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西門近くの民家と民家の隙間に身体を滑り込ませると、あたりを探索で確認してみる。
探索能力は本当にありがたい能力なんだけど、説明は難しい。
なんと言うのかな、頭の中に、地色が黒っぽい緑色の立体空間映像みたいに表示されるんだ。
基本は、私を起点として半径500ミーダの円で、地上から5ミーダ範囲を空から俯瞰で見ているよ。場合によるけども。
これは視点を変えることも出来て、正面から上に向かって映像を見れば、だいたいの地形や構造は把握出来る。
壁や床や木々などは白い線で。
生き物ならば全て枠は黒色で、相手に気づかれていない状態では中の色は白で。
相手に気づかれていて、敵意がある魔獣などは赤色で。
相手に気づかれていて、私に武器や魔法の詠唱などを向けられていない状態だと黄色で。
相手に一度気づかれていて、現在は私に意識を向けていない状態だと青色で表示される。
気づかれていない状態でも、私があの人は危険だな、とか感じると黒枠に黒。黒い人がこちらに気づくと、赤い色に変化します。
これらの中の色はどうやら私の意識によって変えられるようだ。なので、家族は無条件で緑色設定をしています。
範囲を狭めたり、点の詳細を知りたいと望むと、その詳細な形も黒枠で表示されるのでどんな人がそこに居るのかとかを見ることは出来るし、解析能力も協力してくれているのか、一度名前などを知った人は名前も表示されます。
人や生き物に向かって解析するとなんだか物凄く見られてるなぁって違和感で気づかれてしまうらしいから、幼少のときに家族にやったくらいしか試したことはない。
ざっくりと範囲で探索した時に気づかれないのは探索さんの範囲が広いせいなのかね?
一番広い範囲は今のところは半径8ケル程度なのだが、そこまで行くと地形の詳細まではわからず、大体の方向に生物が居るか居ないかの判断くらいしか出来ない上に、激しい頭痛に襲われます。
まぁこの範囲は最初は本当に1ミーダ程度くらいからだったから、使えば使うほど広がっているのはわかるのだけど、範囲限界に近づくほど頭痛がして、限界が来ると頭がもげるって思うくらい頭痛がヤバい。転生前の偏頭痛なんぞ目じゃない。
ちなみに円の形を変えてもそこの情報がわからなくなるだけで範囲が長くなるわけではない。なのでピンポイントで10ケル先のものを知るとかも不可能です。
詳細まで知ろうとするなら、今は半径7ケルが良いところだろう。
なので、実質の限界範囲は半径7ケルってところかな。
それで確認した結果、今私に注意を向けている生物は居なかった。安心して錬成が出来る。




