表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

500/592

8-3「お・そ・い〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰……!」(3P)




「…………シャルルは…………



 …………幼き頃から…………



 …………殿方を…………



 …………前にすると…………



 …………緊張…………



 …………してしまって…………」




 すぅ。


 うるうる。


 くすん。


 るるる。


 ぽっ。




「…………おはなし…………



 …………できない…………



 …………のです…………」

「そうだったんですか」


 



 はう。


 ふう。


 うるる。


 くすん。




「…………それを…………



 …………懸念された…………



 …………お父様が…………」

「お父さまが?」



「…………シャルルを…………



 …………まもるため…………



 …………お屋敷から…………



 …………殿方を……」

「殿方をっ?」




「…………遠ざけたの…………



 …………ですが…………」

「遠ざけたんですねっ? はいっ!」




「…………おかげ様で…………



 …………大人になっても……



 …………恥ずかしくて……!」

「────だと思いました!(なるほどっ??)






「…………ひとさまと…………




 …………お話しするのも……




 …………大変……で…………」

「それはそれは! おいたわしい!」

(お・そ・い〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰……!)



 

 喉から飛び出そうになる言葉をなんとか押し潰し、ミリアは間髪容れずに相槌を打ちまくっていた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ