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巨大スライム


「⋯⋯げ、原因を調査する、それと周辺の安全管理だ!!」


 動揺しながらも行動を始めるトール達フェンリルナイツの後を追って、リアン達もすぐさま坂を降りて調査を始める。



「——原因はなんなんだ?」



「さあね、規模が大きすぎてさっぱりよ。」


 リアンの問いかけに不機嫌そうにそう答えるとレイチェルは周囲を見渡す。



「どこかから大量の水が流れたとか?」




「ここ最近はそんな大雨は降ってないし、そもそも川だったら坂の傾斜に沿って流れるはずだよ。」


「今回のはむしろ坂を真横に突っ切ってるっス。」



 マリーナの言った通り、地面に残された跡は拠点のあるはずの場所を巻き込みながら重力を無視して真っ直ぐに伸びていた。



「じゃあ魔法か?」



「確かに風の魔法を使えば地面ごと草木を吹っ飛ばす事は出来なくもない。例えば地面スレスレに魔法を撃っちゃえばそのままゴッソリやれるから。」




 ノアは依然グッタリとしながらリアンの言葉に反応する。




「そうだとしたら周囲にその残骸が飛び散るはずでしょ。」



 が、その意見もレイチェルが状況を見て否定する。確かにレイチェルの言う通り、現場には切られた木の残骸はどこにも見当たらなかった。



「それに、この範囲を吹っ飛ばすとなると魔力がいくらあっても足りないっス。」



「となると⋯⋯。」


「みなさん、ちょっとこっちに来て下さい。」



 リアンが考え込んでいるとトールが少しだけ離れた場所から四人を呼ぶ声が聞こえてくる。



「⋯⋯はい、今行きます。」





「⋯⋯⋯⋯っと、それで、なにかありましたか?」


 すぐさま返事をして少しだけ高くなった岩の上に登ると汗を拭いながらリアンはそう問いかける。



「⋯⋯あれを。」



「あれは、洞窟かしら?」


 トールが指差した先には、真っ直ぐに伸びる地面の跡と、そこに繋がる入り口が半壊した真っ暗な洞窟があった。



「見ての通り、この跡はあそこに繋がっています。」



「じゃあ、あそこに原因が?」


 マリーナは首を傾げて可愛らしくそう問いかける。



「いいえ、あれは恐らく魔物の巣でしょう。」




「洞窟の中ってことはスライムかな?」



「おい待て、てことはこの跡って⋯⋯。」


 ノアとトールの発言を聞いて悪い予感が頭を過る。



「スライムが通った跡ということでしょう。それも木々をなぎ倒して進むほどの巨大な。」



「つまりは逆、この跡の続く先に元凶となる魔物がいるはずです。」



 森の奥へと道のように続く地面が抉れた跡を指差しながらトールは前を見据える。








 跡を追って歩いていくと、ほとんど時間も経たぬうちにそれ(・・)は見つかった。




「⋯⋯マジでいやがったよ。」



「でっかいっス。」


 体長五十メートルはある身体をユラユラと動かして佇むそのスライムを崖の上から見下ろして、リアン達は音を立てぬよう息を潜める。



「探す手間が省けたが⋯⋯⋯⋯これは喜ぶべきなのか?」



 諸々で探索の時間が大幅に遅れてしまった分、その必要が無くなったのは大変喜ばしいことではあったが、肝心の目標ターゲットが完全に常軌を逸していた。



「今この場でアレを倒せるくらい強い人なら喜んでいいんじゃないっスか?」




「⋯⋯俺は喜んじゃダメってのはよく分かった。」


 返ってきた返事を聞いてすぐさまそれを理解する。



「そうですね。あの規模となると三ギルド合同での選抜チームを組む必要すらあるかもしれません。」



「とりあえず退こうぜ、俺らの手に余るならさっさと帰って報告しちまおう。」



 トールの分析を聞いてさらに恐怖が増したのか、リアンは完全に腰が引けた状態でジリジリと一歩ずつ下がっていく。



「そうですね、見たところ目標は現在沈黙中、下手に刺激するよりかはそちらの方が⋯⋯。」



「グギャアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


 トールの言葉を遮るようにリアン達の背後から



「「「「⋯⋯っ!?」」」」



「魔物!?」


 その場にいる全員が同時に振り返るとそこには複数体のコウモリのような羽を持つ大きな鳥が天を仰ぎながら枯れるような鳴き声を上げていた。



「いつの間に背後に⋯⋯っ、しまった!」



 トールはすぐさま迎撃の為、武器をとるが、その直後に重大な事実に気がつく。


 先程までゆっくり揺れていただけのスライムが間違いなくこちらを向いて触手を構えていることを。



「見つかった⋯⋯!!」



「逃げるぞ!!」


 誰よりも早くリアンがそう言うと、その場にいる全員が返事をすることもなく真っ直ぐに走り出す。










「はあ⋯⋯はあ⋯⋯どうするよ!?」



 道中に見つけた洞窟の中に逃げ込むとリアン達は息を潜めてその場をやり過ごす。



「魔物がさらに増えてる、あのスライムが呼び寄せてるのか?」



「というより従えてるって感じじゃない?」


「周囲に自らを守らせるように魔物を配置して、敵を見つけたら報告するように仕掛けられてる⋯⋯統制もしっかり取れてるわ。」



 その証拠に外を見ると大小様々な魔物達が自分達冒険者のみに狙いを定めて辺りを見渡しているのが見えた。



「どっちにしろ見つかるのは時間の問題だね。」


「かといってあんだけ敵が増えちゃ逃げるに逃げらんねえだろ。」



 そんな話をしている間にも洞窟の外の魔物は少しずつ増えてきていた。



「となると、取れる手は⋯⋯正面突破、っスか?」



 マリーナの出した結論は至って単純明快ではあったが、それが出来れば正直苦労はしていなかった。



「無茶言うな。あの数相手にどうやって戦うんだよ。」



「⋯⋯やれるわ。」


 リアンが否定しようとすると、その言葉を遮るようにレイチェルがそう呟く。



「はぁ⋯⋯?」



「数は多くても一体あたりの強さは大したことない。露払いくらいなら出来ないことないわ。」



「けど⋯⋯。」



 強く剣を握り締めながらそういうと、小さく後付けして一瞬黙り込む。



「けど⋯⋯?」




「スライムの方はお願い出来る?」



 悔しそうな声でマリーナの目を真っ直ぐに見据える。



「⋯⋯おいっサー!」



 マリーナもその目を見て真剣な表情で返事を返す。



「無茶言うなよ⋯⋯。」



 その覚悟に水を差すようにリアンは深く重いため息を吐き出す。



「大丈夫っス!あのスライムはアタシ一人で相手するっス!」



「⋯⋯やれんのか?」


  聞くまでもなく不可能なのは明白であった。が、それでもなお淡い期待を乗せてリアンはそう問いかける。



「アタシの拳はさっき見た通り魔法を纏えるっス、そんで、スライムの弱点である火属性の魔法も短時間なら出来ないことないっス!」



「そんなことしたら火傷じゃ済まねえぞ!?」



 いかに丈夫な身体とはいえ肌に触れるほど近距離で炎を受け続ければ、相応の負担がかかるのは明白であった。



「けど、上手くいけば全員助かるどころか、めでたく依頼完了っス。」



「⋯⋯っ、⋯⋯⋯⋯。」



 はっきり言って胸糞悪かった。目の前にいる年端もいかぬ少女が他人の為に平気で自らの身体を犠牲にしようとするその態度が、どうしても気に食わなかった。



「リアン⋯⋯。」



 黙り込んでいると、自らの背に身体を預けたままのノアが指先で自らの首筋に軽く触れる。



「⋯⋯ん?」



「使って⋯⋯。」


 その言葉の直後、リアンの身体の中に暖かいエネルギーが流れ込んでくる。



「⋯⋯これは⋯⋯魔力?」



「チャージハンド、触れた対象に自分の力を分け与える魔法だよ。」



 説明するノアの身体から力が抜けていくのが背中越しに感じられた。



「それでもう一回使えるでしょ?」



 使える、というのが何を指しているかはすぐにわかった。


 その言葉が、その行動が、何を意味しているのかも残念なことにすぐに分かってしまった。



「お前な⋯⋯。」



 だからこそ、自らの身体に負担を強いてまで自分を奮い立たせようとするその行動が、気に入らなかった。



「覚悟を決めなさい、少しでも可能性の高い方にかけるのがあんたのやり方でしょ?」



「⋯⋯⋯⋯。」



 気に入らない理由など簡単であった。


 無茶だと分かっているのに向かっていこうとする少女を見て、何も出来ないなりにそれでも何かをしようとする少女を見て、何もしようとしない自分がとても小さく見えてしまったから気に入らなかった。



「⋯⋯はっ、何が少しでも可能性の高い方だよ。こんなの分の悪い大博打じゃねえか。」



 はっきり言って自分が間違ってるとも思っていないし、かといって目の前の少女達が正しいともカケラも思っていなかった。



「⋯⋯けど、乗ってやるぜその賭け!」



 それでも立ち上がったのは感化されたのでもなく格好つける為でもなく、ただただ責任逃れのためであった。


 もし失敗した時、「自分はちゃんとやった。」と胸を張るための独りよがりな勇気であった。


 だからこそ、全く恥じることなく指をさしてこう言う。



「失敗したらお前らのせいだからな!」



「⋯⋯我々も出来る限りのサポートは致しましょう。」



 それを見て苦笑いを浮かべながらトールも同調する。









 その後リアン達はトールから作戦の説明を受けた後、各々の準備を始める。



「——リアン。」



 精神統一を図るリアンに、ノアはフラフラと歩み寄る。



「⋯⋯ん?おお、もう立てるようになったのか。」



「うん、大分回復した。けど戦うのは無理っぽい。」



 リアンが見た限り、立てるようになったというよりかは立っているので精一杯といった感じであった。



「無理すんな、後は俺たちがなんとかするからよ。」


「⋯⋯本当に大丈夫?」



「あんまり大丈夫じゃねーが、やるしかないだろ。」



 心配そうに問いかけるノアに対して、リアンは苦笑いを浮かべながらそう答える。



「やってやるっス!!」



「すぅ⋯⋯はぁ⋯⋯⋯⋯。」





「他二人も気合バッチリらしいしな。」



 両手につけた霊装を打ち鳴らしながら気合いを入れるマリーナと対照的に大きく深呼吸をするレイチェルを指差して呆れたような笑みでそう呟く。



「でも、リアンまで行く必要は無いんじゃないの?」



「魔力が全開ならそうなんだが、今の魔力じゃ契約魔法は持って二、三分ってところだ。となるとやっぱ俺も一緒に行って使うタイミングを見極めるべきだ。」



 本当ならリアン自身も行きたくは無かったが、そこはリアンの性格上やると決めたらとことんやるという性格上、最善を尽くさないという選択肢は無かった。



「ならもっと私の魔力を⋯⋯。」



「いや、いい。」



 リアンは再び魔力を分け与えようとするノアの手首を掴んでそれを制止する。



「でも⋯⋯!」



「魔力切れでまたぶっ倒れるつもりかよ。」


 何かを言おうとしたノアの言葉を遮って、有無も言わさずそう答える。



「⋯⋯⋯⋯ごめんね、役に立てなくて。」



「今回は仕方ないっスよ。十分頑張った訳ですし。」



 目を伏せて悔しそうな顔でそう呟くノアに、後ろにいたマリーナがフォローを入れる。



「⋯⋯頑張ってね。」




「おう!」 「はいっス!」


 悔しそうな顔が元に戻った訳では無かったが、確かに自分達に託したのだと理解すると、リアンはせめて心配させまいとニッコリと笑みを貼り付けてそう答える。



「リアンさん、マリーナさん、行けますか?」



「ああ、覚悟は決めた。いつでもいけるぜ。」


「同じくっス!」


 二人は吹っ切れたような表情でそう答える。



「では改めて手順の説明をしましょう。」



 二人が近くに来ると、トールは目の前に地図を広げて説明を始める。



「まずこの洞窟出た瞬間に周辺の敵をレイチェルさんが引きつける。」



「その後目標であるスライムを見つけ次第、周囲の魔物を私が引きつけます。」



「その間にお二人は真っ直ぐにスライムの討伐をして下さい。」



「中心であるスライムを落とせればこの群も自然消滅するでしょうから、そうなれば逃げることも容易いかと⋯⋯。」



 説明を終えると、最後の方だけ尻すぼみしながらそう言い終える。



「結局逃げる為には玉を落とすのが一番手っ取り早いって事か⋯⋯てか大丈夫なのかこの人数で?」



 本丸であるスライムを相手にするのはマリーナであるのは理解できたが、それでもそれ以外を含めて四人というのは些か不安が拭いきれなかった。



「今回連れてきた面子は新人ばかりで経験が浅いですから、この状況下ではかえって足を引っ張りかねないです。」



「それにこの洞窟は入り口から一番奥まで一本道、仮に見つかっても対処しやすいでしょうし。」



 それはトールなりに全員の戦闘能力を把握した上での判断であった。



「でも二人とも一人で大丈夫かよ?」



 洞窟に残るノアと新人の冒険者達はともかくとして、心配なのは一人で敵を引きつけることとなったトールとレイチェルであった。



「大丈夫です。これでも実は私は一対多数の戦いが一番得意なんですから。」



「⋯⋯お前はどうなんだよ?」



 リアンは先程からずっと黙り込んだままでいるレイチェルにそう問いかける。



「話しかけないで今集中してるの。」



「こいつっ⋯⋯!!」


 この期に及んで相変わらずの塩対応に、さすがに拳を握りしめてしまう。



「まあまあ、リアンさん。今回は許してやって欲しいっス。一応あれは必要なことなんスから。」



「ただの精神統一がか?」



「アレが国内最強クラスの剣士を作るんスよ。」


 不服そうに問いかけるリアンにマリーナは自信満々な表情で答える。



「⋯⋯⋯⋯よし、行けるわ。」



 そんな話をしていると、レイチェルは深く息を吐いた後、身に纏う雰囲気をガラリと変えてその場に立ち上がる。



「では作戦を開始しましょう。」



「行きます!!」


 トールの合図でレイチェルが先導するように走り出すと、少し遅れてトールがその後ろを付いていくように走り出す。



「しっかり掴まってるっスよ!」



「おう!!」


 マリーナはその背にリアンを担ぎながら二人に並走する。



「⋯⋯早速きました!!」



 洞窟を抜けるとすぐさま目の前に複数の魔物が現れる。


 同時にレイチェルは体を捻り高速で回転しながら腰にかかった剣に手をかける。




『第一抜刀術——華見裂はなみさき!!』




 直後に放たれた斬撃はすぐ近くを走っていたリアン達の体をすり抜け、その奥にいる魔物達を一匹残らず切り刻む。



「すげえ⋯⋯!」



 リアンの目にはレイチェルの影がブレた後、魔物達が血飛沫をあげて倒れたようにしか見えなかった。



「⋯⋯⋯⋯。」



 魔物達が一気にレイチェルに狙いを定めると、レイチェルはその場に立ち止まり、迎撃を始める。



「グルアアアアァァァァ!!」



 騒ぎにつられたのか、先程出会った熊型の魔物がレイチェルを背後から襲う。



「危ねえ!!」



 少しずつ離れていくレイチェルの危機を察知してリアンは声を上げる。



「——見えてるわよ。」


 が、その心配は杞憂に終わる。


 レイチェルはまるで全てが見えているかのように全くの死角からの攻撃を最小の動きで回避する。



「んなっ!?」



華鳥かちょう



「ガアッ!?」


 再びレイチェルの影がブレると、今度は下方向から魔物の顔面が真っ二つに割れる。



「⋯⋯凄えな。後ろに目でも付いてんのか?」



 マリーナにしがみつきながらリアンは背後で一騎当千の力を振るうレイチェルを見つめる。




「アレがレイチェルさんの得意技、心眼っス。」




「集中力を極限まで高める事で察知能力と五感、反射神経を研ぎ澄ます技っス。」




「だから精神統一してたのな。」



 それを聞いてようやく先程のマリーナの発言の意図を理解する。



「入るまでに時間がかかるのが難点っスけど、一度あの状態になればどんな連携攻撃も高速魔法も擦りもしないっス。」



(初めて会った時はそんな暇無かったって感じか?)



 と言っても仮にあの時に使う暇があったとしても結果は変わらなかったであろうという考えが直後に頭をよぎる。



 そうしていると、二人の前を走るトールが目標のモンスターを捉える。



「いましたよ!!」



 それを聞いて視線を前に向けると、先ほどの位置とほとんど変わらない場所で、目標となるスライムがグネグネとその巨大な身体を震わせていた。



「⋯⋯っ、やっぱでけーな。」



 改めて見るとやはりその大きさに圧倒されてしまう。



「手筈通り、私は周りの魔物を引きつけます!!」



「ああ、死ぬなよ!!」



「お互いに。それではご武運を。」



 トールは笑顔でそう答えると方向を変えてモンスターの群れがいる方へと突っ込んでいく。



「はいっス。」


 トールの姿が消えると、マリーナは一旦身を隠すために手頃な木の枝に飛び乗り立ち止まる。




「行っちまったな。」


 背中から下りて手頃な枝に掴まりながらマリーナの横に立つリアンは森の奥へと消えていくトールを見て小さく呟く。



「そうっスね。」



「こっちも早いとこ始めるぞ。」



 リアンはそう言うと黄金色に輝く指先で、再び露出されたマリーナの背中に軽く触れる。



「分かってるっス。⋯⋯では。」



『コイツを倒す、力を貸して下さいっス!!』



 身体中に力を込めて目に見えぬ闘気をまといながら叫ぶように語りかける。


「⋯⋯⋯⋯すぅ。」



『契約を許可する!!』



 リアンは大きく息を吸い込むと、その気合いに応えるように大きな声でそう答える。


次回の更新は三月二十五日になります。

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