表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/50

No.480.金の音 銀の穴 一枚の写真

くすんでいる一枚のグレーの映像

何かを伝えている そんな感じがする

さびついた鉄の扉 ひびわれたコンクリの塀

雑に草がしげった ブラウンの庭


すぎゆく時もさりゆく時も わからず

窓の中の部屋は 雑然としていて

暗がりの中 白い影がかすかにうごめく


鈍い光をはなつ騎士の姿

艶やかな白馬の石像

風化している古びた建物

血にまとわりつく 重圧の意志


黒みがかった太陽をあびて 腐れただれる

緑の炎のかけらが 目の前を漂い続け

いぶかしげに指先が燃える


金細工の不思議なオルゴールがかすかに 鳴り響く

銀色のさびた鍵穴が 無造作に視界にうつる


記憶の奥底に沈殿している

身に覚えのない一枚の写真

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ