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生存戦略 Part10

祝1周年!

皆さまこの一年間応援ありがとうございます!

お陰で作者も何とかやってこれました……。

二年目に突入しますが変わらず頑張っていきます!

応援よろしくお願いします!

あとがきにて少しお知らせがあるので流さないでね?



あ、お礼投稿とかありませんので悪しからず……。




5日目開始



気がつけばキャンプイベントも折り返し地点を過ぎて終盤に差し掛かっている、そういえばゲームの中では5日も経っているのに現実ではほんの数時間しか経過していないんだっけ?本当に謎技術だよなぁ。



今日は、昨日に引き続き例の遺跡を探索する。しかもみんなと一緒にだ。

地味に遺跡までは距離があるので早朝に出発、その後1日かけて徹底的に探索し尽くす予定。



「と、言うわけで出発しますよー、起きてくださーい」

「ぅぅ、なんだよぉ」

「…………ねむぃぃ」


いつも通り、ほぼ正確な体内時計で早起きをした僕は、隣で僕を抱き枕にしていた二人を起こす。


「ほらほら起きて下さい、時間は有限なんですよ」

「うぁぁ、いまなんじ?」

「早朝3時です」

「……わたしねる」

「ダメです起きて下さい」

「いやぁ、ねるのぉ!」

「……わたしもねるのー」


くっ、二人とも寝起きが手強い!こうなったら……!


「あー、そうですかー。寝ちゃうんですね、そうなると朝食のピザ(擬き)はどうしましょうか、出来立ては美味しいのになぁ。でも長時間保存できるものでも無いしぃ、アポロさんたちの分が増えるのかなぁ」

「「……っ!」」


最終手段!食べ物で釣る!!パーティーの胃袋を掴んでいるからこその技……!


「「お、おきます……!」」

「よろしい」


もの凄い葛藤の末、二人は起きることを決意してくれた。


起きた二人を引き連れリビングに行く。

リビングには男子勢が勢ぞろいしていた、話を聞くに、どうやら今日が楽しみすぎてなかなか寝られなかったので一層の事ずっと起きていよう。と言うことになったらしい。小学生か!




















はい、と言うわけで遺跡に到着です。

え?ピザや道中の話し?そんなのカットですカット。出会う敵全部を無視して一直線に遺跡まで来ました。


「ほほぅ、これが……」

「……確かに金属だな、見た目ただの石だが、採掘は……」


早速、変態(教授とガン爺)が壁に向かってピッケルを振っている。

けど、甲高い音とともにピッケルが弾き返され一向に採取出来ていないようだ。


「おーい、無理そうなら先に進むぞ、中にちゃんとしたポイントが設定されてるかもしれないだろ」

「うむむ、致し方ありませんな」

「……うむ」


ニアさんの号令で二人の変態が戻ってくる。


「よし、じゃあ改めて今日の予定の確認だ。第一目標はユウが持ってきた武器、仮称『白武器』の再入手可能かの検証、第二に右区画もしくは左区画の探索。二つとも終わってまだ時間に余裕があれば残った区画も探索する。これでいいな?」


「「「「「「「はい(おう)!」」」」」」」


「よし!では突入!」


ニアさんの号令とともに遺跡に侵入する。


「それでは、ここからは私が先導します。とは言っても各区画への分岐点まで敵も湧かない真っ直ぐな一本道なんですけどね」


分岐に到着するまで、これから戦うであろうあのゴーレムについて少し話をする。


「多分この後戦うことになる敵、洗礼用ゴーレムなんですが、主に二段階の戦闘となっています。まず一段階目、これはただただ硬く頑丈なゴーレムに対して持久戦をするフェーズになります」

「ふむ、行動速度はどれくらいかな?」

「えーと、私基準だと極めて遅かったです。パンチが出されたのを確認してから避けても大丈夫でした」

「ありがとう、ユウ君基準でそれぐらいだと私達なら少し早めに予想して行動するぐらいかな?ああ、すまない続けて」

「はい、それでしばらく戦っていると第二段階に移行します。あ、そうだ言い忘れてました。さっきの第一段階も今から話す第二段階も私の時の動きなので、ソロの動きなのでもしかしたらみなさんの時は違う動きをするかもしれません」

「うん、そこらへんは大丈夫だ。一応の参考に聞いてるだけだからな。いつも通り初見の敵を相手取る為の堅実戦術で行くつもりだから」


ほ、良かった。


「なるほど……あ、それで第二段階はですね。私達プレイヤーのステータスを参照して、敵対しているプレイヤーの上位互換に変身してくるみたいです」


「「「「「「…………」」」」」」


あ、あれ?なんでみんな『やっぱりユウはユウだった』みたいな目で見てくるの?


「なぁ、ユウ。良くそんなのに一人で勝てたな」

「え、あぁ上位互換と言ってもステータスやスキル的な上位互換なので、称号系統の強化や技術的な部分でなんとかしました。正直私の火力は称号が有ってこその今のバ火力なので。それに復讐者の復活が無い私なんて上位互換で強化されても濡れたティッシュからダンボールに進化した程度ですからね」

「…………ステやスキルで優位取られるのも大分アレだな。まあ、PS次第でなんとかなるのは僥倖だったな」


そうこうしているうちに分岐の三叉路まで来た。

迷わずに真ん中の大部屋に続く道を選ぶ。


一晩ぶりに訪れる大部屋は特に何も変わっていない。



……そういえば、あのゴーレムって上から落ちてきたんだよね?えーと、確か僕が立っていた場所があそこで……ゴーレムが出てきた場所が……?

って、みんな先に行っちゃってる。まあ、僕は昨日やったからここはみんなに譲ろう。

さて、ゴーレムの初期位置があそこだからその直上を見てみよう。

薄暗い天井付近を『暗視』や遠見機能で観察する。

うーん、それらしきものは無いな?やっぱりあの石碑に触れると何処からか転送されてくるのだろう。

もし、ゴーレムがスタンバイしていたなら先制攻撃を加えようと思っていたけどアテが外れてしまった。


ま、出来たらいいなぐらいの事だし切り替えてみんなに追いつこう。






石碑の前に着くと、好奇心旺盛な方々が盛大なじゃんけん大会をしている。

どうせ誰が石碑に触れるのかを決めているのだろう。


「んー、ちょっとなら良いよね?」


みんながじゃんけんに夢中になっている間に先に石碑に触ってしまおうっと。


えい!


…………。


……。


あれ?反応しない?故障かな。


「んー、ルーレットさんちょっと来てください」

「んぁ?なんだ?」


一人ジャンケンに参加せず、ぼーっとしていたルーレットさんを呼ぶ。


「ちょっとこれに触ってみてください」

「あー、良いけど良いのか?」

「まあ、良いでしょ。あの様子だとまだまだ決まりそうに無いですし」


揃ってあちらを見れば、仲良くあいこを出し合うみんなが居る。


「……それもそうだな、じゃあ触るぞ」


そう言ってルーレットさんが石碑に触る。

すると僕の時と同じように入口が閉まる音。大きな何かが降り立つ音が聞こえ、そして……


ーー警告ーー

ーー当試練は一度試練を踏破した者の再挑戦を認めていませんーー

ーー故に一時的に試練踏破者と非踏破者間の同盟パーティーを解消し、試練場外へ強制排出しますーー

ーーなお、試練終了とともに再度同盟は締結されますーー


僕はパーティーから追放された。





「は?」


ばちっと何かに弾かれる感じがして、気がつくと分岐点に戻されている。

慌てて真ん中の通路に入ろうとしても何かに弾かれて入れないようになっている。


「ふぅ、落ち着け。さっきのアナウンスは試練の再挑戦不可って言ってた、私のパーティー追放もその為の措置だって。つまり試練が終われば元に戻るんだ」


……僕の時はどれくらいかかったっけ?まあ、1時間、もしくは2時間ぐらいを目安に考えておけば良いかな。


それじゃ、みんなが帰ってくるまで最近あまり出来ていなかったステータスの確認とかアイテムの確認とかしておこう。





ーーーーーーーーーー


PN:YŪ

LV:60

種族 :混血種(獣人族ビースト・魔狼/森人族エルフ

JOB :魔弓術士

SUB :【復讐者】※転職する事が出来ません


HP :1000

MP :1300 +1200



STR :70 +20

VIT :16 -640

AGI :80 +230

TEC :80 +190

INT :80 +305

MND :35 +30

LUC :18


残SP:0




種族固有スキル

・大器晩成

・魔眼・魔力視

・狼王の血脈

・魔狼の誓い

・夜天の魔核

・(隠し特性・神製の筐体)


後天性スキル

・征竜弓術(二枠消費)

・異端弓術・鏖ノ型(二枠消費)

・矢弾回収

・異質物射出

・弾幕曼荼羅(三枠枠消費)

・臨界観測眼(二枠消費)

・人外観測眼(二枠消費)

・夜天骸(二枠消費)

・神技・八艘飛び

・魔血鎖術

・震脚

・IQC

・魔力増加

・MP超速回復

・立体機動

・王威lv4

・大跳躍

・隠密

・狂気耐性



控えスキル

・鼓舞

・一念岩穿ち

・採取

・恐怖耐性

・乱射

・奇襲

・落下耐性

・料理

・観察

・奉仕術

・暗殺

・消音技術



装備


・武器:夜天骸弓フェイルノート

・頭:夜天骸のバレッタ

・胴:夜天骸のドレスアーマー

・腕:夜天骸のロンググローブ

(暗器:夜天王の魔荊鎖)

・脚:夜天骸のアーマースカート

・靴:夜天骸のヒールグリーブ

・その他1:夜天王の魔心核

・その他2:七栄教のクロス

・その他3:白の器


称号

・異端なる征竜弓術士

・狂気ニ染マル審判者

・摂理に反抗する者

・復讐者

無限弾幕(モード・パラノイア)

・虐殺の悪帝

・一騎討千

・神秘神の寵愛

・夜天を堕とした者

・種族改変者

・ドジっ子おおかみ

・ラビットスレイヤー

・試練『上位互換・自己投影』突破

これは君が試練を踏破したことを讃えるものである。

・蛮勇なる者

レベル差が30以上ある敵に単独で立ち向かったものに贈られる称号。



ーーーーーーーーーー



イベント開始前に見て以来だけど、レベルの変動は無し。スキルのレベルアップは『王威』だけ。

あとは控えにいくつかのスキルが追加されて新規称号もあるっと。

一つづつ見ていこう。


王威はレベルが一つ上がったけど何が条件で上がるのかは不明、それどころか使いどころも不明。つまりいつも通りだから気にしなくても大丈夫。


料理と奉仕術はあれだけやってれば付いていて当然と言えるかもしれない。今後も機会があったらつけるかもしれないね。いや、調理道具に付いている料理スキルと重複するのかな?帰ったら試してみよう。


観察は多分、あのめちゃくちゃ強いゴーレムを見たときに手に入れたんだと思う。見るからに便利そうなスキルなので入れ替えも検討していこう。


消音技術、森の中での活動で入手したと思う。効果は移動したときに発生する音を抑えること。より狩人プレイに近づいた。良い?狩人だよ?暗殺者じゃ無いからね、ここ重要。


……暗殺、実に心外なスキル。それだけ。


装備に新しく加わっている『白の器』は例のあの装備の事だ。

あれから色々と試していたときに発見したんだけど、あの装備、武器カテゴリでもありつつその他のカテゴリにも属していることがわかった。その他に装備しているとステータスに一切の補正がかからない代わりに一瞬であの弓を装備することができるようになる。実質的なショートカット装備みたいな物だと教授が言っていた。

使いどころはかなり限られるが非常に面白い効果だと話していた。



あとは称号だけど……。




ふと、僕の背後・・から足音が聞こえた。


ニアさんたちじゃ無い、だってまだ試練の部屋は閉ざされているから。


足音が少しずつ大きくなってくる。



あー、そうか。こういう事もあるのか。何せこのゲームをしているのは僕らだけじゃ無いんだし。


「おー!スッゲェ!俺らが一番乗りジャネ!?」

「どーどー、落ち着けハック。一番乗りなら競争相手もいないんだからゆっくり攻略しような?」

「そ、そう言うノラも尻尾ぶんぶんじゃ無いですか、ハックを諌めながら内心自分も楽しみなんでしょ?」

「じゃあ、まーりは楽しみじゃ無いの?」

「そ、それは……楽しみですけど……」

「ほら!じゃあ行こうぜ!通路の出口も見えたし!」


……ごめん、一番乗りは僕なんだよ。

正直、通路から出たところを不意打ちで倒すのは簡単だと思う。

でも、余計な波風を立てるようなことは少し違うとも思うんだよね。


「おぉおー!一番乗……り?」

「こんにちは、良い探索日和ですね」

「……えっと、もしかして先駆者さん?」

「はい、あと正確にはあなた方は三番乗りぐらいだと思います」

「えーと、ちょっとタイム、相談させて?」

「どうぞご自由に」


通路から出てきたのは3人、男の子一人と女の子二人のパーティーだ。

種族は人族が二人と獣人族の猫が一人。

装備を見る限り、人族の男の子が剣士で前衛。猫族の女の子が斥候や遊撃。人族の女の子が魔法職なのかな?そこそこバランスのいいパーティーだと思う。

倒すのなら……先ずは魔法職だね。剣士くんと遊撃ちゃんでは僕を捉えることは出来ないだろうし、不確定要素の魔法を潰すのが一番いいだろう。


万が一戦闘になったときのことを考えていると、あちらの相談が終わったみたい。

猫族の女の子、確かノラって呼ばれてた子が質問してくる。


「えーと、先ずすみません、ソロの方ですか?」

「いえ、パーティーで来てます。私は諸事情により一人になってるだけですね」

「あ、そうなんですか……」


もし襲ってくるならここかな?そう思って少し身構えたけど、彼らは特に何をするでも無く次の話題に移った。


「じゃあ、図々しいかも知れないですけどここで出てくるモンスターとかギミックとか教えてもらったりって出来ますか?」

「うーん」


どうしようかな?出てくるモンスターの予想はつくけどちゃんと確かめたわけじゃ無いし、ギミック?仕掛けもわかんないからなぁ。


「あ、ごめんなさい。そうですよね、普通教えてもらおうなんて厚かましいですよね」

「ああ、いえそうじゃ無くてですね。探索と言ってもこの先の真ん中の大部屋しか行ってなくてですね。出てくるモンスターの予想はついてるけど本当にそれなのかがわからなかっただけです。でも大きくは外れてないと思いますけどね。ゴーレム種だと思いますよ」

「あ、そんな丁寧にありがとうございます。へぇ、ゴーレムかぁ。ハック、まーりいけると思う?」

「うーん、まあいけるだろ!弓使いなんかが攻略できてるぐらいだしな!」

「こ、こらハック!ダメですよ、武器で判断しちゃ!えっと、そのごめんなさい」

「大丈夫ですよー、よく言われるので」


いや、よくは言われないか……。久し振りだな弓差別。




その後、どうやら彼らはこの遺跡の見取り図を見ていなかったことが判明したり、それを解決するために出入り口通路に見取り図がある事を教えたりして時間を過ごした。


そして。


「っはぁあ!終わった!」

「ちかれた、でも魔法をたくさん打てて楽しかった!」

「うむうむ!たのしかったな!」

「ふぅむ!」

「あ゛ぁあ゛!働いたぁあ」

「キリごたえがありました!」

「殴り心地最高!」

「あ、お帰りなさい。どうでした?楽しかったですか?」

「「「「「「最高(疲れた)!」」」」」」

「それは良かったです」


どうやら誰一人欠けることなく試練を踏破できたようだ。


「って言うかユウ!おまえよくあんなの一人で突破出来たな!」

「あはは、私の場合は相手が攻撃に移る前に削りきっただけですよ」

「あっははは、それが出来ねえから凄いんだよ。で、そいつら誰だ?」


おっと、そうだった。


「こちら、私がみんなを待っている間に新しく遺跡探索に来た人達です。今までお話ししてました」

「おお、そうか!おまえらも有難うな!」

「い、いえ!とんでもないです!はい!あ、おれハックって言います!」

「あ、私はノラです」

「まーりです」

「こんな感じの子たちです。楽しかったですよ」


みんな戻ってきたし、早速探索を始めよう。と思ったらハックに呼び止められた。


「ちょっ!ユウ」

「ん?どうしました?」

「どうしたもねぇよ!なんだよあのドリームチームは!全員二つ名持ちじゃねぇか!なんでお前があそこに混じってるんだよ!」

「知りませんよそんなこと」

「あー!もういい!ちょっとどけ!」


そういうとハック君は僕を押しのけてニアさんのところに行ってしまった。


「えっと、『狂騎士』さんですよね?」

「お?うん、そうだぞ?」

「あの!なんであんな奴があなたのパーティーに混ざってるんですか!おかしいでしょう!」

「?いや全く可笑しくないぞ?元々このパーティーは私がユウと遊びたくて作っただけだ。アポロ以外のやつはそこに便乗してきただけだしな」

「それもおかしいでしょう!なんであんたがあんな低レベルなやつと……!」

「んー?あぁ!そうか。なるほどな?」

「なんですか」

「いや、低レベルね。ユウ、レベルバラしても良いか?」


ん?んー、まあ良いか。


「良いですよー」

「よし、で、ユウのレベルだけどな。60だ。ちなみに私は54だな」

「は?」

「たしかにユウは使ってる武器とか本人の性格とかで弱く見られがちだが、私たちと肩を並べて戦える強さを持ったプレイヤーだ。あまり見縊るなよ?」

「……はい」

「うん、良い子だ。だが、私達と肩を並べて戦いたいというのもわからなくない、二つ名持ちだからな。そんな君たちにオススメのボスが居るんだ。この先を真っ直ぐに行った部屋にいるボスでな?搦め手をあまり使わない純粋に強いタイプのボスなんだがそれに挑めば良い経験になるだろう」

「……!はい!行ってきます!ノラ!まーり!行こう!」

「「うん!」」


何というスピード展開。


「なんかニアさん、人のあしらい方上手くなりました?」

「お、分かるか?前に教授に怒られただろ?あれで反省して現実でちょっと勉強したんだよ。お陰で部下たちからも好評なんだ」

「へぇ」


ニアさんが上司か……うん、部下の人いい上司を持ったな。


「っと、そうだ忘れるところだった!一応全員白武器手に入れたぞ!それぞれ武器の形は違うが能力は一律固定だった」


やはり白武器は量産品だった模様。



それじゃ、次は探索だね。

先ずは右区画。


出現した敵はやはりゴーレム。なんだけど、出た瞬間にはバウアーさんが笑いながら膾切りにしちゃって僕らは一回も戦闘をすることなく最奥部に到着してしまった。

最奥部には何だろう?溶鉱炉みたいなのがあって、そこからゴーレムや壁に使われている金属のインゴットが入手できた。数は一人につき五つずつ。

それと『帰還装置』と書かれた謎の機械もあった。

起動してみると例の三叉路のところに戻ってきていた。

なるほど、これなら予定していた時間よりも早く終わりそうだという事で、残る左区画も一気に探索してしまおう。






お知らせ

目出度く1周年を迎えた訳なんですが、これを機に、と言うか最初から決めてたことですが連載開始とともに裏でやってた作者の企画の停止をお知らせします。


先ず一つ目。

感想の100パーセント返信の停止。

本日9/17 23:59までに書かれた感想については返信しますが、それ以降の感想については作者の気分次第で返信したらしなかったりになります。


二つ目。

あとがきの裏設定の完全停止。

最近無くなってきたのであまり変わりはないと思いますが今後は一切やらなくなります。そのかわり不定期に活動報告で似たものをあげるのでよろしくお願いします。


三つ目。

ブロックの開始。

今まではどんな事を書こうと感想を削除するぐらいでしたが明日以降、問答無用でブロックします。

正直、私も聖人君子じゃ無いですし、ムカつくのはムカつきます。傷つくときは傷つくので……。自己防衛としてのブロックですので悪しからず。


とりあえずこんなところですね。

ご理解のほどよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とても楽しく読ませて頂いています [気になる点] IQCではなくCQCではありませんか? [一言] 応援しています
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