そうだ、弟子の武器を買おう
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俺は、弟子に会えた。そして俺が弟子、リーナに与えた課題、武器職人になれという課題。
そして今...このでかい建物が、武器屋らしいです。
「お、おい?この建物全部、お前所有なのか...?」
「そうですにゃ!」
「リーナはどうやって、ここまで成長させたの?」
「えーとね、課題を与えられ、この国に来たにゃ。その後、有り金全部はたいて、ここを買ったにゃ。そのあと、武器を作るため、借金して、鉄を買って、剣とか、防具とか盾とか、たまにオーダーメイドを頼まれれば、やるしって感じにゃ」
感心した。あんな馬鹿だったのにな。
「アツ様今、昔は馬鹿だった、とか思ってないですよねぇ?」
「んなわけないない」
「ならいいですにゃ」
「そうだ。お前の武器屋でなんか買おう。一番質がいい剣は?自分の昔使ってた剣が見つかるまでの武器にしたい」
「その前に...店に入ってにゃ」
「あ」
店に入り、地下に案内される
「ここですにゃ、ここは、太客しか入れないところですにゃ。でもアツ様とアマネ様ならいつでも良いにゃ〜」
「おお。豪華だな...それと、ちゃんと毎日修行してたよね?」
「もちろんですにゃ!できれば、武器を買ったあと、模擬戦をしてくれますかにゃ?」
「ああ。昔と比べてどう強くなったかな」
部屋に入ると、豪華な武器が、色々と揃っていた。そこで見つけた剣に違和感があった。
「リーナ。この剣...修復したやつだろ」
「そうにゃ!最近とある海の砂浜に刺さってたのを、見つけて、最高級の鉱石を使って、修復兼強化をしたにゃ」
すんげぇ
「ならこれを買おう。この剣の名前はあるのか?」
「あるにゃ!修復以前の素材の名前と組み合わせてつけた名前。それは、グレイヴって名前にゃ」
「グレイヴねぇ」
「そうそう。グレヴィア鉱石っていう鉱石がもともと使われていたから、少し変えてグレイヴにゃ」
グレヴィア鉱石で作られた剣...あれかもな,,,違うかもしれないけど。まぁ後ででいいや。
「じゃあ、模擬戦すっか」
「やったにゃ!!」
外に出て、広場についた。
「始めるにゃぁよ」
「おう。練習の成果、どんなもんだ」
「行くにゃ!!」
踏み込みが力強くなり、加速、速さが前とは段違い。視線も、ブレない。
剣と剣がぶつかり合う音が響く。
「なかなかだな。リーナ」
「アツ様も少し強くなったにゃ!」
蹴りを入れてきた。俺はギリギリで避ける。一回下がる。
「ふぅ...今のはいい判断だ」
「アツ様に避けられたけどにゃ」
また、リーナは踏み込んできた。
「神速突!!!」
「!?」
俺は、避ける。
「昔の癖が残ってるぞ、リーナ。それよりもMUNEが!」
横から。
「レイ。処すわよ」
「ハイ」
模擬戦に集中
「ここだな」
リーナの足を蹴り、滑らせ、刃を向ける。
「俺の勝ち」
「アツ様卑怯にゃ...でも、負けは負けにゃ」
「卑怯かもしれないけど、そんだけ、リーナが強くなったってことだ」
「アツ様...ありがとうにゃ!それと、お会計、金貨5枚にゃ」
「いや、金は取るんかい」
「当たり前にゃ。こっちも商売にゃよ〜」
そうして、無事武器を買った、レイであった。
おまけ。
【昔】
「おい。リーナ。お前に課題を出す」
「アツ様!課題ってなんにゃ!」
「お前は武器職人になれ。ああ、もちろん、練習もやれよ」
「はいにゃ!」
荷物をまとめて走り去る、リーナがいた。
【終】