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始まり

 人間たちが平和に暮らしていたある日、疫病や、災害、ありとあらゆるものがこの(くに)へと降り注いだ。

 疫病や災害で人間は滅び、十二支を神と崇め、動物たちはそれぞれに獣人となり、文明を築いた。

 何百年と何事もなかった。


 そんなある日、神は1つの予言をした。


「この國は滅亡する。しかし十二支に選ばれし少年少女がこの國を救うだろう」


 十二支は12人の少年少女を選び、力を与えた。


 他人のために力を使う者、力を隠したもの、それを自分のために利用しているなどの様々な噂が流れた。

 どの噂も信憑性がなく、誰もその真実を知らなかった。


「滅亡するんだ。正直どうでもいいし俺には関係ない」


 か、関係ないよな…?

多少口調が乱れている可能性がありますがご了承ください。

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