プロローグ
俺は普通の高校生。
本当に普通。
成績普通。運動普通。すべてが普通と言われてもおかしくない。
まぁいつから普通になったのかは...まぁいい。
そして今日も…
「おーい。凡人」
「あ、あはは…なにか用?」
クスクス笑いながら。
「いや〜一人だったから、可哀想だなってー」
その時
「レイ〜」
(やっぱり来た…)
こいつは、『花村麗華』幼馴染で、毎日俺の机に来て話している。
いじめられる原因の一つかもしれない。
「あ、なに?」
「暇だし、喋ろうよ〜」
「あ、うん。いいよ」
八木は俺を睨み、違うグループに混ざった。
「麗華…話って」
「ちょっと待って!何あの光」
「う、うわ!!ま、眩しい!!」
ほかのクラスメイトも。
「なんだ!?」
「眩しい!!」
■
「ん…ここは…」
「レイ!?起きた?」
「う、うん…ここはどこなんだ」
周りを見ると、人がいっぱい居る。
すぐ察しはついた。
ここは異世界だと。
■
話をすべて聞いた。
先程、説明のために、老人が色々と話していた。
内容はこうだ。
この世界は、地球より半分ほど文明が遅れている世界。この世界では、戦争が起きていて、人間兵の数が残り50万人居るのに対して、魔族軍は2900万人。圧倒的な差ではある。
そのため、女神様が俺達を召喚したらしい。そして、召喚された者の戦力は一人につき兵士10万人の力があるらしい。そんで使命は戦争を止めることらしい。そんで、戦闘系の職業なら。非戦闘系は戦闘系のカバーに回る感じになるらしく…俺は…錬金術師…武器や功績加工など担当か…
戦闘――110 魔力――10020 防御力――20001 固有スキル――鉱石鑑定、鉱石採掘上昇、魔力消費量軽減、異次元収納。
無駄に魔力と、防御力だけはピカイチ。あと異次元収納ってなんだよ…なんか、こんな流れ見たことあるな。
「おう、凡人〜職業なんだよ」
「錬金術師だよ」
「あっそ〜くれぐれも、脆い武器とか作んなよ〜」
蒼真はケラケラ笑いながら言った。
「あ、うんもちろん」
(今思った…今…もしかして、アイツらより、強いはず。もう、おどおどしなくていいんだ。そうだそうだ。昔の性格に戻ろう…ははは)
そうして、異世界に召喚されたレイ達は異世界を救うことになる。
はい冬城レイです。
今回はガチ目に書いていきたいと思います。
ちょくちょく違う作品の話も更新します。
メインはこの小説で行きます。よろろん