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第2章 用語解説 登場人物紹介

序章


歴史とは何ぞや。曰く、物語なり。

物語とは何ぞや。曰く、言葉なり。

言葉とは何ぞや。曰く、文字なり。

しかして歴史は、文字をもって綴らるる言霊の綾。

われら言霊蔵の司書は、言ノ葉を護り、綴りしものを正し、還す者なり。

『言霊蔵草書』序章より引用


専門用語紹介


言霊蔵書館(ことだまぞうしょかん)(言霊蔵(ことだまぐら))

……紙魚たちから歴史を守るために言葉の神である、一言主(ひとことぬし)が作った機関。言ノ葉を使用し歴史や物語を守る司書達が連なっている。言霊蔵と略称されることが多い。


司書

……宿者と契約し、紙魚と対峙する。各司書によって得意とする歴史・物語の分野が異なる。霊力を持つがそれも司書によって系統が異なる。中には何十、何百もの宿者と契約を交わす司書もいる。


宿者(やどりもの)

……精霊達の総称。花や物に宿る精霊や本の物語から生まれる精霊など多岐に渡る。牡宵や桐忠などが該当する。物語に入り込める唯一の存在として、司書と契約し紙魚達と戦う。容姿端麗なものが多い。


紙魚(しみ)

……言霊蔵と敵対する存在の総称。文字を喰らい歴史を消去、変更しようとする存在。宿者達はこれを排除するために日々戦闘を行う。


移動図書館

……言霊蔵より派遣された司書たちがそれぞれ持つ簡易的な領地のこと。そこにあってそこにはない。司書を主とし、宿者達で構成される各図書館の総称。


筆継(ふでつぎ)

……司書の側近を指す。常に行動を共にすることが多く、司書の護衛や仕事の片腕を担う役割。移動図書館の記録係でもある。


司書・宿者(やどりもの)紹介


珠依(たまより)

……移動図書館『玖燈籠(くとうろう)』の司書であり女主。この物語の主人公。守護する歴史は怪談や奇談ものが多い。黒い蝶の式神を使役している。珠、珠様などの愛称で呼ばれることが多い。


牡宵(ぼしょう)

……珠依が初めに契約した宿者。牡丹の花の精霊であり、百華王とも呼ばれる。玖燈籠の筆継を担う。見た目は二十四〜二十七くらいの青年。


桐忠(きりただ)

……言霊蔵本部から派遣された宿者。珠依と二重契約をする。物語「中村半次郎」に宿った精霊。見た目は十六から十八くらいの少年。


(らん)

……物語『舞姫』に宿った精霊。『玖燈籠』初の女性の精霊。性別が区分けされてる空間では彼女が珠依の護衛を行う。見た目は十三ほどの少女。


磐津(いわつ)

……要石に宿った精霊。戦闘よりもその歴史の浄化を得意とする。見た目は二十五〜二十八くらいの青年。


郁南香(かなんこう)

……伽羅の香木に宿った精霊の男。口数が少ないが、珠依のことを信頼して行動に移す。稀南香(きなんこう)という弟がいる。見た目は十九〜二十二くらいの青年。


稀南香(きなんこう)

……伽羅の香木に宿った精霊。兄である郁南香に憧れている。見た目は十四〜十六くらいの少年。





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