表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ


『自宅警備員』



それは全ての人間が羨む職業である

中には職業じゃないと発言する愚か者もいるのは事実だが、それは間違いだと断言出来る。


何故かって?それは言わなくても分かるだろう。

しかしながら、それでも分からないと言う愚か者も存在する。

だから分かりやすく今一度説明しようと思う。

面倒臭いけど。


ニートは基本、自宅から出ない。

いや、正確には自室から出ないと言えば正確だ。

つまり24時間自宅に存在すると言う事。

現在の世の中、色々な事件が多発しているのは皆も知るところだろう。

外に出れば、事故の可能性も少なからず発生する。

それだけではない。何かしらの事件に巻き込まれる可能性すらある。

そして少しの間でも外の世界に出ていると、自宅が無防備になるのも問題だ。

最近では空き巣などの被害に遭う家も多く確認されているのも事実。

だからこそ、俺はその可能性を無くす為に体を張って自宅警備をしているのだ。

褒められて当然の職業をしているのにも関わらず、それを世間の愚か者達は理解を示さない。

それどころか、ゴミを見るかの様な視線を向けながら『ニート』と吐き捨てる。

そんな世界は俺が本来居るべき世界ではない。

俺に相応しい世界が何処かに存在している筈だと心の中で夢見ていた。

そしてその夢は眩い光と魔法陣と共に唐突に訪れたのだった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ