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横幅1メートルのラーナ生地の反物のお値段を見ると、10セルにつき銅板6枚。一巻きが10ミーダでまるごと買っても銀板6枚。ふむ、布地にしてはなかなかお手頃。
地球では柄つきでも半値以下だったけど、アースガイアではだいたい生なりの無地でこれくらいなのです。
ちなみに単色で染めたら値段は倍になります。職人による柄入りの、絵つきと呼ばれる布地だと10倍以上になります。
とりあえずこれを敷き布団に使うとして、かけ布団の方はウォームエアの魔生石があればタオルケットで十分だろう。
タオルケット分でだいたい横150セルの縦200セルくらい。綿入り布団を作るとしたら横170セルの縦220セルくらいを二枚分かな。
となると……えぇとあれがこうなってこうだから、うん。10ミーダじゃちょびっと足りないくらいか。
こっちの綿、紡がれていないラーナ花は1タムで銀板2枚と銀貨1枚。まぁ念入りに洗浄してふわふわにさせてあるから金額も高いよね。
エリーさんに布は夜営などでも使うことが多いから多めに持っておけとアドバイスもいただいて、余裕を持って布地を30ミーダ分と、金貨2枚と銀板1枚分の綿10タムを購入することにした。あとは手縫い糸を1玉50ミーダになっているものを5玉分。
これで購入予定金額は金貨3枚、銀板9枚、銀貨2枚。
手持ちは金貨にすれば15枚以上なのでまぁうん、も、問題はないよ。
ひ、必要経費ですもんね。ね?
あとは旅の手慰みにセーターを編むことにした。
まぁこれは古着のセーターを買っても同じくらいなんだけど、自分の好みで柄とかを作れるからだね。編み物系の古着はほら、結構それぞれの好みが出るから。
編み目はシンプルで良いから大体1タムちょいってとこかな。
……いや、流石に柄つけたいな。別に余っても良いから多めに2タム買っておこう。
となると、こちらのは大きめの1玉150エルクくらいだから、14玉もあれば十分か。
素材のコーナーで見てみれば生なりの毛糸は1玉銅板5枚と銅貨8枚。
14玉で銀貨8枚、銅板1枚、銅貨2枚、と。まぁセーター1枚は銀板1枚以上はするから、買うよりは安いわな。
生なりばっかりでも文句出そうだし、青なら差し色で使っても良いかな。
編み物は前世では良くしていたから、デザインも簡単だ。
ふと青い毛糸を見ると、お値段1玉銀貨1枚。
ぐっ、た、高いけれど、まぁうん、少なめに柄のところの編み込みに使おう……これ2玉だけ買って生なりを12玉にしたら銀貨8枚、銅板9枚、銅貨6枚。
……きょ、許容範囲かな。レベッカさんとサブリナさんも納得してくれたし。
あとはローブの替えかな。1着でも困らないけど、流石に他の人の居るところで錬成で繕うことも出来ないし。
古着のローブのコーナーで手に取ったのはやはり黒と白。
汚れることを考えれば、やっぱり灰色が一番だから灰色も一着買うけど、街中で使うならカラフルなものも持っていた方が良いし、黒で良いか。こっちは旅の途中では使わないから汚れなんてあってないようなものだしね。
素材はシルバーウルフの革で古着だからお値段は銀板3枚と銀貨8枚か。灰色ローブが銀板3枚だからまぁ妥当なところだろう。
まぁこればっかりは仕方ない。現状、魔獣の解体をしてもらってないから、自分で作る訳にもいかないしね……。
その後、エリーさんに買うものを伝え、無事に全て買うことが出来た。ラーナ花も天秤で量ってもらったよ。
お会計は全部で金貨4枚、銀板6枚、銀貨8枚、銅板9枚、銅貨6枚。
金貨と銀板のどちらが良いかと言えば、銀板でお願い、と言われた。
ちょうど銀板が少なくなってきて両替に行かないといけなかったので助かったらしい。
結局銀板47枚を渡して、お釣りの銀貨1枚と銅貨4枚を貰うこととなった。




