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金曜日のバックアップ  作者: 希恵和
第一章 始まりのイマージング
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連絡日記

 今日、失恋しました。

 実は一条君はホモゥさんで、市原さんの弟のことがスキでした。

 

 木曜日のいちゃつきは、市原さんがこのことがばれたくないためにしていた交渉でした。

 市岡さん、弟思いのいい人でした。それに一条くんがホモゥであることまで隠してあげてた。気遣いのできる人です。

 もしかしたら弟がほもぅに好かれてることを知られたくなかっただけかもしれない。まあいいか。解決したし。

 最終的に放課後、何故か一条くんが市原さんを襲ったということで一件落着しました。何故かです。アレは偶然の産物としかいいようがありません。

 私はそれを助けたことになりました。ん? どういうことか分からない? 私の説明不足だけど。私もわかんない。よし、ほっておくのがいいよね。とりあえず解決したよ。それでいいじゃない。


 それのおかげでおそらく一条君は市原さんにも弟にも近づかないでしょう。

 また、一条くんが弟君を好きなことは市原さんと私の秘密です。

 後、一条くんが悪質ストーカーなのはしばらくは私だけの秘密。何かあれば使いましょう。奥の手です。


 以上、あ、明日は市原さんと一緒に図書館で世界遺産の資料を借りに行きます。10時に駅前集合。


 じゃあ。 



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