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勇者は中級者

俺たちは地上に帰ってきた。


次は中級者向けダンジョンだ。

親切な冒険者によると少し初心者向けより難しいらしい。


なるほど、では出陣!


ダンジョンの中に入るとやはり洞窟型であった。

逆に言うと俺のダンジョンの方が少し特殊なのかもしれない。


親切な冒険者によるとこのダンジョンも一階層で終わりであるらしい。


俺たちはダンジョンを進む。


みー


ダンジョンの奥の方から動物の鳴き声が聞こえてくる。

俺はこの声に聞き覚えがある。


もう少しダンジョンを進むとそこには、やはり妖精がいた。


「いけ!フォルやっておしまい!」

「ぎゅぷ!」


相手は妖精だからなぁ...


弱いだろうなぁ...


すぐに倒しちゃうだろうなぁ....


と言うことを考えていると

やはりフォルはすぐに倒して来た。

というか食べてきた。


「フォル。おなかすいてるんなら俺のダンジョン魔法で出せるんだぞ?」

「がぴ?」


フォルが可愛らしく首を傾げる。


くっかわ!


俺たちはダンジョンを進む。


しばらく進むと小部屋があり道はまだ続いている。


休憩部屋かな?

っと思っていた時期が俺にもありました!


モンスターハウスです。


部屋の中に妖精とスライムが10匹ずつくらい。


「フォル!行くぞ!」

「がパー!」


あっ!フォルのブレスで全滅した!


あっ!フォルが、死体がアイテムになる前に食べてる!


そう、この世界は魔物が死ぬとアイテムをドロップするらしい。

だがうちの子たちは皆食べるから、見たことがないのである!


はい、後に残ったのは、寂しい一人と一匹の空間。


よし、奥に進もう。


俺たちは分岐のない道をひたすら進み、時にはフォルが食べたりしながら奥に向かう。

最奥の部屋に来た。

少し大きめの開けた空間になっている。


そして部屋の真ん中にはヘラジカ?

半透明なので妖精の上位互換なんだろうね。


ああっ!フォル!

待て!そう待てだよ!


ちゃんと待てができたな!

おおよしよし!


では。


よしいけ!


フォルの躾もさまになったなあ!


フォルはすごい勢いでヘラジカの妖精の首に噛み付いた。

一撃必勝決着がついた。


フォルの大きさは俺の胸ぐらいの大きさだ。

だが速度はすごい速い。

素の速さで残像が見えるくらい速いのだ。


ぴろりーん


お!宝箱だ!

何が出るかな?何が出るかな?

たらたらーん


加工されたサファイアだ。


おおー!いいのが出たんじゃないか?

もしかしたら、俺も作れるかもしれないが。


ゲートをくぐり俺たちは地上に出る。


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魔王は歩く。(改稿版)
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