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そうそう、その商人だけれど、基本的に8種類に分けられるんだ。
まずは武器防具を扱う武具商人、薬草や水薬とかを扱う命薬商人。これは定番ですね。
薬草は、採取した生のままのものはそのまま長期間持ち運べないから、種類によって乾燥させて粉薬や丸薬にしたり、水や特別な調合水に浸けたりして使うんだ。
乾燥させたものは漢方に近いかな? すぐ効かないけど、長期的に使うと病気とかを治すのに役立つ。
水薬は即効性があるかわり、病気は治せなくて、失った体力や魔力を取り戻したりすることが出来る。
急ぎでない場合は水薬の材料の薬草を乾燥させたものでも体力や魔力を回復することは出来るけれど、基本は治療の補助にしか使われない。戦闘中に悠長にそんなことしてられないしね。
効き目が出るのにも、少なくとも数時間はかかるから、いつ戦闘が起きるかなんてわからないので普通は使われない。
そして、食料や雑貨を扱う必具商人、その必具商人の中でも服を仕立てたり、既製服を売る衣類商人。
それから、アクセサリーや家具を扱う装飾商人、魔生石を扱う魔法商人。
魔法書から歴史書、雑誌まで広く書物を扱う書商人、あとは移動用の馬や馬車、人力で主に運搬用の荷車を扱う物車商人がいる。
私は出来れば何でも商人になりたいけど、選ぶなら装飾商人かな。前世でも石とか宝石とかを見てるの好きだったし。
え? 何で普通に魔獣狩ってギルドで稼いだりしないのって?
もちろんそれもするけど、もともと武術は得意じゃないし、反則的なチートじゃないから死にたくないからねぇ。
それと、色々な能力を試してみて、保有空間は念じながら手をかざせば出し入れ自由なこと。それとやっぱり錬金術は無から有は創り出せないこともわかった。某有名漫画ドチビ主人公の錬金術と同じで、魔方陣は自分自身がかわりとなるから必要ないけど、対価は必要。
つまり、魔導師の着るローブを作るには布が必要で、火薬を作るには劇薬物が必要ってこと。




