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改装工事中。  作者: 鳩浦 雪兎
私は、ミレイ=シュライク。
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 何でローブやら火薬やらの説明をしたかというと、この世界にはまず火薬がない。素材の硝石やらはあるけど、火薬を使うより、火の魔生石を使った方が早いし簡単で安上がりだからだ。

 魔生石はいったん魔法を込めれば使いたいって思いながら軽く魔力を流すだけで発動出来るからね。

 しかも、大抵の刃物じゃ切れないってほど固いから、そうそう壊れないし。

 というより、魔生石を壊せる物質を私は知らない。


 ただ、同じ魔法だとしても術者によって、またその時の魔法を紡ぐ丁寧さによって、魔生石で魔法が使える回数は決まっていて、それぞれ使える回数が違うのは常識。

 同じ術者でも、使う魔法の質は毎回まったく同じわけではないからね。気合い入れて魔法こめたらその分、魔生石で使える回数は増えるわけ。適当にこめたらもちろんその分使える回数は少なくなる。

 ちなみに使用限度が近づくと色が灰色に戻っていくのでわかりやすい。


 そして、魔生石には何回でも魔法を込めることは出来るが、器の魔生石にも限界があり、使いすぎると簡単に壊れてしまうこと。同じ魔法を繰り返し込めた方が壊れにくい、というのもわかっている。


 まぁそんなわけで話は少しずれたけど、まず私は天からのプレゼント知識から身体をすっぽり膝丈まで覆うローブと、火薬とライフル系統の銃とサイレンサーを検索し、実際に作ってみた。魔生石での攻撃はあからさまな炎が出てしまうので、隠密行動には向かないからね。

 で、出来たローブを着て、サイレンサー付きの銃…スナイパーライフルっぽいものを持って、こっそり近くの魔獣の出る森に行って試しうちしてみたら、本っ当に肩が外れるかと思った。死ぬかと思いましたはい。

 確かに基本的な体力作りはしてたし、当時6歳の子供にしては頑丈な身体で助かったけど、この時ほどエリクサーみたいなものが欲しいと思ったのは、言うまでもない。その時討伐した魔獣は、そのまま保有空間に入れてある。

 だってさすがに7歳児がギルドには行けないでしょ? まぁ裏技として出来なくはない、のだけれど……まぁそれは今は置いておく。

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