プロローグ1
初作品です。
これから頑張っていきますので、温かい目で応援よろしくお願いします。
目の前には真っ白な空間が広がっていた。
慌てて周りをみるがなにもない。
「どこだよ、ここ。」
「一時的に、三神レオさん貴方の意識を留めるために作った空間ですから正確な名前はないですよ。そうですね、強いて言えば時空の隙間でしょうか。」
俺以外、誰もいなかったはずが声の方した方を振り向くと、白くぼんやりとした人型のもやがいた。
「誰だお前。いつの間にいたんだ?てか、なんで姿がぼやけてるんだ。」
「私は、エアルカ―シュといいます。最初から居たのですが、貴方がこの空間に慣れるまで私に気が付かなかったんですよ。なので、姿ももう少しできちんと見えてくるはずですよ。」
エアルカ―シュの言ったとおりに段々と顔や身体がはっきりと見えてきた。金髪で優しそうな顔をしている。中性的な顔だからか、男なのか女なのかわからないが背はそんなに高くないな。しかし、なんでこいつは俺の名前を知っているんだ?
「私に性別はありませんよ。どちらにもなれるので。まあ、だかろこそ中性的な顔で体つきにしているのですが。」
「うん?俺今声に出てたか?」
「いいえ。ああ、別に顔出でていたわけではありませんので。ただ、貴方の心を少し読んだだけなので安心してください。」
「安心しろといわれてもな・・・。心を読んだとかいわれて安心できるか。何者なんだお前。」
「先ほども言いましたがエアルカ―シュといいます。さらに付け加えるならば神です。」
「・・・頭大丈夫か?」
自分のことを神とかいうやつはいたが、あれは友達どうしでふざけあってる時とかのやつだしな。ここまで自信満々にいうやつは初めてな気がする。それとも本当に自分のことを神だと思い込んでるのか?もしも新興宗教の勧誘のためだったら、すごい手の込んだことをしていると感心できるんだがな。
「大丈夫ですよ。精神に異常があるわけでもないのでご心配なく。私は、正真正銘の神です。ただし、貴方のに知っている神でもなければ、地球の神でもありませんが・・・。」
「どういうことだ?地球の神じゃないって。その言い方だと・・・。」
「そのことの説明のためには、貴方が何故ここにいるのか説明をしなければなりません。」
「どういうことだ?」
誤字・脱字などありましたら教えていただければ幸いです。
面白かった、面白そうだと思いましたら、評価のほどよろしくお願いいたします。