クエスト2・異邦人と女学生(後編)
「いやぁぁぁぁぁぁ!」
「お、落ち着け! 耳元で大声出さないでくれ!」
俺は崖に向かって弾き飛ばされたと気付いた時、一気に向こう側まで行かないかと、
淡い期待を抱いていたのだが、そんなに都合よくはいかないらしい。
さっきから耳元で大声を出して騒いでいるリリアに冷静になるよう促してはいるが、
本当なら俺だって取り乱していただろう。そうならなかったのはこれまたリリアのおかげと言うべきか。
あまりにも慌てている人が近くにいて、俺自身の慌てる暇がなかったのだ。
・・・・・・まあ、現実逃避というのも多少はあるかもしれないが。
「この状況でどうやって落ち着けって言うのよ! うう、こんな所でこんな奴と・・・・・・
あれ? よく見たらあんたって結構・・・・・・」
「絶対それ吊り橋効果だろ・・・・・・」
なんだかリリアが血迷いはじめた。
しかし吊り橋効果と言っても文字通り落ちている状態の時は何と言えばいいのか。
そんなどうでもいいことを考えて現実逃避していると、超重要な事を思い出した。
不完全ではあるが、『領域』を使用すれば一応の無重力状態は作り出せる、ということだ。
あれを使った時の内臓が浮かぶ気持ち悪さは今でも忘れられないのだが、
落ちて死ぬのとどちらか選べと言われたら、迷える筈もない。
急いで『無重力領域』を発動するが、
落下速度は徐々にゆっくりになっているものの、なかなか止まってくれない。
即死はないかもしれないが、落ちた後、結局死んでしまうぐらいのダメージはありそうだ。
って、意味ねーだろそれじゃ! 助からないと駄目じゃないか!
畜生、止まれ、止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!
「? 何かふわふわする?」
俺の祈りが通じたのか、パニック状態のリリアにも分かる程に速度は遅くなってきたが、
肝心の落下自体はまだ止まっていない!
「くそ、またこうなるのか・・・・・・」
再度鎧や兜を強化し、闇の触手も多数出現させ、せめてものクッションにする。
空中で体勢を無理矢理動かし、地面とリリアの間に俺が入るようにする。
「ええい、ままよ!」
ついでに好きなキャラクターのセリフに肖らせてもらう。
劇中でしぶとく生き延びるのが得意だった彼なら、何とかなるんじゃないだろうか。
逆シャア? そんな物は知らん。あれも考えたら最後死んでしまうだろ!
「しっかり、掴まってろよ!」
「な、何かいろいろ黒い変なのが絡みついてるんだけど!?」
地面が迫る、人事を尽くし天命を待つとはこういう気分か・・・・・・
地面が、近付いているようにも巨大化しているようにも見える。
直前まで首をひねり下を確認していたが、そろそろ限界だろう。
間違っても頭やリリアが先にぶつからないよう、しっかり体勢を整え、そしてーーーーーー
「!!! ッは、が、あ!?」
「タツキ!」
凄まじい衝撃を背中に受け、呼吸が出来なくなる。視界が急激に狭くなり、意識も遠のく。
神経がおかしくなっていないならば、骨は砕けていない筈だが・・・・・・
そんな事を思いつつ、俺は意識を失った。
「」
「・・・て・・・キ」
「・・きてよ・・ツキ」
「起きてよタツキぃ!」
激痛と、呼びかけてくる声に反応して目を覚ますと、
そこには涙で顔をぐちゃぐちゃにしたリリアがいた。
思春期の高校生特有の妄想で、こういう時のセリフを用意していたのだが言える状況ではなかった。
タイミングを逃してしまったので、もうこのセリフは使われないだろう。
・・・・・・結構、余裕あるなぁ俺・・・・・・
「あ、れから、どの、くらい、時間、た、った?」
訂正。体に余裕は全然ないらしい。声を出すと背中に激痛が走る。
こんな短い言葉すらも言い切る事ができなかった。
「む、無理して喋らないで・・・・・・ ここに落下してから、30分くらいはたったと思う」
30分? やけに短いような気もするが、こんな経験をした事はないので詳しくは分からない。
とりあえずリリアは見た目無事のようだし、俺もあの高さから落ちてこれなら十分に幸運だろう。
『無重力領域』や闇の触手クッションは、それなりに効果を発揮してくれたらしい。
「これからどうする? なんとかして上に登るか、洞窟の出口を見つけないと・・・・・・
このままだと依頼どころか私達の命も危ないわ」
「わかって、いる。なんとか、する」
「・・・・・・ありがとう」
やはり涙でぐちゃぐちゃの顔のまま、何かを言いかけ、僅かな間の後言い直してきた。
すごく、申し訳なさそうな表情をしている。
最初会った時とは印象が違うんだが流石にこの状況では、ということか。
もしかしたら、こっちが素なのかもしれないし。
気合をいれて、首を動かし辺りを確認する。
リリアはここに今日のキャンプを設営する事にしたようだ。・・・・・・器用だなあ。
俺は一応4日分の食事と寝袋を用意はしている。
体に括り付けていたのだが、落としてはいないようだ。
しかし、馬車の問題もある。ここにいつまでも居るわけにはいかないだろう。
とはいえ今の俺ではリリアの足手纏いにしかならないだろうから、休まざるをえない訳だが。
「タツキ、今はしっかり休んだ方がいいわ」
「ああ。今の、ままでは、足手纏いだ」
「そういう事じゃなくて・・・・・・」
そう言うと、体を起こすのを手伝ってくれる。
・・・・・・さっきまで体に触れられるの、あんなに嫌がってたじゃねーか。
俺自身の心配をしてくれているのか? 自惚れでなければだが。
わざわざ口に出すのも気恥ずかしいので、黙って手伝わさせる事にした。
「今日のところはもうお互いに寝ましょう。あたしもいろいろ疲れちゃったし」
「すまない、迷惑をかける」
「2回も命を助けられてるし、もっとどんどん頼ってくれていいわ」
俺のカバンから出した寝袋をテントの中に広げながら、会話をする。
リリアは外で寝ると言って聞かなかった。女性を外で寝させるのは流石に悪いと言ったけど、
背中を軽く小突かれ、黙らされた。少し理不尽だと感じた。
「ゆっくりしなさいよ、変に気を回して起きてる必要は無いんだからね」
「はいはい」
「はい、は何度も言うもんじゃないの」
こんな調子の会話を終え、リリアはテントから出て行った。
『探索領域』で確認すると、どうやら見張り番をするつもりらしい。
気にはなるがゆっくり寝てろと言われた手前、出て行く訳にもいかないだろう。
というか、自力では歩くのも難しいし早く寝て回復を待った方が得策だよな。
そう考え、全身から力を抜き領域も停止させ、訪れる眠気に身を任せた。
外から聞こえてくる、がさがさと何かを漁っているような音に目を覚ました。
洞窟の中で明かりがなく、太陽の位置で時間確認する事も出来ないのだが、
朝のかなり早い時間帯だと思われる。
この世界の持ち運びできる時計は結構高価なので買うのを渋っているうちに、
体内時計の精度がかなり高くなっていたのだ。
体の痛みもだいぶ良くなってきていたので、何をしているのか外に出て確認する事にした。
「あれ、もう歩けるようになったの?」
「ああ、何とかな」
「もう少しはかかると思っていたんだけど、そんなに動けるなら大丈夫そうね」
「ところで、今は何をしているんだ? いろいろ道具を漁っているみたいだが」
「漁っている、とは随分な言いぐさね・・・・・・ 有り合わせにはなるけど、
できる限り料理の形で食べたくて準備していたのよ」
「料理? ああ、朝飯か。真面目によくやるなぁ、冒険の最中なのに」
「殆どの冒険者はがさつ過ぎるのよ、ちょっと手を加えるだけでもおいしくなるのに」
「そのちょっとの準備が面倒なんだろ、多分」
「5分もかからないのに」
「ふーん・・・・・・」
少しして携帯食糧が、料理と言えなくもない物にレベルアップした。
調味料で味を整えたらしく、冒険中に食べる物としては旨かった。
確かにこれなら、少しの手間をかける甲斐はあるだろう。
思わぬ発見に満足しリリアにお礼を言った後、俺たちはこれからの予定について話しはじめた。
「最優先事項は3日以内に馬車へ戻る事、そのために洞窟を脱出する必要がある」
「前提条件として、この崖下からは出ないといけないわね」
「ああ、一応それについては考えがある」
「本当に!? あのときの、ふわふわした力を使うの!? あれもタツキのスキルでしょ!?」
「えーと、とりあえず落ち着け。確かにあれは俺のスキルだが、あれは使わない」
「なら、どうやって上まで行くのよ」
興奮して詰め寄ってきたのを誤魔化すように、不機嫌な表情を作って言ってくる。
「今まで考えただけで試した事は無いんだが、闇をロープにして使おうと思っている」
「闇って、あの触手みたいな? あれ、気持ち悪いのよね・・・・・・
それにロープにして使うって、また2人でくっついていくの?
何だか昨日から多い気がするんだけど、わざとやってない?」
「嫌なら別の方法考えるけど」
「・・・・・・まぁいいわ、ここで餓死するよりは絶対にマシだし」
「それとレッサーワイバーンの生死も確認しておきたい。これは2番目に重要だな」
「そうね、あの時の魔術でかなりダメージは与えたと思うけど、突進してきたくらいだから」
「あの後、全身火傷で死んだのか回復したのかはっきりしないんだよな。
討伐したのに失敗報告とか、その逆になったりとかしたら困る」
「成功の偽装報告は重大な不正行為だからね・・・・・・」
「何はともあれ、とにかく登り始めよう。あまり時間をかける訳にはいかないし、
モンスターも崖にいる俺たちには攻撃が届かないだろ」
方針を決定、確認しあい俺たちは崖登りを開始した。
お互いを触手で縛り、ロープと化した闇を所々にある出っ張りに引っ掛けていく。
触手状の闇はある程度自由に操作できる、と言うのが本当に便利だ。
わざわざよじ登らずとも、縮めるだけで移動できる。
たまに引っ掛けた出っ張りが崩れそうになり、ひやっとした事もあるが何とか登ってこれている。
難点は、とにかく集中する必要があるという事か。
いつもは攻撃にしか使わないため、力加減なんか考えなくてもいいんだが、
出っ張りを握り潰してしまったり、緩まないように気をつかう必要があるのだ。
必要なのはイメージ。
触手を増えた手足と考えろ。
複数の手足を持ち、俺はそれらを不自由なく扱える。
ゴムのように伸びる腕、ロープのように丈夫な脚。
卵を掴んでも、握り潰してしまう事などないだろう?
あの出っ張りにしても同じ事。
自分の手足なのだ、そんな失敗をする道理は無い!
しばらくして、何とか登りきる事に成功した。
しかし、あまりにも集中し過ぎて頭が焼けるように痛い。
こんな痛みは定期テスト前日に仮眠のつもりが本格的に寝てしまい、
テスト最中に記憶を引っ張り出すため超集中した時でさえ感じた事は無い。
一度集中が切れればそこで失敗という緊張感もあいまってか、異常な疲労をしてしまった。
「少し、休んだ方がいいんじゃない? 顔色が悪いわ」
「確かに疲労はしたが、動けない訳じゃないからな・・・・・・
これ以上は時間をかけられないし、体を動かした方が気も紛れるさ」
「・・・・・・無理はしないでよ」
おそらく、崖登りに2時間程かけてしまっている。
体内時計が正確ならば、今は午前9時といったところか。
リリアも少しは寝ていたみたいだから、ここが頑張り所だろう。
『探索領域』を展開し直しつつ、俺たちはこの付近を調べ回る事にした。
レッサーワイバーンが死亡しているのを発見できたなら、後は帰還するだけでいいからだ。
しかし、焼け焦げた鱗はたくさんあるものの、肝心の本体が見付からない。
どうやらあの後はここから移動してしまったようだ。
「移動できると言う事は・・・・・・」
「あたしの魔術では、倒しきれていなかったのね」
「しかし全身火傷を負っていた筈だ、あまり遠くまでも行けないだろう」
どことなく気落ちした感じのリリアに励ますように言う。
実際にそうだろうから、嘘という訳でもないしな。
レッサーワイバーンの行動パターンを熟知している冒険者ならまだしも、
俺たちは駆け出しもいいところなので、何処に移動したかは分からない。
崖を登るという目的は達成したから、とりあえずはよしとしよう。
そう考え、洞窟の奥も軽く見回る事にした。
「そういえば、リリア。お前いつの間にか俺を名前で呼んでるな」
「悪かったわね、今度からしっかりあんたって呼んであげるわよ」
「いや、一言も悪いとは言って無いんだが。ただ、どういう心境の変化があったのかと」
「・・・・・・あたしにもよく分からないうちに、こうなってた」
やべえ、本気でこれフラグたってね? 俺の人生と等しい歴史を持つ記録が破られるんじゃね?
・・・・・・落ち着け、俺。すぐそういう思考に走ってしまうのがモテない高校生の特長なんだ。
少し冷静になれば、そんな素振りはなかったと、なかった、と・・・・・・?
「昨日の話になるが、崖を飛び越えた時何でぼうっとしてたんだ?」
「いきなり何よ、どうだっていいでしょ、そんなことは」
「悪い事したかと思って」
「はぁ、なら言うけど・・・・・・家族を思い出しただけだから、気にしないで」
「? 兄でもいるのか?」
「あたしに兄はいないわよ? お父様の事を考えていたわ」
俺は愕然とした。この様子だと頬を赤らめていたのに気付いてなかったようだが、
リリアは俺に背負われた際に父を思い出したと言うのだ。
ほぼ同年代だというのに、そんなに俺は老けているというのか。
つーかリリア、もしかしてファザコン・・・・・・? まあ、現実は厳しいということか。
しばらく進んでいると、『探索領域』に凄まじい害意が捉えられた。
形状を確認するにあのレッサーワイバーンのようだが、何故ここまでの害意が?
「そうか、あいつはリリアに全身火傷を負わされて!」
「あいつ? レッサーワイバーンが近くにいるのね!」
「ああ、準備しろ! 突進してくる!」
数秒後、洞窟の角から奇襲するように突進してきた。
奇襲とは言っても、存在に気付いていたのだから意味はないが。
しかし、焼け焦げた体にも関わらずかなりのスピードがある。
「少し使い方が違うが、火事場の馬鹿力みたいなものか? 厄介な・・・・・・」
俺はリリアを抱え、咄嗟にその場を飛び退く。
レッサーワイバーンは数秒前まで俺たちがいた場所に噛みつきを仕掛けるが、
見事に地面へ頭をぶつけ、盛大に自滅した。
奴は回避されたのが気に入らないのか自滅したのが気に入らないのか、こちらに咆哮してきた。
「いや、今のはあんたの自業自得でしょ・・・・・・」
「それが通じる相手じゃないしな」
見ると、やはり弱ってはいるらしく動きのあちこちに隙がある。
死に物狂いで攻撃してくるせいか、昨日遭遇した時のような俊敏さが無い。
翼を使ってこない程に冷静さを失っているようだ。
「人でも何でも、冷静さを失ってしまったら終わりだぞ」
伝わる筈もないが、再度突進してくるレッサーワイバーンにそう告げる。
そして、タイミングをあわせて俺の最大攻撃を放つ。
「もっと強く、もっと鋭く! 『ン・カイの闇』よぉ!」
ついさっき強打した部分に、カウンター気味に放たれた闇が直撃する。
人間とは比べ物にならない程の生命力を持つワイバーンでも流石に耐えられないようで、
意識を失って、突進の勢いをそのままに倒れ込む。
ここで勝負を決めるため、ナイフにありったけの闇を注ぎ、更に腕力自体も強化する。
走りよる最中に、奴は意識を取り戻しかけるが・・・・・・
「『強襲する土塊』! 悪いけど、眠っていなさい」
リリアの杖から放たれた岩石状に固まった土塊が直撃、またもや意識を失う。
その間に俺はレッサーワイバーンの目前に無事到着、地面を蹴り高く飛び上がる。
闇で強化されたナイフと、高められた腕力、そして重力。
これらの力を最大限に引き出しーーーーーー
「喰らえ!!」
レッサーワイバーンの首筋、表皮が薄い場所に向け急降下しつつ強化ナイフを振りおろす。
返り血が吹き出し、俺を赤く染める。
切断しきる事は出来なかったが、首の半ばまで切り裂いている。討伐は成功だろう。
念のため、強化ナイフをノコギリのように使い、完全に切断する。
一度崖に突き落とされ、殺されかけた強敵だが何とか倒すことができた。
「生き物殺しといて言うセリフじゃないかもしれないが、感無量だな」
俺は嬉しそうに近寄ってくるリリアと互いの無事を祝いあうのだった。
何とか洞窟からもその日の内に脱出し、ルガーラに帰る馬車の中、俺たちは会話していた。
「記憶がないから自分の素性もよく分からない? 大変ね、タツキも・・・・・・」
結局、リリアにも記憶喪失で通す事にした。本当の事情を話す訳にはいかないし。
「まあ、何とかそれなりにはやっていけるけどな。後、スキルについてなんだが・・・・・・」
「分かってる、誰にも言わないわよ。冒険者として名を上げてからならまだしも、
今それが広まったら、絶対に妬む人が出てくるわ」
「有り難う、助かる。まあ、実力つけてからでも妬む奴は妬むと思うんだけどな。
そういや、リリアは何で学生なのに冒険者になってるんだ?」
「カリキュラムに実習試験があって、冒険者として最低Dランクになる必要があるの。
1、2年間という結構長い期間だから、真面目にやればそこまでいくのは簡単だけど、
出来る限り上のランクを目指そうと頑張る人は多いわ。
あたしも、Bランクにはなろうと思ってる」
「すげえ話だ・・・・・・でも、死んじまったら意味無いだろ?」
「魔術師は基本的に命懸けの職業に就くことが多いから・・・・・・
古いマジックアイテムの研究者とか、国軍の戦闘魔術師、冒険者もそう。
だから、その予行演習でもあると思う」
「へぇ・・・・・・死なない程度に頑張れよ」
「あー、それで、なんだけど・・・・・・」
「? 何だ?」
「タツキが良ければ、あたしとこれからもパーティ組んでくれないかな?
会ってから全然時間立ってないけど、性格的にも安心出来るし、心強いんだ。
上級魔術も使えるみたいだけど、安定した魔術師もいて損は無いと思う」
「気付いていたのか・・・・・・まあ、リリアの方に問題が無いなら俺は構わないぞ」
確かに、魔力量の多いリリアなら安定して魔術を使用可能だろう。
いくら俺が効率良く魔術を使えると言っても、魔力量が少ないから限界は早い。
依頼も人が多い方が達成しやすいだろう。
「本当に!? ありがとう! あたし、がんばるよ!」
・・・・・・しかしまあ、初対面とは印象が全然違うな。
そう告げると、嬉しい時に嬉しがる事の何が悪い、と返されたが。
ともあれ、レッサーワイバーンの討伐に成功し、更なる経験を積めた。
翼竜型モンスターとしては登竜門のような存在らしいので、まだまだこれからだろうが、
レッドリザードとも違う、いかにもファンタジーなモンスターを倒すことができ、嬉しい。
最近は切り詰めた生活をしていたが、リリアと2人でささやかな祝勝会でもしようか。
そんな事を考えつつ、騒がしいながらも楽しい会話を続けるのだった。
これを読んでくださっている皆さんに質問があるのですが、
今のままで投稿するか、(スピード重視、文少なめ)
書きためて投稿するか、(文章量を重視、スピード遅め)
どちらがいいでしょうか。意見を聞かせてください。
なければマイペースで投稿していきますが・・・・・・