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3-13「あっあっ、んっんっ。」(1P)
「────んっ。」
昼。
「────アッ。」
声。
「あっ。
あっ。
ん……っあっ……!」
ミリアのそれと
「…………へえ、もっと?」
エリックのそれが
「あっ。あっ……!?
やだっ……!
ああっ、あっ?
あっ。あっ。
んっ……あぁっ。」
「…………ミリア……これは?」
────店内に響く。
彼女の声は焦り上ずり
「あっ! あっ! やだっ。
ちょっ……、とっ
まっ……てっ!」
「…………もう少し、入れようか? ほら」
彼の声は、余裕そのもの
はあはあとした息遣い
篭る熱気に 滴る汗
「あっ、やだっ! だめっ
あっあっあっあっ。」
「ダメって言われても……君が求めたんだろ?」
彼のそれには、加減がない。
耐える彼女の表情は、真っ赤に紅潮し────