インフェルノデスマッチ
次のゲームはインフェルノデスマッチ
それがどんなゲームなのかウラエルから告げられる
凶悪なゲームその内容とは!?
土曜の夜、控室にアクセスする。
「今回のルールはインフェルノデスマッチです。」
「インフェルノデスマッチ?」
名前は格好良い。
だが内容は良く分からない。
「今回のルールはシンプルに火山でのデスマッチです。」
「シンプルなデスマッチ!」
つまり1対1の対決。
だがそれだけではないのだろう。
「ギミックはあるのか?」
「・・・あります。」
「大丈夫だよな?信じてるからな?」
余計な事を言わないと。
「フィールドの火山では地面からマグマが噴き出します。これにはダメージ判定があるので気を付けてください。」
「なるほど。」
普通だな。
「となると火耐性は必須だな。」
「そうですね。かなり有利になると思います。」
足元のブラッドを見る。
ブラッドには元々火耐性があるが、さらに加えた方が良いのだろうか?
「相手の情報はないのか?」
「教えません!」
「はいはい。」
火耐性に寄せすぎると、相手の属性次第では不利になる。
「隠し要素は?」
「隠し要素はですね・・・危ないっ!」
ウラエルが睨みつけてくる。
「男ってすぐにそう!わたしは騙されないんですからね!」
「今のは俺も悪かったよ。」
隠し要素は言ってはいけないのだろう。
それを聞き出そうとしたのはこっちが悪かった。
「絶対に隠し要素は秘密にしますからね!」
「わかったって。」
隠し要素があるという事が。
問題はそれが何かであるかだ。
「うーん・・・」
蟲毒の隠し要素は強大なダミーモンスターが生み出される事と、ダミーを食うと強化される事。
さすがにこれだけで傾向は読めない、
「ブラッド、マグマ飲める?」
「ぐぅ」
ブラッドが首を振る。
「あはは、マグマを飲めるわけないじゃないですか!」
「マグマに沈めるぞ。」
「なんで!?」
ウラエルに注意する。
作戦会議中に余計な口出しされると、うっかり賞金が没収されそうだ。
蟲毒での隠し要素をどう考えるべきか。
「ちなみになんだけど、噴き出したマグマって溜まったりするのか?」
「・・・さ、さあ、わ、わたしは知りません。」
「・・・そうか、知らないなら仕方ないな。」
溜まるようだ。
つまり自由に動けるフィールドは狭まっていくという事だ。
「ウラエル」
「わたしは何も知りません!」
「それは運営側として問題だろ・・・」
ウラエルは怯えている。
「火山ガスとかは大丈夫なのか?」
「それは絶対に言えません!」
「そうか。」
火山ガスが噴き出すのか充満しているのか。
火の技を使うと爆発したりしそうだ。
今回はゴアブレスを控えた方が良いだろう。
格闘戦主体で戦う事にしよう。
「そろそろ時間です!」
「はいはい。」
ブラッドの調整を終わらせる。
「じゃあ行ってくる。」
「行ってらっしゃい!」
今回は賞金を没収される事はないだろう。




