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旅する読書と私

作者: 夏夢
掲載日:2026/03/26

ずっと読みたかったと思ってた『汝、星のごとく』が文庫化になって、読んでみました。島を舞台にした小説はいいなと思います。島ってその独自性からか小説の舞台にぴったりな気がします。ついつい、いくつか読みました。夏にいいですね。


読みながら、地図でどの辺の島かなと確認もしたところ、次第に◯◯県ではくくれない、まさに「瀬戸内」というエリアと思えてきました。


ブロッコリーのような島を眺めるごとく、読んでみた、それぞれの本。


ずっと読みたかったと思ってた『汝、星のごとく』が文庫化になって、読んでみました。島を舞台にした小説はいいなと思います。島ってその独自性からか小説の舞台にぴったりな気がします。ついつい、いくつか読みました。夏にいいですね。


読みながら、地図でどの辺の島かなと確認もしたところ、次第に◯◯県ではくくれない、まさに「瀬戸内」というエリアと思えてきました。


『島は ぼくらと』 辻村深月

『傲慢と善良』以来の辻村深月さん。『傲慢と善良』に出てきた〇〇〇さんが登場して、そんなつながりも楽しめました。

私が思う瀬戸内の島に近いイメージ。高校生の後は、それぞれの進路で島を出ることがあるから、島に生きる高校生って色濃い時間を生きていると感じます。そして、Iターンの人や、島に生き続ける人大人のこともしっかり触れられて、『傲慢と善良』とは路線が違うけど、「解像度の高さ」って形容がほんとぴったりな辻村さん。

『島は ぼくらと』 辻村深月

『傲慢と善良』以来の辻村深月さん。『傲慢と善良』に出てきた〇〇〇さんが登場して、そんなつながりも楽しめました。

私が思う瀬戸内の島に近いイメージ。高校生の後は、それぞれの進路で島を出ることがあるから、島に生きる高校生って色濃い時間を生きていると感じます。そして、Iターンの人や、島に生き続ける人大人のこともしっかり触れられて、『傲慢と善良』とは路線が違うけど、「解像度の高さ」って形容がほんとぴったりな辻村さん。

『海とジイ』藤岡陽子

著者は現役の看護師さんでまた、経歴が面白い。大学(文学部)卒業後、タンザニアに留学して、そして看護師になっている。氷河期世代でもあり、就職難を経験して、「手に職を」と看護師になったよう。看護師として得たことが存分に生かされている作品。本作品は3作からなり、1つめは、島に生きる「ジイ」のここぞという頼もしさ存在感が秀逸。2つめは、老齢となった医師と看護師とのやりとりに、心なしか夏目漱石『こころ』の「先生」を感じた。3つめの小説も、コツコツとマメに取り組むジイの存在感が印象的で、三世代につながるような話。沖縄の「おばぁ」のように、瀬戸内には「じい」が似つかわしいか。

(2018年刊)


『直島から瀬戸内国際芸術祭へー美術が地域を変えた』福武總一郎+北川フラム

瀬戸内と言えば、アート、「瀬戸内国際芸術祭」だと思い、小説の他に読んでみました。3年ごとの開催の芸術祭、2025年今年がちょうどその年。今年はもう駆けつけられそうにないので、3年先を見据えてしっかり下調べして行きたいです。芸術祭で訪れたことを契機に島にもどった家族がいて、学校も復活したなど、ただのイベントでなく、地域づくりに結びついている部分など、活動自体がアートだなと思えました。また、個々の島が抱えていた背景のことなど、行く前に知れて良かった。読んでよかったです。

 北川フラムさんは、瀬戸内国際芸術祭に取り組む前に、越後妻有で「大地の芸術祭」をされています。瀬戸内の本を読んでいたら、新潟が出てきたので、『海を抱いたビー玉』と重なってまたどっきりでした。さらに、「奥能登国際芸術祭」を石川県珠洲市で手がけられていました。こちらは来年の開催が見送りになっています。鑑賞できる常設作品は見ることが可能です。行ってささやかにお金を落とすことくらいしかできなくても、行って観てみたいです。

 瀬戸内の豊島が棚田の再生とともに景観に調和した美術館が作られてました。棚田があるところも共通していて、能登の棚田も災害からの復興とともに再生してほしいと願うばかりです。

 行くとしたら、2027年越後妻有→2028年瀬戸内→2029年奥能登かな。行けたらいいな、いや、行きたい。


~行ってみたい瀬戸内旅~

・もうこれは瀬戸内国際芸術祭は間違いなし。

 どのタイミングで行くか?混雑避けて春、 夏、秋の会期のはざまに行くのもありかな。

 豊島、直島、大島はマストで行ってみたい。

・祝島 こちらは山口県の島 珈琲店があり。行って飲みたい。

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