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小さな恋心  作者: 華帆
10/14

10:行かないで…

更新遅れてしまいました´`  すみません´`

それから私は、毎日図書室に通っていた。

近くにいるだけでもドキドキするのに、お話までできちゃったら……死んでも良いぐらい!!

そんなルンルン気分で、今日も図書室に行った。

ガラガラガラ

中には誰もいなかった。

いつもなら、私より先に来ているはずなのに……。

とりあえず、私は数学の教科書とノートに、筆記用具を出した。

今日の宿題を進めていく。

あっ、ここわかんない……。

先輩が来たら教えてもらおっ♪

ガラガラガラ

「───!」

新垣先輩が来たと思い、椅子から立ち上がると、扉から出てきたのは……

佐藤だった。




「佑介……ちょっと良い?」

伊藤凛が、真剣な表情で佑介に言った。

帰りの会が終わり、みんな色々な行動をとっていた。

ある人は部活の準備。

ある人は委員会の準備。

ある人は帰る準備。

など、様々だ。

その中で凛は、強引に、佑介を屋上まで連れていった。

「話ってなんだよ……」

凛のあまりの真剣な表情に、驚きながら話を切り出した。

「…………」

凛は黙っていた。

十分経っても話しださない。

佑介は、ハァーと言い、屋上から出ようとした。

その時、

「どこ行くの?」

凛の冷えきった声が聞こえた。

佑介は、凛に向き直った。

「関係ない」

「由芽子の所?」

「お前に言う筋合いはない」

「由芽子と毎日会っているそうだけど、何してるの?」

「何でも良いだろ」

「彼女の事、放っておいて良いの?」

「…………」

佑介は、凛に背を向け、屋上から出ようとした。

「待ちなさいよ」

凛の声があがっている。

佑介は無視して出ようとした。

その時、凛に思いっきり腕を捕まれ、強引に唇を重ねられた。


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