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辱まり


「……は?」


俺の声は、湿った石の床に吸い込まれるように消えた。視界がぐるぐる回る。頭の奥で鈍い金属音が響き続けている。

さっきまでバイト先のコンビニの冷凍庫前で、深夜の棚卸しをしていたはずだ。

ちょうど転んだ時に脳裏が暗転したんだ。

次の瞬間、目の前に広がっていたのは――薄暗い石造りの広間。

天井は遥か高く、ところどころ崩れ落ちた柱が無数に突き刺さっている。

中央には円形の祭壇。

その上に、俺は仰向けに転がされていた。手首と足首に、冷たい鉄の枷。

鎖がガチャリと鳴るたび、皮膚に食い込む痛みが現実(異世界)を突きつけてくる。「…マジかよ。異世界召喚? いや、違うだろこれ」周囲を見回すと、黒いローブを被った十数人の人影が円を描くように立っていた。顔はフードで隠れ、声も出さない。そして、

その時だった、頭に電流が走ったのは、

(うっぅなんだこれ、異世界の景色や知識が脳裏に焼き付くように入ってくる、これは言語?知識?今魔術師が喋っている先ほどまで異国語のように聞こえてきた言語が脳内で日本語に翻訳されていく)

10分程度項垂れた後周囲をもう一回見回す、//夢であることを信じて

この微かに城とも言えるようなそこらへんに水溜りがあるようなボロボロな場所に転移されていることだけを先ほどと同じように理解した

そして

『っえ』

思わず声が出た

近くの水溜まりに映る自分の顔を見て、俺は固まった。「……なんだこれ」前世の顔が描き消えていた。

切れ長の目、完璧な鼻筋、引き締まった顎、透き通る肌。

地球基準でいう「超絶イケメン」そのもの。笑いが込み上げた。

感嘆していたが、俺は冷静になって考えた

これ?ドラゴンとか倒すように命じられるんじゃね?

そうよく見るラノベなどでの異世界転生物語だ。オタクの俺は興奮したが

よく考えるとこれ嫌なんだけど?????

現実(地獄)に戻されて絶望している、その時

――祭壇の真正面、一段高い場所に立つ女。長い銀髪が喋った。

年齢は……20歳前後か? いや、目が古い。

何百年も生きているような、底の見えない瞳を持っている人が喋った。

「お目覚めになりましたか、贄の器」声は静かだった。

貫禄がある。鼓膜を直接震わせるような重さがあった。1目でこの人が一番偉い人だとわかる。

「贄? 器? ちょっと待て、説明しろよ! 俺、ただの大学生だぞ!」

焦りながら答える

「名前は?」

「……佐藤 悠真。21歳。……それがどうした」女は小さく頷いた。

まるで、それが重要だったかのように。「ふむ。二十一。まだ『刻限』には遠い数ですね」「……は?」「この世界――『刻暦こくれき』において、あなたは『零の刻印者』として選ばれました”やった成功した!」魔法陣が一瞬強く光り、俺の左胸に焼けるような痛みが走った。なんか小声で聴こえもしたが、

痛くて考える隙もない

服をめくると、そこには見たこともない紋様が浮かんでいた。

数字の「0」が、鎖のように渦を巻いている。「この刻印は、あなたが『時間』を喰らう存在である証です」「……時間?」「そうです。この世界では、すべての命は『刻』を刻まれています。

生まれた瞬間に与えられた刻限が尽きれば、魂は塵となって消えます。

――ですが、あなたは違う。

あなたは刻限を持たない。

『異世界の人々の特権です』

持たないが故に、刻を奪い、刻を貯め、刻を操ることができます」俺は笑いそうになった。

いや、笑った。「ははっ……つまり俺、チート能力持ちってこと?」少しイケメンにもなりまた、チート能力者なのかと錯覚されるような場面に興奮も覚える。

チートと呼ばれて首を傾げる女だが、何かを悟ったのか

女の表情は変わらない。だがこう囁いた、「いいえ。祝福ではありません。呪いです。

あなたが生き続ける限り、世界の誰かが早く死にます。そして世界を滅亡させます。

あなたが一秒生き延びるたび、どこかの命が一秒削られます。

そして――いつか、あなたが『満ちた』とき、世界は終わるでしょう」「……は?」「だからこそ、あなたは『贄』なのです。

この祭壇で殺され、刻印ごと魂を砕かれ、世界に還される。

それが、この神殿の役目です」俺は鎖をガチャガチャ鳴らした。「待て待て待て! じゃあなんで俺を生かしてるんだよ! 今すぐ殺せばいいだろ!」「――それは、もう少し後ですまだ時間が足りない、、」

女がゆっくりと手を差し出した。

指先から、透明な糸のようなものが伸びてくる。「まずは、あなたに『最初の刻』を刻みます。

これで、あなたはこの世界で『生きる資格』を得る。

そして……逃げてください」「はぁ?」「逃げて、刻を奪い続けてください。

奪った刻が多ければ多いほど、あなたは強くなる。〜世界を壊せる〜

そして――いつか、世界を殺しに来てください」女の瞳が、初めて揺れた。

憎しみでも、悲しみでもない。何か楽しげに満ちた表情だ

「私たちは、もう何百年も同じことを繰り返しています。また閉じ込められている

この世界は失敗作だ……もう、疲れたのです”ちゃんとお母さんの言うこと聞けばよかった”」

その時、鎖が外れた。同時に、魔法陣が爆ぜるように光を放ち、広間全体が揺れた。

「――行け、零の刻印者。

この神殿の外には、まだ『暦守り』が追ってくる。

生き延びなさい。

そして、いつか……私を、終わらせて」女はそう言い残し、自らの胸に短剣を突き立てた。

血が噴き出し、祭壇に染み込んでいく。自殺したのか?不自然に消えていったことに疑問を感じた。

同時に、俺の胸の「0」が、一瞬だけ「1」に変わった。視界が白く焼ける。次の瞬間――俺は神殿の外、森のど真ん中に放り出されていた。冷たい夜風。

遠くで狼のような咆哮。

そして、背後から迫る無数の足音。「……マジかよ」左胸の刻印が、熱く脈打っている。

さっき女が刺さった短剣が、なぜか俺の手の中に握られていた。

刃には、まだ彼女の血がべっとりと付いている。

――生きろ。

――刻を奪え。

――そして、終わらせろ。頭の中に、女の最後の声が響く。俺は走り出した。まだ、何もわかっていない。

この世界がどんな理不尽を抱えているのか。

刻印の本当の意味。

女が何百年も繰り返してきた「儀式」の真相。

そして――俺が本当に「世界を終わらせる存在」なのかどうか。でも、一つだけ確信があった。この刻印は、確かに俺に力を与えている。

走れば走るほど、身体が軽くなる。

息が上がらない。

心臓が、まるで無限に刻を刻み続けているかのように、力強く鳴っている。

本気で、笑った。どうしようもないように。この世界がどれだけ腐っていようと。

どれだけ絶望が用意されていようと。

俺は――佐藤悠真は――絶対に、ただの贄で終わるつもりはない。あの女神に歯向かう

ボロボロな城から追い出された目の前は山の上だった。後ろから城の外にいた追っ手が

火の魔術っぽいものを打ち出すので森に逃げるしかなかった。

夜だったのか?この世界にも日夜の概念がある、そうわかるのは

先ほど知識を魔術?で打ち込まれたからだ。

森は息苦しいほど静かだった。俺――佐藤悠真は、木々の間を全力で駆けていた。

息は上がらない。心臓は規則正しく、むしろ心地よく鳴っている。

左胸の刻印が熱を帯びるたび、身体が軽くなる感覚があった。

まるで、誰かの「時間」を俺が吸い取っているみたいに。背後からなぜか追ってくる足音は、最初は十数人だったのが、今は三つに絞られている。

暦守りの追っ手。そう言っていたか?

ローブの下に隠された鎧の音、剣を抜く金属音。

そして――微かに聞こえる、女の声。「…逃がすな。零の刻印者は、まだ『1』だ。殺せば世界はまた、数百年延びるいつも通りやるぞ」殺意が、風に乗って俺の耳に届く。

俺は木の根を飛び越えながら、握りしめた短剣を確かめた。

刃に残る血の匂いが、まだ生々しい。

確実に暦守り(人殺し)ってやつは俺のことを殺すので逃げていると、その時


「くそっ……!」突然、足元が崩れた。


地面が陥没し、俺の身体は一瞬で落ちていく。

土の壁が視界を埋め、暗闇に飲み込まれた。ドサッ。尻餅をついた衝撃で、背骨が軋む。

でも、痛みはすぐに引いた。

刻印のおかげか? それとも――「…ここ、どこだ?」周囲は洞窟だった。

いや、洞窟というより、巨大な地下空洞。

天井から滴る水滴が、ぽたりぽたりと音を立てている。

青白い苔が壁一面に広がり、薄い光を放っていた。そして――その光の中に、少女がいた。長い青い髪。

透き通るような白い肌。

着ているのは、ボロボロの白いワンピース。

足元は裸足で、鎖で繋がれていた先ほどの俺みたいに。「……誰?」少女の声は、震えていた。俺は立ち上がり、短剣を構えながら近づいた。「俺も聞きたいよ。……お前、暦守りっていうやつの仲間か?」少女は首を横に振った。

鎖がカチャリと鳴る。「違う……私、贄候補だったの。

でも、逃げられなくて、役立たずみたいで……ここ(城の下にある洞窟)に閉じ込められて、もう三年 私は日本人だよ、役立たずらしくて名前も勝手に変えられて聖霊を宿された、女神から追い出され彷徨った私は役立たずであなたみたいに体も強くなくて性奴隷として召喚された黒の魔術師に攫われてここで匿われているの、助けてよ、もうやだなんだよ、なんでもする、

もう私の尊厳なんてないの、ねぇほらかわいいでしょ、、、」

三年。俺の胸がざわついた。少女が泣いている、流石にこの俺も同情する。

彼女の目は生気が感じられないどんだけ辛かったんだ。それにしてもかわいらしい体だ

正直言って(この状況でも興奮してしまうほど


何も始まらないので会話を試みることにした。

「名前は?」「……リリア。リリア・アクアリス」アクアリス。

その時脳が元々知っていたかのように勝手に思い出してきた。そうこの名前《苗字》は、

水の精霊を司る古い家名だ。

そしてその体には俺と同じ刻印がされている

ボロボロなワンピースから見える少し見えるそのデカすぎもしない胸その下乳にそのスリムな体 

同時に男の子である俺は大いに喜んだ

これはエッチだなそう感じているが、脳が引き込まれたように今追っ手に追われていることを思い出した。

そして、とりあえず彼女を助けることに決めたのだが彼女についているこれは普通の鉄鎖じゃない。

表面に、細かい刻印が彫られている。剣で切ろうとしたがきれなかった。


俺の胸の「0」と似た、渦巻く模様。「……これ、刻印の力で切れるか?」短剣を模様に近づけると、鎖がビリビリと震えた。

刃を当てた瞬間――シュッ!鎖が一瞬で切れ、粉のように崩れ落ちた。リリアの瞳が見開かれる。「え……?」「よし、立てるか?」俺は手を差し出した。

リリアは一瞬躊躇ったが、ゆっくりとその手を握った。

冷たい。

そしてその時だ追っ手が先ほどの穴から追いかけてきたのは、、、、

そして気づいた、今考えることではないのだがwww

まずいと感じているのだが笑ってしまう、

全員、地球基準で「めっちゃブサイク」。

目が離れすぎ、鼻が曲がり、肌がボコボコで、歯もガタガタ。「零の刻印者……見つけたぞ」俺を見て、彼らは一瞬凍りついた。「顔が……顔が綺麗すぎる……!こいつもか、、」そんなことを言った

でも俺は「目が寄りすぎて気持ち悪い! でも……なんか、引き込まれる……!」俺は笑った。

こんなブスいるのかと、「悪いな。この顔、最近バージョンアップしたんだよ」自慢げに言ってやった

そしてその時、刻印が「1」から「2」へ、そして「3」に跳ねる。身体が爆速に動けるようになった。

なんだ、これは力みなぎるのを感じた。これなら倒せるそう感じた俺は、

短剣で剣を弾き、拳で一人を沈める。残り二人は逃げ腰。「待て……! お前みたいな顔の奴らが生きてたら、世界の美の秩序が崩れる……!」「知らねえよ」そう言い残し俺は二人を倒し、リリアを抱えて洞窟を抜けた。彼女は俺の顔をまじまじ見て、頰を赤らめた。「……かっこいい。

この世界で、俺たちだけが、「美のレベルが高すぎる」らしい。

女神たちが何かをしたせいかなのかと……?と思っていると

リリアの瞳が、俺をまっすぐ見つめる。

「一緒に……この世界から逃げてくれる?」

と問いてきた、

俺は頷いた。「もちろん。この腐った世界、俺が壊してやるよ」

カッコつけたその時リリが立ち上がった瞬間、栄養が明らかに足りていない彼女の身体がふらついた。

俺は咄嗟に腰を抱き寄せた。(格好良く)

「……っ!」

密着した胸の感触が、服越しに伝わる。

三年間、ろくに食事を与えられていなかったはずなのにいい体だ――

驚くほど、形の良い膨らみがあった。

「ご、ごめん……!」

慌てて離した。

三年ぶり、誰かの温かさを感じたの……」

その瞳は、涙で濡れていた。俺は――正直、ドキッとした。

前世の俺なら、こんな状況で興奮して鼻血でも出すクズだっただろう。

でも今は違う、代わりに、肩をポンと叩いた。年齢は(17歳くらいか、?とても気持ちいぃ)

そして、彼女の髪から、微かに水のような清涼な香りがした。

その時追加の追っ手がきた

「見つけたぞ、零の刻印者。

そして……失敗作の贄候補か。お前も一緒に、刻を還せ、逃げやがってどこにいたのかと探していたが、ここにいたのか」リリアの身体が震えた。

「こいつかわいいじゃないすっか、班長一発ヤリましょうよww」

醜態な顔から聞こえる。不快だ、正直言って俺がやりたい、なんもこの子を助ける義理はないがやりたい、その一心でこの少女を守り抜くと決めた。

剣を抜く音。俺はリリアを背後に庇い、短剣を構えた。「……お前ら、かわいい女の子をいじめて楽しいか?」カッコつけてそう問いただすと

「楽しいも何も、世界を延ばすのが我々の役目だ。零の刻印者が生き続ける限り、世界は終わる。

だから、殺すしかない」「だったら――」いま刻印で強くなっている俺は一歩踏み出した。

「俺を殺してみろよ」

「――!?」一番前にいた男の剣が、俺の首を狙って振り下ろされる。でも――遅い。俺は身体を捻り、短剣で剣を弾いた。

金属音が響き、火花が散る。そのまま、男の腹に拳を叩き込んだ。ゴッ!男の身体が、壁に叩きつけられて沈む。残り二人。「馬鹿な……! まだ『一桁台』だぞ!」「刻を奪う速度が異常だ……!」俺は笑った。

(だってこいつブスすぎる)そして簡単に倒せそうだったからだ

二人が同時に魔法を放つ。赤い炎の矢と、青い氷の槍。でも――俺の身体は、もう動いていた。炎をかわし、氷を短剣で斬り裂く。刃が空気を切り裂く音が、気持ちいい。一瞬で間合いを詰め、一人目の喉を短剣で薙ぐ。血が噴き出し、男が倒れる。最後の男が、後ずさりながら叫んだ、。「待て……! お前は知らないだろうが、この世界は――」「知らねえよ」俺は一気に踏み込み、短剣を男の胸に突き刺した。「……知りたくもねえ」男が崩れ落ちる。静寂が戻った。俺は息を吐き、血まみれの短剣を地面に突き立てた。「……終わった」(めっちゃカッコつけたw)この世界は俺がいると良くないそれはわかっているだけれども

俺は生きたいできるなら家族の元に帰りたいそう心に決めるのであった。


背後で、リリアが小さく声を上げた。「すごい……」振り返ると、彼女は目を輝かせて俺を見ていた。「あなた……本当に、零の刻印者なんだね」「そうらしいね」俺は苦笑した。リリアはゆっくり近づいてきて、俺の胸に手を当てた。刻印のあたり。「熱い……。あなたの刻が、どんどん増えてる」「増えるってことは――誰かが死んでるってことだろ」そう言うと、リリアは悲しげに目を伏せた。「そう……。でも、あなたが生きてる限り、世界は少しずつ、確実に終わる 家に帰れる手立てもあるかもしれない」

「……知ってる」俺は彼女の手を握り返した。

それにしてもコワカッタよぉ〜〜〜」そう俺が魅惑の顔を使って可愛カッコよく返すと、

リリアの瞳が揺れた。

「……うっふふもう決まり、、一緒にあなたと冒険したい!元の世界に帰れるかもね!

私、三年間ここで、ただ待つだけだった。でも今ワクワクするのイケメンさんと冒険できたら

もうどうせこのままでも何も変わらない人生だから、あなたを見て……帰りたいって思ったの」

俺は一瞬言葉に詰まった。

(これがイケメンの特権か)そう薄々感じた


これから俺の旅に、こやつはエッチをもたらせてくれるだろう

うっふふあっははは



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