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小さな恋心  作者: 華帆
1/14

1:プロローグ

初めての小説投稿です!完結するまで頑張りますので、よろしくお願いします。

私は、この頃まで恋愛に興味はなかった。

だけど……ふとしたキッカケで、私の恋心に火がついたんだ……。

冬も近くなってきて、寒さが私を襲ったあの日。

あの時、私に手を差し伸べてくれた人に……私は恋をした。




一週間前の事。

放課後、図書委員会の集まりで、帰るのが遅くなった私は、急いで階段を下っていた。

一年生の教室は四階。

四階の、私のクラス──一年二組で集まりをしていた。

この日は何故か、とても寒い日で足がフラフラしてしまう程だった。

外に出るともっと寒くて、手に息をはきながら歩いていた。

時刻は六時。

もう部活が終わる時間だ。

みんなさっさと帰ってしまったのか、校庭には誰もいなかった。

強い風が吹き、私は座り込んでしまい、立てなくなっていた。

五分ぐらい経った頃、私の目の前に、誰かが手を差し伸べてくれた。

手をつかみ、ゆっくり立ち上がりながら顔を見た。

私と同じで、背は高くもないけど低くもない男子だった。

「あっ、ありがとうございます。」

小さな声で私は言った。

見慣れない顔だし、一年生ではないだろう。

三年生は部活を引退してるから、こんな時間まで残らない。

だから二年生だろう。

「どういたしまして。家まで一人で帰れる?」

「はい……。多分大丈夫です……。」

そう言うと私はペコっとお辞儀をして、手を離し、その場から走り去ってしまった。

家に帰ったら、バックに付けておいたイルカのキーホルダーがなかったので落としてしまったんだろう。

その日から私は……その人を目で追うようになった。

そして、その日に私の……恋心に火がついた。

良ければ御感想、お願い致します!

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