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第二話 今後の身の振り方を考えます

皆さんこんばんわ。神崎龍馬です。現在俺はひたすら暗闇の中を走っています。しかし、この体。凄まじくチートです。もうすでに体内時間で五時間はぶっ続けで走っています。しかも全力疾走で。ですが一度も休まないでいるのに疲労を感じていません。

多分ここまでくれば奴らも襲ってはこないでしょう。その間にこれからの事を考えますか。

まずは、転生した目的ですがぶっちゃけ言うと何をどうすればいいのか分かっていないのですよね。神様に世界を救えと言われましたが何から救えばいいのでしょうか?まあ、その辺はおいおい考えましょう。

次に情報収集ですね。一応この体の記憶ではここはタルカ王国と呼ばれており人間至上主義を掲げていると。そして先ほどそいつらに襲われたと。…体が十歳くらいということもありこれ以上の事は何も分かりませんね。仕方がないです。その辺の村か街に行きますか。…いや、もっといい方法がありますね。


「数は…二十くらいでしょうか?何となくですが気配を感じますね。山賊でしょうか?」


どうやら待ち伏せしているようですね。丁度いいです。この体になれるにはいい相手ですね。

俺は何も知らない風を装い近くまでくると一番近い山賊に一気に近づきます。


「フハハハハハ!死にたくなければ抵k…」


何か笑いながら言っていましたが近づいて首をもぎ取ったら黙ってくれました。まあ、首を取って話せるのは怖いですが。


「な、なんだこいつ!?」

「矢を撃て!」


他の山賊たちは多少混乱していますが矢を放ってきます。ですが俺はそれを軽く避けるとバスケットボールくらいの火球を生み出し放ちます。


「無詠唱!?に、にげ…!」


瞬間火球は勢いよく爆発して巨大な火柱を上げました。

…これはやりすぎましたね。逃げた意味がありません。で、生き残りは…一人だけいますね。


「ひ、ひい!」


近づくと生き残りは怯えますが構わず近づきます。


「…いくつか聞きたい事があります。答えてくれたら命は取りません」

「ほ、本当か!?」

「勿論です」


俺がそう言うと生き残りはぺらぺらと喋ってくれます。地理やこの近くの町や村。国際情勢も軽くですが知っていたようで教えてくれました。では約束は守るとしますか。


「分かりました。ではこれで私は失礼します」


私はそう言ってその場を足早に離れます。生き残りは…おや?なぜ離れないのでしょうか?もしかして分かっていないのでしょうか?なら教えてあげませんと。


「あ、生き残りの方。早くその場を離れないと」


…ゴシャッ!


「倒れてくる大木の下敷きに…って遅かったようですね」


折角生き乗れた山賊は先ほどの火球の影響で倒れてきた木に潰されました。……中々にグロいですね。飛び散った胃腸が何とも言えない風景を描いています。

さて、もう用はないですし先に進むとしましょうか。彼の情報が正しければこの先には村があるようですし。……あれ?でも人間至上主義がはびこる国の村って……。やめましょう。村は迂回して進むしかなさそうです。

結局彼の情報の大半が使い物にならなくなりましたが避けて通れると考えれば悪くはないでしょうか?まぁ、彼らにとっては運が悪かったとしか言いようがありませんが。


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