勇者は勝つ
みんなおはようございます。
また何日も寝てしまった...
十数日も,..
これも魔王の特性なのかもしれない。
毒が効かないのも多分それのおかげ。
一長一短だな!
それはともかく、階層ドーン
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一階層スライム100
二階層毒虫10000
三階層迷路
四階層ドライアド100
マスタールーム
トレーニングルーム
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そう。この前までこうでした。
では順々に行きましょうか!
ていうかなんで真ん中だけ森があるの?
全面森にしちゃえよ!
ってことでこうなります。
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一階層 森フロア
スライム100
二階層 森フロア
毒虫10000
三階層 迷路フロア
四階層 森フロア
ドライアド100
マスタールーム
トレーニングルーム
岩場フロア
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では一階層から見ていこう。
はい、スライムプールです。これは、階層の1/4は占めているな...
はい次二階層。
毒虫10000匹だから、かなり強いのがいるはず。
数が多いから生存本能がどっぱどぱ刺激されちゃうエリアだ。
結果いませんでした。
やっぱり一か八か運任せだしね。
そもそも環境に適応して進化だなんて確率的に低すぎるよね。
毒虫10000匹出しておく。
次に四階層。三階層は迷路だからね。
うん、一面森です。
こんこん
なー
木の中にしっかりドライアドさんたちがいる。
異常なしだ。
確認終わり。
あとは俺自身の訓練にしよう。
「転移!トレーニングルーム!」
相手はクレス。レオンだと全く見つけられないので相手になってくれない。
俺はアイテム作成で作った鉄の剣を持ってクレスと相対する。
さあさっそく始めよう。
クレスはやはり直進してくる。
この直進が突進と言ってもいいレベルで速い。
俺は体が突進に当たらないように移動し、剣を振るう。
クレスはそれを避け俺の足元に来ようとしてきた。
俺はクレスが近づかないように剣でけん制しながら、後ろに下がる。
次にクレスは毒液を吐いてきた。この毒液は液体も危ないが、気化して大災害を起こす代物だ。名前に恥じない猛毒である。
しかし、俺には効かない。勇者の特殊な体質のおかげだ。
なので、模擬戦では、吐く毒液に当たらないようにしている。
俺は毒液を避けるが、少し服の端に付く。当たった部分は一瞬で溶けた。
俺が前を見ると、クレスが俺の顔にめがけて跳んできた。
俺は避ける。
そして跳んでいるクレスの無防備な体に一閃。
ガキんっ
「ふう。」
模擬戦が終わった。
今回は俺の勝ちだ。
クレスは硬いので俺の攻撃なんて初っ端から効かない。
なので1発当てれば勝ちのルールで戦っている。
ちなみにだいたい3秒くらいでいつも決着がつく。
「きゅぴーー!」
クレスが悔しそうにしながらも、俺に甘えてくる。
本当に可愛い。
もちろんレオンもだ。
こうして一日がすぎ、俺は寝る。