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浜辺でBBQを楽しんだ夜。

ジョージ達はオリーらが見つけた島のことを聞いていた。


ジョージ「沖に島を?」


オリー「そうなの!マイクは上陸しようって言ってたけど私はみんなと行きたいなぁって思って!」


胸を躍らせた様子で話すオリーの話を食い入るように聞くスーザンを嗜めるように「えっと」と声を漏らしたのはワトソン。

話をやめない彼女に割り込むように声をかぶせながら、彼は話し始めた。


ワトソン「その島のこと・・・地図で調べてみたんだけれどそこに島はないみたいなんだ。・・・それに島の近くは圏外だし」


スーザン「益々わくわくするわね!私たちが第一発見者になれるかも!」


マイク「だろ?だから明日、俺たち全員で行ってみようぜ?」


その言葉にテリーと二コルは渋りを見せるものの、ジョージが見栄を張って二人を守るというと、彼女たちは顔を見合わせつつ笑顔を向けて「行く」と述べた。

その様子をからかうようにヒューヒューと口笛を吹くマイクが立ち去ると入れ替わるようにスーザンがジョージの前に来ると、彼の胸ぐらをつかみながら冷たい視線を浴びせてきた。


スーザン「あんまり調子乗らないで。鼻の下伸ばしてるのバレバレだから。」


そのまま彼女はジョージを突き飛ばすと、足早にテントへと入っていった。


オリー「素直に私にももかまってって言えばいいのに。」


その様子を見たオリーは静かにつぶやいた。


翌日、テントやBBQのセットを片付けたジョージ達はボートに乗るとワトソンの案内で島へと向かった。


ジョージ「こっちのほうに島が?」


ワトソン「うん。・・・僕の記憶が正しかったらね。」


スーザン「島にはいったい何があるのかしら。」


マイク「宝の山があるかもしれねえぜ?」


テリー「お化けが出なかったらいいけど・・・」


ボートの上で話している彼らを拒絶するかのように霧が出て、荒れ始める海を見て二コルは心配そうにジョージを見る。そんな彼女の手を優しく握り安心させようとするジョージの耳にマイクの声が響いた。


マイク「島が見えたぞ!」


荒れた海の先に見える島。木々が生い茂るためか緑色に見える島へとボートは向かっていく。

断崖絶壁の岸が上陸を阻む中、ボートを止められるところを探してボートを動かして少しすると浜辺を見つけ、彼らはボートを降りる。


オリー「早く早く!行こう!」


そんな彼女を追いかけてジョージ達は島の奥へと入っていった。

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