勇者はかぼちゃを食べる
ご飯ができた。
「今日の飯は、かぼちゃの煮ものに、かぼちゃのスープ、それにパンをつけて食べるんだ。」
「「「はーい!」」」
俺も食事をご馳走になろう。
俺にとっては娯楽なんだがな。
「「「いただきまーす!」」」
さあ食べるぞー!
かぼちゃの煮もの!
中まで柔らかくて味もしっかり染み込んでいて美味しい。
甘さも程よくて、もうかぼちゃ好きになっちゃう。
次にかぼちゃスープ!
うん!クリーミーでかぼちゃ嫌いでも食えそうな感じの味だ。たぶん冷製のスープにしても美味しいだろうと思われる。
これはパンにひたひたにつけて食べたい一品ランキング上位確定だ!
「「「ご馳走様でした!」」」
「お粗末様でした。」
ご飯に対する感謝も忘れない。
「いやあ、本当に美味しかったよ。毎晩作って欲しいくらい。」
そう言うと院長は急にどもり始めた。
「ま、毎晩ですか?そ、それはあのう...ちょっと急には...」
おかしな言い回しだっただろうか?
もしかして、「俺のものになれ」的なサムシング、イエア?!
それはやばい。
確かに院長はいい女性だけど、俺は意外と奥手な方だ。
そんなこんながあって、気まずいまま、俺とフォルはダンジョンに帰った。




