第四章:エリートたちの品評会で、俺は『不良品』の烙印を押される-2
【第二幕:】勧誘ラッシュ? いや、全部お断りだ
報告の内容は、その場にいる代理人たちを短い沈黙に陥らせた。
やがて、第一ラウンドの論争を爆発させた。
「面白い」
赤紅学院の代理人が最初に口を開いた。
彼の口角には略奪的な笑みが浮かんでいた。
「完璧な防御? そんなもの誰が気にする? 俺が見たのは、誰にも教わることなく、一瞬で三十発以上の火球を放つことができる一人の新入生だ!」
彼は机に拳を叩きつけ、「ドン」という鈍い音を響かせた。
「あれは『暴走』なんかじゃない、あれこそ『弾幕』の雛形だ! 少し導いてやれば、彼自身が一つの魔法軍団になる!」
彼の言葉が終わると、エルヴィラはゆっくりとまぶたを上げた。
ほとんど気づかれないほどの嘲りの笑みを浮かべる。まるで、その野蛮で直接的な比喩をあざ笑っているかのようだった。
彼女は口を挟むことなく、ただその光景を目に焼き付けていた。
「反対します」
優雅な立ち振る舞いのエルフである青風学院の代理人が、すかさず反論した。
その声は森の微風のようだったが、有無を言わさぬ断固とした響きがあった。
「彼の核心はあの完璧な『盾』にあり、あのような雑然とした『矢』ではありません。これは、彼が究極の防御の要となる潜在能力を秘めていることを証明しています。彼を戦争の道具として育成するなど、才能に対する最も恥ずべき浪費です」
エルヴィラの視線は、このエルフの代理人を軽くかすめただけだった。
アーガスを直視することはなく、むしろその場にいる他の者たちの顔に浮かぶ、熱狂から冷淡へと変わる微妙な変化を面白そうに観察していた。
彼女にとって、この会議は臨時の討論ではなく、とうに予測されていた狩猟に過ぎなかった。
「もういいだろう」
沈着で、有無を言わさぬ重みを持つ声が、彼らの言葉を遮った。
最初から最後まで沈黙を保っていた岩黄学院の代理人。
フレイヤ院長の直弟子である男が、ゆっくりと立ち上がった。
彼の動作は非常に遅かったが、その一つ一つの動きは、鉄床に落ちる鉄鎚のように重厚だった。
「無駄だ」
彼はその二文字だけを吐き捨てた。
「制御不能な火力の掃射を追求する者も、その場で打たれ強いだけの状態に満足する者も、どちらも魔力に対する最も恥ずべき『浪費』だ!」
彼の視線は他の二人の代理人を舐めるように過ぎた。
そこには、職人特有の軽蔑が混じっていた。
その後、彼はようやく視線をアーガスに向けた。
その目はもはや値踏みするようなものではなく、専門的で、解剖学に近いような分析の眼差しだった。
「あんた達は表面上の火花や光の盾しか見ていない」
彼の声は地に落ちた鉄床のように重かった。
「俺が見たのは、このすべてを支えている『骨格』だ! あれは才能なんかじゃない! あれは『法則』だ! 魔力が流れる前に、すでに骨の髄まで刻み込まれている、絶対的な鍛造の法則なんだ!」
彼の拳が重々しく机に叩きつけられ、「ドン」という鈍い音が響いた。
周囲の茶杯も一緒に跳ね上がった。
「坊ず、壁を白く塗るような見掛け倒しの技なんて学ぶな」
彼は唯一の、そして真摯な招待の言葉を口にした。
その声にはドワーフのロマンがこもっていた。
「岩黄学院に来い、俺がその法則を使って、正真正銘お前だけの『山』を創り上げる方法を教えてやる!」
三つの学院が、同時にオリーブの枝を差し出した。
周囲から羨望と嫉妬に満ちた息を呑む音が漏れる。
だがアーガスは、ゆっくりと首を横に振った。
「すみません」
彼の声は大きくなかったが、すべての喧騒をはっきりと断ち切った。
「軍団になることにも、盾になることにも、あるいは山を創ることにも、興味はありません」
このきっぱりとした拒絶により、部屋の温度は一瞬にして氷点下まで下がった。
赤紅学院の代理人の略奪的な笑みは、突然凍りついた滝のように顔に張り付いた。
青風学院の代理人の優雅な態度には亀裂が生じた。
そして岩黄学院の代理人は、信じられないという失望の色を目に浮かべ、重々しく椅子に座り直した。
「じゃあ、お前は何のためにここに来たんだ?!」
赤紅学院の代理人がほとんど咆哮するように声を上げた。
「俺たちの時間を無駄にするためか?!」
アーガスは彼に答えなかった。
彼は顔を上げた。
常に理性の炎を燃やしているその黒い瞳が、初めて、その場にいる一人一人の「審判官」たちをこれほどまでに厳粛に見渡した。
【あとがき】
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次の章も、全力で鍛えます。




