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No.482.不実な骨肉の傷
水を一杯 ぐいっと飲みほして 酔いをさます
うまいもの いっぱい 食べ散らかして
片付けもしないで 文句ばかりが 耳をつんざく
顔を あわせれば 言葉で傷つけてばかり
傷つけられてばかり 無意味に血が流れていく
戦争も内乱も革命も 日々終わり無く続いていく
弱い奴は消え去り 強い奴が勝ち残る 弱肉強食ばかり
体面だけのつながりで まさに赤の他人
裏切りと破滅への 道が錯綜する
信じる事ができず 信じられる事もできず
やけに むなしさだけが 塵のごとく降り積もる
爆裂した 自由なき発言に踊らされ
罠に綺麗さっぱり はまってしまい
手も足もでないまま 記憶の泉から蒸発していく
なすすべもなく 失うものばかり
楽しさも 喜びもなく 悲しさとさみしさが 膨れ上がる
かわいた言動ばかり回避して
確信にせまることはない




