表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皇帝即位  作者: 皇南輝
10/20

第10話 亡国の王一族

 皇帝即位の式典において処刑劇を繰り広げた皇帝ランカシャー。宮殿広場における惨劇は、4人の亡国の王一族ばかりでなく、皇帝の命令を批判して殺された遺族たちの激しい恨みを買うことになった。


 皇帝即位から5日後、ランカシャーは死んだ。暗殺されたのだ。


 宮殿の庭で愛妃レンと戯れているところを、どこからともなく飛んできた毒矢によって射殺されたのだった。

 ランカシャーが矢で射られた直後、すぐに将軍アルケニスが暗殺者を追尾して捕らえた。

 暗殺者は、亡国の王一族によって雇われたことが判明した。主を殺され、その首を宮殿にさらされたことに恨みを抱いた亡国の王一族が、暗殺者を皇帝に差し向けたのである。

 激怒したアルケニスは、亡き皇帝の仇をとるために亡国の王一族を捕らえ処刑した。


 皇帝の死を知った大陸の諸侯たちは、野心の炎を再燃させ、大陸各地で独立。群雄割拠した大陸は、再び戦乱の時代に突入したのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ