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勇者は見守る

二章開始!

今日も俺はマスタールームにいる。


というか今起きた。

「階層の確認に行こうか。」

「ぎゃぴおん!」


ぶるんぶるん


おっ!ヘドバンか!ロックだな!


ーーーーー


一階層 森フロア

スライムプール


二階層 森フロア

クレス、レオン


三階層水フロア

水妖精100


四階層 森フロア

ベル


五階層 迷路フロア



マスタールーム


トレーニングルーム

岩場フロア


ーーーーー


まず一階層から行こう。


スライムプールは今日も元気にうごめいており、健康?そうだ。



二階層。


クレスとレオン。


レオンは元気そうだが、クレスからちょっと調子が悪いのが伝わる。


そう、俺は蟲特性を得てからクレスたちの感情が少し鮮明にわかるようになったんだ。


「ぴきー」

「マスタールームに行きたい、か?」

「ぴきゃー!」


こんな感じだ。


「ああ、わかった。」


俺はマスタールームにクレスを置いて、階層確認を続ける。



次は三階層。


水妖精は人型になっている...


「マスター、お世話になっております。」

「お、おう。」


この世界の人型の生物はほとんど友好的で、魔物とは区別される。

昔はよく、ゴブリン族やオーク族が殺されていたそうだが、今は無い。

この知識は、俺が生まれた時に持っていた知識だ。


なので、俺の階層に人が住んでいることになる。


「お前の種族名は?」

「はい、わたくしたちはウンディーネでございます。マスターに造られた存在です。」

「そうか、生活に困ってないか?」

「はい、今のところは困っておりません。食べ物は魚がおりますので。」


魚?作ったっけ?

まあいいや。

いるんだしいるんだよ!



四階層

ベルだ。


転移した瞬間、すごい勢いでこっちにやってきた。


俺はしっかり抱きしめる。

一瞬、ベチャアってなるかと思ったが、大丈夫だった。


ベルは俺に甘えてくる。

そうだよな。確かベルは、出会ってすぐに放置しちゃったもんなあ。


俺は存分に甘えさせる。

フォルも混ざりたそうにしていたので、フォルもワシャワシャしてやる。



五階層から下は何もいないため、パス。



マスタールームに戻り、様子のおかしかったクレスを探す。


「あれ?クレス?」


クレスがいない。


ダンジョン魔法!

うん?部屋の端か?


そちらを見ると、糸を出しているクレスがいた。


「ぴき。」

「なになに?進化?...ああ!進化か!」


どうやら進化のためにさなぎになるらしい。


「そうか!頑張れクレス!」


応援するのは、俺がクレスの親ポジションだからだろうか?


とりあえず俺は頑張っているクレスを見守る。

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魔王は歩く。(改稿版)
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