第十一話 奪還作戦
皆さんこんにちは。本日二本目は第十一話を投稿させていただきました。
シエルを救い出すために《暁》と《神影》が一丸となって作戦を立てる。
ぜひお楽しみください。
「お前ら、《プレデター》のアジトを知ってるか?」
ゴリラの問いにクラウスは首を横に振る。
「《プレデター》は幾つかのアジトを転々としている。俺達が今まで調べてきた所はイギリス近くの孤島、アメリカ合衆国会議事堂の地下、そしてニュージーランドだ。その中でヤミが偵察し、アメリカ合衆国会議事堂の地下にいることがわかった。俺達はそこへ向かう。だがその前に寄り道していくところがある。俺達だけで《プレデター》全員を相手には出来ない。だから助っ人を連れていく。いろんな所にいるから手分けをしてコンタクトを取る。俺、マサ、セン、ヤミの四班だ。俺達の下に《暁》メンバー二人ずつ就いてもらう。分けるのはそっちでやってくれ。」
「それじゃあ、ワタシとトーマス、クラウスと影塚、スティカと茜、悠都と神木に分かれましょう。」
「決まったな。星影達は俺だな。」
「じゃあ私の所に茜ちゃん達来てね~。」
「センの所にはリリィ達、マサの所には神木達でいいな?」
「問題ない。」
「問題ない。」
センとマサが同時に答える。
「ここからは別行動になる。何があるか分からんからな。用心しろ。俺達はアフリカへ行く。セン達はメキシコ。マサ達はバチカン市国。ヤミ達は三重の伊勢神宮へ行ってくれ。頼んだぞ。」
「りょーかーい!」
「ああ。」
「おう。」
「そんじゃあ行くぞ。」
そして俺達は《神影》アジトを後にした。ヤミちゃん達以外は空港へ向かい。飛行機でそれぞれの場所まで移動することになった。
第十一話いかがだったでしょうか。
《暁》と《神影》は協力者を集うべく四グループそれぞれに別れ行動を開始する。ヤミ、茜、スティカは三重県の伊勢神宮を目指していく。
次回第十二話 奪還作戦in三重