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終末の七勇者  作者: ヤミ
第一章 天地大戦
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第九話 《神影》

皆さんこんにちは。ヤミです。

最近は猛暑並に気温が高いのでお体に気を付けてくださいね。

さて、本日は第九話を投稿させていただきました。

突如現れ《血人》達を倒したゴリラ。彼は星影達を助けどこへ連れてったのか。

ぜひお楽しみください。

 とても長い夢を見ていた気がする。俺は目を覚ますと回りを見渡す。どこを向いても知らない場所だ。何でこんな所にいるのか?それすらもわからない。その時扉が開き、部屋に白衣を着た男が入ってきた。

「影塚くん、体調はどうだね?」

「…あなたは?」

「おっと、失礼した。自己紹介がまだだったね。私は星野流生。ここ、暁病院で医者をやっている。」

「何で俺は病院にいるんだ?」

「その事については彼が話してくれますよ。」

 星野はそう言うと部屋を出ていき、代わりに身長二メートル近くある体格のいい男が入ってくる。

「よぉ、影塚星影。」

「あんたは、誰だ?」

「俺はゴリラ。元《整合騎士団》、《暁》のメンバーだった者だ。」

 《整合騎士団》それに《暁》という言葉を聞いて思い出した。俺はあの戦場で倒れ、ここにいるのだ。

「あんた!あの後何が起きた!みんなは無事か!」

「あの後、お前らのリーダー、シエルはジャックに連れ去られた。その他の奴らは一応無事だ。」

「あんた!シエルを助けてくれなかったのか!あの場にいたんだろ!」

「ああ、いたよ。だが助けられなかった。相手が一枚上手だった。ジャックだけなら俺でもどうにか出来た。だがあの場にはジャックと瀕死のアルセーヌ。そしてもう一人いた。俺でも気付けなかった。」

「もう一人…。」

「影塚、お前はシエルを救い出したいか?」

「勿論だ!」

「そうか。もう怪我の具合は大丈夫そうだな。」

 ゴリラはそう言うと、一着のスーツをベッドの上へ置いて部屋を出ていった。

「…何か言ってから出ていけよ…。」

 しばらくして、病室に星野が入ってくる。

「影塚くん、今日目覚めたばかりだけどもう退院していいですよ。君のお仲間も今日退院ですから。」

「あ、はい。」

 そこへまたゴリラが部屋に入ってくる。

「影塚、その服を着ろ。これから行くところがある。」

「わかった。」

 俺は院内のシャワーを借り、ゴリラから貰った服に着替えて外に出た。星野は病院の外まで見送りに来てくれた。

「皆さん、気を付けてくださいね。何かあったらまたここへ来てください。それでは。」

「星野さん、ありがとうございました。」

 そして俺達は病院を後にし、ゴリラと共にとある場所へ向かった。

第九話いかがだったでしょうか。

《神影》のゴリラは星影達を助け、これから《プレデター》討伐、そしてシエル奪還のために星影達はゴリラと共にある場所へと移動する。

次回第十話 新たなるアジト

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