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♯14:コーメルシオ諸国連邦【幽閉拉致】

「……うっ、く……ここ、は?」


 瞼を開けても真っ暗だった。


「っ……頭、痛い……クラクラする……」


 まだ意識が朦朧としていてハッキリしない。


「僕は今、どうなって……あ……手と足が動かない……!?」


 手と足をバタつかせると、感触と摩り合う音で鎖に何重にも縛られているということを感じた。


「これ、やっぱり誰かに捕まっている状況だ……あの時のことを思い出すよ……」


 僕はウィンチェスター王国に拉致されたことを思い返した。監獄城のネアカルチェレに保管されていたこと。しかし、今回は違うだろうと憶測した。僕は何処かに閉じ込められている。コーメルシオ諸国連邦の島船の何処かに。


「とりあえず、今の状況から記憶を遡ろう。アンブローズ将軍に身寄りを置いてこの国に来て約一ヶ月。この生活に少しずつ馴染んできた頃に、僕は誰かに薬みたいな匂いを嗅がされてそこから深い眠りについて……うん、そこからの記憶が全くない……。そして、この場所は何処なのか……」


 と言っても、この暗闇からここが何処なのか、どの辺りなのかは想定出来ない。


「こうなったら記憶の地図を頼って憶測するしかない」


 申請して借りていた地図をしっかりと記憶していたので、頭の中ではコーメルシオ諸国連邦全体の見取り図が出来上がっていた。


「まず、ここは一等船じゃないことは間違いない。だってアンブローズ将軍の直管轄の中で動きづらいだろうし、僕を閉じ込めるのに目を光らせやすい近場におかない筈だ。だからその繋がりがある右翼の二等船、左翼の三等船もない。とすると可能性があるのは真ん中の四等船から七等船、そして後ろの八等船から十等船のどこかだ……!?」


 場所に憶測が立ちそうな時にドアの開く鈍い音が暗闇に響き渡ったことに反射的に体がビクンと跳ね上がった。


「気がついたか」

「……!?」


 ドアの閉める音。歩いてくる靴音が響き渡る。僕を拉致してここに閉じ込めた張本人が近づいてくる。


「目が覚めたようだな。丁度いい。今からお前をここから連れ出す手筈になっている」


 全身黒尽くめのローブを羽織り、更に顔が分からないように仮面を被っており、素顔が誰だか見てとれない。


「だ、誰……?」

「質疑応答は差し控える。そんな暇はない程にこちらも早く動かねば、あの将軍が動き始める」

「ど、どういうつもり……?」

「分かっているだろう。お前が必要不可欠だからだ」


 マスターと呼ばれるあいつは僕の、この魔化錬成術の「コア」を狙っている……。


「ついにだ……ついに俺にも、またとないチャンスがやってきた……! ここまで計画してきた甲斐があった。俺の魔能力と化学力を以てし、加えてお前の魔化錬成術の力を手に入れれば全世界の支配者として君臨出来る、俺の野望を叶えるためのな!」


 僕はこのやり取りを目の当たりにして確信せざるを得ない。


 これは、反徒だ――!


 嫌な汗が流れる。でも、この状況は僕にとって当たり前だったこともあって怖いながらも冷静な自分がいた。互いの睨み合いが続く。


「そういう訳だ。お前の魔化錬成術の源である『コア』の力を、俺に寄越せ」

「貴方みたいな邪な人に、力を授与する許可はしない」

「お前が逆らう資格はない」

「貴方に従う権利はない」


 異質な力である魔化錬成術。

 それを欲する者と授与を拒む者。

 お互いの意見のぶつかり合い。

 押し問答に水掛け論。

 拉致があかなかった。


「……ふむ……やはり一筋縄ではいかないか。まぁいいさ。こういうのは想定していた。こうなればじっくりと時間かけてからでもいい。今はこの国から亡命する作戦の真っ只中だ。お前をここから連れ逃げするためのな」

「それ以前に、あの将軍から見つかる前にここから逃げ出せると思ってるの?」

「そうでなくば、こんな行動は取らない。いい機会だから実行した。だから、今しかないんだ」

「そう……僕は元々この国の人間じゃないからここにずっと留まる理由は何処にもない。帰る場所もなければ、前にいた国に戻ることもない」

「丁度いいな放浪魔化錬成師。それでこそ、こっちとしては都合が良いものだ。共に各地を巡って他国を侵略し、俺の国を拡大するのも悪くない」

「だけど、例えここから逃げ出して僕を長々と説得しようが、罵声を浴びされようが、拷問されようが、何されようが、僕が納得しない限りは力が強すぎる魔化錬成術を悪用する相手に絶対授与したりしない」

「強情な……しかし、方法はいくらでもある。どうにかしてお前の力を俺の手に……」


 こいつと共に歩む道になるならば苦痛が続くこと、これからどうなるか想像すると恐怖は止まらない。でも、こんな相手に僕は決して屈しない。


『魔化錬成師』という特殊な身分は、諸刃の刃であると共に強固な盾でもある。


「失礼致します。マスター、準備が整いました」

「よし、作戦続行だ。俺は将軍や他の隊員連中の引き付け役に回る。誤情報や嘘情報を拡散してお前たちが通るルートから目をそらせるよう誘導する。それまでになるべく早急に取り計らえ。失敗すれば……分かっているな?」

「「はっ!!」」


 やはり、このマスターと呼ばれる謀略者に何人かのグルがいたんだ。


 流石に悟られないように本名は隠されていたためにまだ正体は確実に掴めないまま。しかし、そうでなければこの連結されている狭い国の中を一人で掻い潜ることは出来ないだろう。仲間もいるだろうという憶測は間違っていなかった。コードネームが「マスター」と言われる謀略人が側に歩み寄ると手にしていた鎖を僕の口にはめ込み、輪轡のように口封じをされた。


「うっ……放っ……!」

「ここを亡命するまでは大人しくしてもらおう。すぐに魔化錬成師をこの銀箱に入れて荷物運べ! いいか、絶対的に丁重に扱え」

「「はっ!!」」

「うぅ……」


 手足も縛られた状況で口も封じられ、されるがままに何人かの手下によって僕は持ち上げられ、シルバー製の人一人が入れる箱に入れられ、有無を言わされずマスターとその仲間たちによって連れ去られそうな危険な状況になった。






「この中で暫く大人しくしてろ!」

「わひっ!!」


 中箱の銀箱に乱暴に押し込められ、そう言われたのちに蓋を閉ざされ、また真っ暗な状況に。全く外の様子が見えない。


 シルバー製の箱は当然木箱と違って隙間がなく、当然穴も開けられ、なくもないが手足が捕縛されているために自由に動けない。


【緊急速報、緊急速報! 魔化錬成師、シビル=ノワール=フォルシュタインの行方をくらました。脱獄逃走及び略奪の可能性を含め、軍人及び市民総力を上げて捜索せよ! 捜索せよ! 怪しい人物に出会った場合は即刻で報告と捕縛、手をつけられない場合は処分を辞さないと心得よ! 区民の者も協同し、目撃をした場合は速やかに隊員に報告せよ!】


 けたたましいサイレンが島船中に鳴り響き、アナウンスも緊迫した声色で全域に放送されていた。それもそうだ。突然居なくなったらそれは騒ぎになる。僕を拐ったあのマスターとかいうヤツも急いでいるわけだ。自らの意思で脱走している可能性も含まれながら全体を捜索している。叫びたくても口が封じられているが耳は大丈夫。ここは音を頼りに場所を把握しよう。


「よし、マスターが将軍を目眩ししている間に例の銀箱を指定された場所まで回せ!」

「監視下に見つからないように運べよ。お前らに任せるが、運ぶ場所は分かってるだろうな?」

「ああ、あそこまで辿り着くにはまずルート三十三まで丁重かつ慎重に運べ。決して部外者に悟られるなよ」

「はっ!」


 運んでいる仲間の声が聞こえ、マスターは将軍の目を逸させるために仲間に任せて運んでいる。振動を感じ、機械音も同時に聞こえる。


 箱の構造上、そんなに分厚くされているわけじゃないから声がよく聞こえる。作戦通りに上手い手筈で運んでいる。この手際の良さだと前から計画していたのが伺える。この音はベアコンロードとかを使っている。ということはやっぱり共犯者たちは軍人。民間人ではごく一部の許可を得た人間しか出来ない。じゃないと、この並に大きい銀箱を広くて長い廊下を自力で運べるわけがない。


 コーメルシオの特殊なルート構造も一ヶ月を通して全体を把握出来ている。これもアンブローズ将軍が島船を自由に往来出来るように許可をしてくれていたおかげでもある。ベアコンロードは軍人しか使えないと初日辺りに誘導係から聞いたことがあるため、想定に入れていた一般人というのはないことが判明した。


『そして口にしていたルート三十三……確かベアコンロードの行き先を表すときに使う廊下の名前だ。コーメルシオの国ならではの習慣としきたり。管理下を細かく行き届かせるように義務付けられた国民性によって成り立った島船独自の体勢。これは場所を把握出来る手掛かりになりそうだ。といっても各島船にもルート三十三というのはある。きっと今から辿るルート三十三はこの銀箱を運ぶ作戦の中で一番効率が良く外へ脱走するための場所に繋がっているはずだ』


 コーメルシオ諸国連邦の島船は各ベアコンロードにはルートがあって場所によって行き先が変わっている。


『各島船のルート三十三は行き先が異なっている。だから声を頼りに場所の特徴を掴んでいけばいいのか』


 そういうわけでこれから音一つ聞き逃さないように僕は耳に全神経を集中させる。すると早速こんな声が聞こえてきた。


「はいっ! こちら物販運び班! 只今順調に例の物を運んでおります。これから三十三ルートを抜けて三十七ルートを進んで最初の関門ゲートに入れて三十八ルートに続くところで受け取る予定です……はい! 予定通りにスキャン審査に既成操作も怠りなくデータにインプットしておきますので、無事通過しましたらまたご報告致します!」


 これは、無線機の向こうから対応しているのか。それを的確に指示する相手がいる。きっと銀の覆面を被っていたこの事件を引き起こしたマスターだとすれば、緻密にルートを計画している上で進行している。貿易国家であるが故に文明の機器などが発達しているために離れた場所でもやりとりが可能だから目くらましなどはお手の物のように行動するのが早かった。すると僕の入っている銀箱が突然音を立てて止まった。


「オーライ、オーライ! よーし、下げろー! セットよーし! このままゆっくり上げろー! 落とさないよう慎重に運べ!」


 という合図と共にクレーンの音が聞こえてきたかと思うと僕を入れた銀箱が音を立てたかと思えばふわっと宙に浮かぶのを感じた。そして着地する音と共にベアコンロードの音が聞こえ、銀箱がどんどん進んでいっている振動が伝わる。


『これは多分人道じゃなく物販しか通れないルートか。そこでスキャンをやって箱の中身に不審な物、不正な物がないかを確認する為に通過するための関門か。そこに共謀している誰かがスキャン関係に絡んで偽装データを操作しているのか』


【三十七ルートから、三十八ルートへ。スキャン確認異常なし】


 アナウンスの声で物販ルートを通過したことが分かった。スキャンの偽造も上手く通過したのだということも実感した。『ガコン』という音と共に声が聞こえてきた。


「オーライ、オーライ! よし! 周囲よし、物品傷なし、異常なし!」


 そしてまたしても銀箱が移動する音が聞こえ、ドスンと銀箱に響く音で落ち着いた。


「よし、第一関門は突破した。だが油断はするな。まだ通過しなければならないルートがまだある。そこまで気を引き締めて運べ! 次の検問まで丁重にな」


 僕の入った銀箱をベアコンロードに乗せていく音が聞こえる。まだ超えなければならない検問があるようだ。やはり貿易国とだけあって輸出入には最善の警備と検問を超えないと厳しいことを物語る。でも、この場合は逆にチャンスかもしれない。




「ご苦労様です!」

「荷物を確認させてもらう。緊急事態の中、これはどこへ運ぶ物だ?」

「はっ! こちらは次の輸出先へと運ぶ予定のものとなっております。早急命令のため、班長と将軍から直々に申請して許可が出ています。それがこちらの書類となっておりますので御覧ください」


『次は人の検問か。貿易国家だけにこういうこともちゃんと厳重にしているのは約一ヶ月を通して仕組みを知ったからな。でも流石こういうことも予想していたかのように信用させるための言葉巧みがスムーズだ。でもこれはひょっとするといい機会かも』


 僕なりに何を考えたかというと。


「ーっ! むっ……! うぅ……!」


 儚い抵抗と分かっていながら、動ける範囲で少し銀箱の中で暴れてみたり、猿轡から微かな声で外の相手に知らせられないかというものだった。


「ーっん、うぅーっ!」


 足をジタバタさせながらもがいてみて、銀箱の壁を両足で思いっきり蹴飛ばしてみる。


「ん、なんか音がしなかったか?」


 検問の人、気づいてくれてる?


「いえ、特に何も聞こえなかったですが」

「んぐ、むぅーっ、むがっ!?」


 もがいていると銀箱が突然ぐらつき、背中を強打してしまった。


「ぐっ、げほっ!?」

「おい、なんだ!? 何があった!?」

「す、すみません!! こちらのチェーンにゆるみが……!!」

「バカ野郎! 大事な輸出分だぞ! 何かあったら厳罰処分だぞ!! 気を緩むな!!」

「も、申し訳ございません!」


『いや、これはわざとだ……! きっと僕が中で暴れるからわざと……っ!』


「おい、大丈夫かい? とりあえず書類の確認は了承した。早く指定の倉庫まで運ぶよう。緊急事態が発生しているのだから」

「ありがとうございます! 倉庫に運び終わり次第すぐに向かいます!」

「……っく、けほっ……!」


 背中を思いっきり強打し、咳き込んでいる最中に速やかに銀箱が運ばれてしまい、僕の作戦はあえなく失敗に終わってしまった。それでも僕は諦めない。どこかでまたチャンスがあることを願う。僕を入れた銀の箱はどんどん先へ進んで行くのが分かる。





「……む、むぅ?」


 暫く進んでいくと僕はある音を耳にし、聞こえてくる声も入ってきた。


「よし、検問はどうにか。後はここからだな」

「いいか、気を抜くなよ。いつもなら倉庫に持っていくものだがここから脱走する為の手筈をするからな」


 ここから脱走? 倉庫に持っていかないということは、この箱事態が正式な輸出ものではないから逆に検問が多く、中身などのチェックも避けられないことを念頭に目立つことを避けようとしているんだろう。そしてさっきから流れてくるこの音、僕はもちろん聞いたことがある。


「例のものをある場所に用意してます」

「よし、すぐに準備だ! マスターが戻って来る前に」


 バタバタと準備している音が聞こえる。

 例のものというのがなんであるか気になったが僕の中で現在地の大方の場所が立ってきた。


「マスター、はい……はい?」


 ある一人の仲間がマスターということを口にした。どこのきっかけを作った張本人である相手と貿易技術の通信機か何かで連絡を取り合っているようだった。


「あの予定と違うのはどういう……ええ、いえ、そんな……! 急な話で少し動揺してしまいまして……はい、了解致しました……!」


 急な話で動揺している。これは恐らくマスターと立てていた作戦が急遽変更されたことに仲間の一人が動揺しているのだろう。


 そして場所もなんとなく特定出来るようになってきた。ここは恐らく……。


「作戦は変更だとマスターからの通知だ」


 詳しいことは聞こえてこなかった。どういうふうに変更してきたのかは凄く気になる。


「マスターが他を誘導して翻弄させている。その間に我々だけでここを出るということだ」

「了解です」

「おい、準備は整ったか?」

「もうすぐで空気が満タンになります」


 空気を入れている……。え、ま、まさか……まさかとは思うが僕にはこの音に心当たりがある。

 

「よし、例の物をクレーンに吊り下げて移動させろ」


 すると僕の入っている銀の箱が浮遊していくのを感じる。


「んん、むぅふっ??!!」


 突然銀の箱に衝撃を感じ、体が一瞬浮かんでは軽く叩かれた。


「よし、旋回」


 浮遊感はありつつも機械の操作音が聞こえる。その都度に嫌な予感が僕の心を占める。


「切断」


「今なんと?」という疑問の直後、そして金属が切れる音が聞こえると急激に落下していくのを銀箱の中からでも分かった。


「むぅぅっ!? むごあっ?!」


 悲鳴にならない悲鳴が銀箱の中だけに響き渡ると同時に海面に叩きつけられたと同時に僕の体が宙に浮いて銀箱の天井に思いっきり叩きつけられた。


「むぅ……うむっ……ふぅ……っ!」


 背中に激痛が走っているが鎖が猿轡になっているので呻き悶えることしか出来ない。それにしても拉致の扱いが雑すぎる……。


「潮の流れはどうだ?」

「北西に流れているので、方向的には問題はないかと」

「変更された作戦通りに進んで行くぞ」


 その声を聞きながら波に流される体感を味わう。北西の方向と言ったら、コーメルシオの地図上でいうところの……というか僕海面上にいるとこのまま戻れなくなる可能性がある。ともかくこの縛っている鎖と銀箱が邪魔でなんとかしないと。


「おい、坊主! 出てこい!」


 硬く閉ざされていた銀箱が急に開けられた。


「むがっ!?」

 

 無理矢理閉じ込められたかと思っていたら急に乱暴に出される意外な展開になる。


「むぅ!! うぐーっ!!」


 外に出られたことでチャンスと思いっきり抵抗しようとするが別の仲間から羽交い絞めにされて動けない状態になる。


「いいか? この浮島でお前を連れて脱出する手筈になった。この島船を出れば俺たちとマスターと共に反逆の狼煙を上げることとなる」


『僕の予想とは裏目に……そんな急にだなんて……嫌だ……絶対に嫌だ……!!』


 僕の力が利用されるのだけはどうあっても避けなければならない。こうなったら海に飛び込んででも隙を見て逃げる覚悟でいたその時だった。


「なんだ……っ!?」


 手下の男たちが不穏な気配を声で察知した。すると空気を切るような音が瞬時に響いた。


「あ、あぁ……っ!?」

「むぐぅ……!」


 唖然として見上げている隊員たちにつられて僕はそのまま上体を起こす。するとターザンのように鎖に器用にぶら下がっているアンブローズ将軍の姿が目に入ったのである。


「……標的発見」


♯15へ

 一月から三月までの日々が短いなと感じる作者です。

 そうこうしているうちにでも最後まで小説を書き続けることに勤しまないとあっという間だと感じます。あ、次回作はどんななのかというのを掲載していなかったことに今更ながら気付きましたので今からやっていきます。

 次回はコーメルシオに一ヶ月滞在していたシビルの身に更なる急展開を迎えます。そしてアンブローズ将軍にもあの因縁の相手が訪れる。

 ではでは、また次回☆彡

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