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二人について
御崎と修の、簡単な紹介を。
→御崎 蒼太(みさき そうた)
十七歳の高校二年生。修とは幼馴染で家が隣同士、クラスも一緒。
お馬鹿で天然な阿呆。突然わけの分からない発言をしては修に冷ややかな目で見られた挙句容赦無い言葉をぶつけられるが、それでもめげることなく修にくっついている。うざい、離れろなどと言われても「それが修の愛なんだな!」と勝手な解釈をするポジティブ精神の持ち主なだけで決してMでは無い。
→佐倉 修(さくら しゅう)
十七歳の高校二年生。御崎とは幼馴染で家が隣同士、クラスも一緒。
常識人でリアリストな毒舌野郎。変な発言ばかりする御崎に対して容赦無い言葉を浴びせるのが日課となっているが、この日課をどうにかしたいと思っている。どんな言葉をかけてもしつこく寄って来る御崎に苛々しつつも本気で離れようとしないのは、それでも一応幼馴染だからなのだろう。