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改装工事中。  作者: 鳩浦 雪兎
私は、ミレイ=シュライク。
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 保有空間の中は時間が進まないから、素材がいたむこともないようだ。なんと、生物だって入れられるんだよ? 取り出す時が怖いから今のところ入れる予定はないけども。取り出す時に突撃なんかされてジ、エンド、なんて目も当てられない。


 ちなみに、アイテムボックスと呼ばれる保有空間能力みたいな空間魔法は、この世界にもある。あるけれど、人間にはまず大きな容量は無理。

 せいぜい、50キログラムから100キログラムまでのものを手のひらサイズの小さな袋に収納するくらいで、それも見せかけは袋だけれど、実は袋の出し入れするところに空間魔法をこめた魔生石をつけている。

 これくらいならば、人間が作ったものなのでだいたい地球でいう500万円ほどで取引されている。


 また、空間魔法持ちとバレたらその人はもう一生国に管理されてその仕事しかしなくなるため、出回っている数も多い。

 ま、でも管理といっても、護衛をつけられはするもののある程度は自由がきいて、贅沢三昧の人生を送るだけらしいから、逃げる人も居ないようだ。

 私は能力であって、空間魔法は使えないから、能力のことは絶対バレるわけにはいかないよ。魔法の付与なんて出来んからね。


 アイテムボックスはものすごく高いけれど、それだけ空間魔法持ちは貴重で、希少であり、また商人や冒険者には価値あるものなのだ。

 しかも何故か、空間魔法の魔生石によるアイテムボックスは、使用限界回数がない。

 たぶんだけれど、空間を作るか、どこかしらの空間の座標を定めるか、どちらかに魔法を使ってその入り口を魔生石に覚えさせる必要があるだけで、空間への干渉には魔法の消費がほぼないのだと思う。


 そして、知識をある程度詰め込み、今すぐに出来る準備を終えた私は時を待つことにした。ゆっくりでいいんだ。

 成長して、ちゃんと身体作りをして、誰が見ても大人! になったら、旅に出ればいい。その間は、自分の出来る範囲の身体作りをすればいいんだから。


 ……そう思ってた時期が私にもありました。

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