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管理職エッセイ

管理職の日常と豚化願望と

作者: 豚化萌え

 どんなタイトルやねんって突っ込まれそうですが、管理職の日常。何回か前のエッセイでも書きましたけど、一難去ってまた一難を地で行く日々。次々に予期していない問題が起きる。関西人ではないが、何でやねん!とも思う日々の連続。


 その中で、最近は特定の女性部下と接するのが怖い日もあるヘボ管理職。部下が怖いとか、本当、ヘボ管理職だと自分でも思う。現実世界では逃げるわけにもいかないので、せめてこのエッセイで吐き出して頭を整理したいと思います。


 ※その女性部下はとても優秀です。私や組織に至らないところがあると、気づきや提言を与えてくれます。ただ、私の中で苦手意識が芽生えているのか言い方とか必要以上に強烈に感じてしまうというか(^_^;)


「ちゃんと仕事してください!以前の上司はソツなくこなしてましたよ!何でできないんですか!」


「なんで段取り組めないんですか?普通に考えたら分かりますよね?頼まれる方の気持ちも想像して下さい!」


「こないだの○○様(顧客)の件から、うちの会社って情報共有がうまくいっていません。課長の立場で何とかして下さい。でないと会社として生き残っていけないと思います!」


「今、取り組むべきなのはそこですか?違いますよね!」


 などなど。

 繰り返しになるが、いずれもただの愚痴レベルではなく、

 気づきや提言を与えてくれているので凄く参考になる、活かしたい指摘であることは間違いないのだが、一度、苦手意識を持ってしまうとなかなか(^_^;)ね。

 苦手意識なんて持つ必要ないし、持ってもメリットは何もないって分かっているのになかなか(^_^;)ね。


 とある指摘の時には、私自身、心が悲鳴をあげていたのか

 言われている瞬間から泣きそうになった。その後トイレでけっこうな量の涙を流した。

 そして少し考えた後に、怒鳴っていた女性部下に対して、「不快な思いをさせて申し訳ありません。以後ないようにスケジュール管理をしっかり行います。」と深々と頭を下げた。

 もう管理職の威厳とかはそこにはないのだが、それが最善の対応だろうと思い、行った。


「そこまでしなくても。今度から気をつけてくれればいいです。」

 という感じになったが、もう何が最善だったのか分からない。


 本当、蛇ににらまれたカエル状態である(^_^;)

 始業時と終業時に方針の擦り合わせを行う、簡単なミーティングを毎日行っているのだが、

(今日は何言われるんだろうなあ・・・・・)


 と、ビビってきている私がいる(^_^;)


「アホか!」


 って自分でも思うけど、なかなか難しい。


 もちろん指摘されることは有り難いし、活かしていけるよう取り組むので、それは本当に有り難いのだが、


 何か苦手意識。


 それだけ。



 11月に投稿したエッセイにて。

 仕事でむかつくとか苦手な人に対しては、妄想でその人に鼻フックし、醜い豚顔にして楽しむというストレス解消法を提言していた。それを覚えている読者様がいれば、今回もそうすれば良いのでは?と思われるかもしれない。

 しかし、その女性部下は、鼻フックしたくなる顔立ちではないのだ!


 読者様「???どういうこと???」


 おそらく鼻フック愛好家にしか分からない感覚だと思うが、鼻フックしてもそこまで豚っぽくならなそう、鼻フックが似合わないことが想像できる顔立ちである。


 そうなると、そのストレス解消法は使えない。


 であるならば、逆パターンだ。



 〜〜〜ここから妄想〜〜〜



「今日もいろいろありましたね、課長。」


「そうですね。それでは今日の振り返りと明日以降の方針の確認しましょうか(;∀;)」


「何ですか課長!その泣きそうな顔は。ひょっとして私からいろいろ言われるのが嫌になってます?」


「そんなことないですよ。いつも気づきを与えてくれると思ってますよ。」


「そうですよ。私は課長に視野をもっと広く持ってもらいたいと思ってて言っているだけですからね。」


「ありがとうございます。ただ、たまにキツくなっちゃってごめんなさい涙が( ;∀;)」


「ふふふ、泣いてる課長も可愛いですね。もっと可愛くしてあげますよ。目を瞑っていて下さい。」


 その言葉に従い、私は目を瞑った。


 何か物を移動する音がする。


「そろそろ、いいかな。」


「いや、あとちょっとですよ。」


 少しすると、鼻に何かを入れられているのか

 鼻がくすぐったくなってきた。


「な、何を?」


「だめですよ。もう少し目を瞑っていて下さい。」


 少しすると目の付近にテープのようなものを貼られた。


 更に、鼻が上向きになる痛みを伴う感覚が!


「はい、目を開けていいですよ!」



 目を開けると、そこには大きな鏡があり、

 テープ固定で細くなった目、そして鼻フックされて豚鼻になっている私がうつっていた。


 細い目で豚鼻、すなわち豚顔である。


「ふふふ、課長は可愛い豚さんですよ。」


「そりゃあこうなったら豚だけどさ。」


「試しに豚みたいに鳴いてみて下さい!」


「ぶひー!ぶひー!ぶひー!」


「あはは、可愛い! 言葉じゃないバージョンもして下さい。養豚場の豚のようにフゴフゴ鼻を鳴らして下さい!」


「フゴッフゴッフゴッフゴッフゴッ!」


「課長、可愛い!これからは毎日、仕事後に豚にしてあげますからね。」


「私は○○さんの豚です。よろしくお願いしますブヒ」



 〜〜〜妄想終了〜〜〜



 読者様「純粋な豚化願望というよりSMじゃねーか!」


 ・・・・・確かに豚化というよりはSMに近いのかもしれません。


 とはいえ豚化を考えるにあたって、それこそ例えば魔女に豚にされる魔法をかけられる妄想なんかはSM要素が多少は入ってくるわけです。

 どうしても豚(一般的なイメージは醜い)の場合ね、SMで楽しむ要素も抜けきれないよねと。


 本当はその女性部下も一緒に豚化とか豚顔化すればいいのですが、最初に申しました通り、鼻フックが似合いそうな顔ではないのでね。


 だから私だけ豚になるのです!


 鼻フックされて豚扱いされる妄想を何回か繰り返すことで、この女性部下に対する恐怖心は薄らいできています。それこそ何か言われた時にも、

「ありがとうございます。私はあなたの豚ですから何でも言ってくださいブヒ」と心の中で思い、精神は安定しています。


 こんなアホな内容書いてますが、本当2週間前ぐらいは、

 朝起きても、

 ・今日は何言われるんだろうな

 ・泣かされた時のことを思い返しては涙

 ・あの部下と会うのが怖い、怖い、怖い・・・


 という感じで自分でも驚くのですが、軽く鬱ってました。

(管理職やってて一難去ってまた一難の日常。だいぶ打たれ強くなったはずなのに、何でこんなことで苦しんでいるんだろう。こんなんじゃあ指摘してくれる部下に申し訳ないよ。最低だな俺、生きる意味は・・・)という鬱ループ。



 本当に良い気づきを与えてくれる部下なんですけどね。

 それは間違いなく保証。

 ホント、人の相性って難しい(^_^;)



 11月にも似たような趣旨のエッセイを書きましたが、合法的な手段でストレス解消なり、精神的な安定なりが叶うのであればどんどんやるべきです。


 妄想の中で女性部下から鼻フックされて豚扱いされている。当人がその事実を知ったら「まじでキモイ」って思われるでしょうけど、妄想だから自由なのです。


 そんな感じでね。

 皆様も鬱にならないように自分なりの防衛法を編み出してみて下さい。

これがお互い独身なら、恋愛関係に発展もなくはないと思ったりしますが、お互い既婚ですからそれはありませぬ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 最高のストレス解消法だなぁって思いました。 妄想は世界を救う。
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