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No.490.溢れんばかりの自然
太陽がしみこんだ水に 身をゆだねて
思うがままに 湖面をただよう
しめった髪の毛を かきあげて
一人 虚空をみつめている
先のことよりも 今を楽しむ
先のことよりも 今を楽しむ
虫達の鳴き声
木々の囁き
いそがしさに うろたえず うけいれて
真っ白い雪が かすかに降り積もる
色鮮やかに 舞い散る花びらも
静かに揺れている ほほえみを眺めて
産声をあげる木漏れ日
美しさをかなでる 朝露
土のぬくもりを 肌で感じて
風のよろこびを 耳で受け止めて
自然の恩恵を 体いっぱいに口ずさむ
月の余韻を 星の吐息を
あふれんばかりに




