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終末の七勇者  作者: ヤミ
第一章 天地大戦
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第十六話 ゴリラ族の援軍

皆さんこんにちは。ヤミです。

本日は第十六話を投稿させていただきました。

捌に追われていたゴリラ、星影、クラウスの元にゴリラ族が現れる。大群のゴリラ族は捌の脅威的な風の力にどう抗うのか。

お楽しみください。

俺達はゴリラ族という一族の援軍により一時の危機を回避することが出来た。ただ、相手も一筋縄ではいかない。一時の危機を回避したからと言っても奴はまた攻撃を仕掛けてくる。それも今までよりも強力な技を。

「ゴリラ、お前を狙っているのはあ奴だな?」

「ああ、そうだ。あとこいつらだが、暁彦の孫と弟子だ。」

「何じゃと?!暁彦様の!そうかそうか。お主も大変じゃのう。じゃが儂らはあの方に返すことも出来ないほどの恩がある。あの方に返すことは出来ぬが、お主らを守り通すことが儂らの恩返しである。皆の者!儂らが恩人である暁彦様に恩を返すため!ここで奴を討つぞ!」

「おぉぉぉ!!」

 長であるゴリオサが声を上げると後ろにいるゴリラ達も皆声を上げる。

「へっ!何人で掛かってこようが、俺には勝てないぞ!」

 捌は腕を振り払い突風を何度も起こして攻撃してくる。だがその突風を喰らってもゴリラ族達はかすり傷程度しか受けずそのまま捌目掛け突き進んでいく。

「何なんだ!こいつら!何故倒れない!」

「叩き潰せ!」

「おぉぉぉ!!」

 ゴリラ達に畳み掛けられた捌は逃げる術なくただただ文字通り叩き潰されていった。

「マジかよ。あいつをあんな一瞬で…。」

「そら恐ろしいな。」

「あいつは幹部の中でも弱い奴だ。幹部は零から拾までいて拾が一番弱い。」

 呆気に取られていた俺とクラウスにゴリラはそう言う。それに対してクラウスは

「つまり、あれ以上の敵がまだたくさんいると。」

「ああ、そう言うことになる。だからより多くの仲間が必要なんだ。そして、俺達がここに来た理由はゴリラ族に俺達側に付いてもらうためだ。」

 俺達は新たな仲間になるゴリラ族達も元へ向かう。そこではボコボコにされた捌が倒れており、それを囲んでゴリラ達は雄叫びを上げていた。

「ゴリラよ、奴は倒したぞ。これで良いのだな?」

「ああ、助かった。感謝する。そこでもう一つお願いがあるんだが。」

「何じゃね?」

「こいつら《プレデター》に星影の仲間が拐われてんだ。彼女を救出すために力を貸して欲しい。」

「なるほど。こちらはそれなら惜しみ無く力を貸してあげたい。しかし、儂はゴリラ達とこの場所を守り続けなくてはならない。だから儂の代わりに彼らを連れていってはくれぬか?」

 すると捌を囲んでいたゴリラ達の中から四人のゴリラ達が出てくる。

「よぉ、俺はゴリパンだ。」

「俺はゴリウメ。」

「ゴリヤスだ。」

「どうも、ゴリゴリです。よろしく。」

「みんな、感謝する。ありがとう。」

「ありがとうございます。」

「ありがとうございます。」

 俺達三人はゴリラ族のみんなにお礼をいいそのあとはゴリラ達の集落をあとにし、メキシコへ向けて空港を目指した。


皆さんいかがだったでしょうか。

ゴリラ族の中から精鋭のゴリパン、ゴリヤス、ゴリウメ、ゴリゴリの四人が協力者として《暁》に加わる。

一方センゴリ、リリィ、トーマスはメキシコへ向かう。

次回第十七話 奪還作戦inメキシコ

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