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第3話 バイアスの魔女


 この世には様々な思い込みがはびこる時代。そんな思考が人生を狭める。それを酒のつまみにして楽しむ最悪の魔女と人の感情を買う悪魔がいる。

 そいつらがなぜか私たちの家にくるという情報を猫宮が内密に教えてくれた。彼女を守りたいのだろうというのが伝わる。秘密主義のアイツにしては随分な大盤振る舞いに感じられた。


 「今日は認知バイアスについての講義だ。認知バイアスってのは人の脳内にある思い込みのことだ。例えるなら、黒人は悪いやつが多い、中国は治安が良くない、女性は数学が苦手。これら全てバイアスによるものだ。」

 研究室に響く先生の声、威勢のいいたくましい声。髪は茶髪の天パでめは真ん丸としている。体格は細身。私達の先生、津村教授だ。

 「ねぇ~里香、バイアスっていろんな種類あるやつだったよね?」

 「そうだよ柚葉」

 「粋怜はあまり知らないのですけど」

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