武技《アーツ》取得
よろしくお願いします。
取り敢えず目標であるレベル上げと近接戦闘の訓練は終了したという事で良いだろう。
その結果がこちら、
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PN:YŪ
LV:13
種族 :混血種(森人族/獣人族・狼)
JOB :弓術士
SUB :拳闘士
HP :530
MP :575
STR :30
VIT :15 +5
AGI :40 +15
TEC :40 +5
INT :40
MND :20
LUC :15
残SP:39
種族固有スキル
・大器晩成
・魔眼・魔力視
・孤狼の誇り
・(隠し特性・神製の筐体)
後天性スキル
・弓術lv11
・矢弾回収
・視力強化lv18
・脚力強化lv18
・風魔法lv10
・火魔法lv10
・水魔法lv10
・土魔法lv10
・弓魔法lv10
・蹴撃
・魔力増加
・鑑定
控えスキル
・恐怖耐性
・狂気耐性
・勇猛果敢
・鼓舞
・一念岩穿ち
装備
・武器:初心者の魔導弓
・頭:狐のお面
・胴:弓兵の軽鎧
・腕:弓兵の弓かけ
・脚:弓兵の袴
・靴:弓兵の臑当
・その他1:隠密のタリスマン
・その他2:なし
・その他3:なし
称号
・一流の弓兵
・加虐体質
・残虐性質
・嗜虐嗜好
好んで残虐を行う者、因果は流転しいつか自らに襲いかかるだろう。(自身の攻撃に吸収効果付与、戦闘中に同種族の乱入率上昇)
・職業に反抗する者
職にはそれぞれ適性とする距離がある、その距離に反抗する者。(適性武器以外に掛かる制限を解除、特殊武技の解放)
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あれから先生を八十三羽、犬さんを二十七匹、スライムを三体狩りました。
これにより『先生』は一度の戦闘で一回しか仲間を呼べない、呼び出された方の先生は仲間を呼べない。呼び出される数はランダムで最低一羽、最高でも五羽。呼び出された個体は経験値にボーナスが付いているらしい。ということがわかった。犬も同様の模様。
ステータスは……。色々あった、先ずはレベルアップで自動で上昇するHP、MPは一つレベルアップするたびに10上昇、魔力増加によるMP上昇は5、SPは、どうやら基本的にはレベルアップごとに2つ、大器晩成によってプラス1されている模様。
あ、忘れないうちにステータス振っておかなくちゃ。
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STR :40
VIT :16 +5
AGI :41 +15
TEC :50 +5
INT :55
MND :21
LUC :16
残SP:0
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これで良し、STRとTECにそれぞれ10ポイント、INTに15ポイント、あまりは振ってないところに一ポイント振った。
スキルは特に変わっていない、あ、でもレベル10で武技が解放された。それがこちら、
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弓技・『パワーショット』
弓技・『チャージショット』
裏弓技・『鎧通し』
弓魔法・『ダブル』
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パワーショットは射程が少し短くなる代わりに威力が大幅に上昇する武技。
チャージショットは弓を引いている時間の長さに比例して威力と射程が上昇する武技。最大倍率は威力1.5倍、射程2倍
ダブルは弓魔法・○○で出現する魔法の矢の数が増える武技。そう、何故か魔法ではなく武技。
鎧通しは……、おそらく職業に反抗する者を取得した時に解放された武技だと思う。超近接状態、剣の間合いと呼ばれているような距離でしか使えない特殊な武技で、射程をほとんど犠牲にした代わりに絶大な威力を誇り、対象の物理防御を低下させる特殊効果もある。今の僕にはとても嬉しい武技である。
そして称号……。うん、今回は流石に言い訳できないと思う。途中から魔法系統のレベルアップのために、蹴り上げて回避不能状態にしてから確実に魔法を当てていったからね。それに弓術士は『遠距離攻撃職』だからね、この称号も致し方無し。
「とはいえ、少し熱中しすぎたかな?」
メニュー画面の隅っこに表示される現実の時間を確認するともうすぐ7時になりそうな時間だ。これは一度ログアウトした方がいいだろう、お夕飯を食べる重要な任務があるから……!
取り敢えず街に戻り、エリアが街になったことを確認してログアウトをした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「おかえりなさいませ夕様、あちらの世界は如何でしたでしょうか。」
どうやらお夕飯の支度が出来たらしく、部屋には葛西さんが待っていた。
「ただいま葛西さん、とても楽しかったよ。もうね、本当に動いているみたいで!風も感じて、いろんな人たちのざわめきや草木のさざめきまで聞こえてきて、本当に楽しかった!」
「楽しそうで良うございました、お夕飯の支度が出来ております。」
他の家ではどうかは知らないけど少なくとも僕の家では食事はみんなで食べる、葛西さんや東、喜多川、南原、中神、外郷、神原、寺社下、朝日達メイドのみんなと一緒食べるからとても賑やかだ。
今日のお夕飯はふわとろオムライスでした、神原が作ったようです。
それでは本日最後の、三度目のログインです。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「今日はもう時間も遅いし、薬草を採取してギルドに報告したら終わりにしよう」
薬草といえば森でしょうか、でもあそこ狼(推定)が出るんですよね、まあ、仕方ありません、行きます。
「……。見つからない!」
既に森に入って三十分ほど経っていますが未だに薬草のやの字も見つかりません、これはどういうことでしょう?
「鑑定で薬草の見分けがつくと思ったんだけどなぁ」
掲示板を確認しましょう、多分あるはずです。
あったけど、これは失敗したなぁ。どうやら鑑定は『取得したアイテムや装備の詳細を確認する』スキルのようで、フィールドにあるアイテムを見つけるには『識別』を取得する必要があるみたい。まあ、『識別』はあればとても便利というだけで、それがなくても薬草集め自体はできるようだし、ここから少し歩いた場所に群生地があると報告されているから、そこまで行こう。
いや、何かおかしい。少し静かだ、否、静かすぎる。
取り敢えず弓を取り出して矢を手に取る、まだ、矢はつがえ無い。
不意に背筋に氷柱を突き込まれたような感じがして、逆手に取った矢を背後に振り抜く。
「ギャン!?」
運良く当たったようで、奇襲に失敗した狼が仰け反っていた。
「弓技・『鎧通し』!」
すかさず武技を叩き込み、バックステップで距離を取る。
ああ、あの個体かどうかはわからないけど、ミツケタ……!
「お前が僕を噛み殺した個体かどうかは知らないけど……、リベンジマッチだ!」
絶対に殺す!
本当なら今回で復讐完了する予定でした……。
けど時間がなかったので次回に持ち越しです。
あと、夕が薬草を見つけられなかったのは作者がガチャで爆死したからです、完全なるとばっちりだけど許してね?100連してオルタ兄貴をお迎えできませんでした、ビッチ女王は宝具5になったのに……!
それとようやくメイド衆の名前を出せました。
東西南北、上下、中外、朝夕で一条家は名前をつけています。