仕合わせ
あなたにもしものことがあっても
わたしは側にかけよってはいけない
心を配るように魂をくだいて
悲しむように歌をうたう
そんなことしかできない
そんなことはできる
けど
あなたにまだ貰えてない手紙が
あるんだよ
ペンと紙を、
机に置いたままどこにいったの
戻っていらっしゃいな
ポストの中を何度も見てしまう私を
あなたはどこから見て笑っているの
それとももうさようならなの?
心が張り裂けそうだよ
この心を縫い合わせてよ
あなたのペンでその指先で
仕合わせにして