕む”毒”となる。
温厚な動物を狂暴化させて、植物を腐らせてしまう。
そうして、土地を汚染し、美しい世界の秩序を崩壊させていくのだ。
時間が経てば経つほどに、周りに与える影響は強まっていく。

神はその存在たちを危惧し、人間たちに任務を与えた。
それはこの世から、自分の管理下から外れた感染者たちを――抹消する事だ。

感染者たちを人々は――異分子《キャンサー》と呼ぶ。

異分子に人権は存在しない。
異分子が他の人間のように自由に生きる権利はない。
”俺たち”は死ぬまで管理されて、死ぬまで苦痛を強いられる。

これは、死ぬ事が出来なかった猟犬の物語。
俺という世界にとっての癌が――本当の自由を手に入れるまでの話だ。

【2024年09月20日 08時13分 完結しました】

※カクヨム様、ハーメルン様でも掲載しています。
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エピソード 201 ~ 230 を表示中
200:嵐の前の夜
2024/08/29 20:51
214:時よ戻れ
2024/09/10 19:12
220:力の根源
2024/09/14 19:17
222:二人で一つ
2024/09/16 09:40
エピローグ:人間たちは世界を知る
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エピソード 201 ~ 230 を表示中
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